メルカリ便を発送する際にコンビニのレジで手早く発送できればいいのですが、レジが混雑していると時間がなくて困ってしまうこともあるかもしれません。そんなときはぜひ、メルカリポストを利用してみましょう。
メルカリポストは、無人のメルカリ投函ボックスです。メルカリアプリのQRコードを使って簡単に発送ができるので、設置場所が続々と増えているメルカリの新しいサービスです。
ここでは簡単で便利な、メルカリポストについて解説をしていきます。
メルカリポストとは
引用:「メルカリポスト」とは
メルカリポストは、メルカリが新たに開始した非対面型の発送サービスです。発送伝票の作成から発送まで、セルフで簡単に行える新しいタイプの発送方法で、発送時にコンビニや郵便局の受付に並ぶことがありません。商品とスマホがあればひとりで発送手続きができ、気兼ねなく商品を送ることができます。
メルカリポストの使い方
メルカリポストを利用できるのは「らくらくメルカリ便」のネコポスと宅急便コンパクトのみです。ほかの発送方法では送れないので、注意しましょう。
メルカリポストの使い方は、アプリから簡単に設定できます。
- ネコポスまたは宅急便コンパクトで発送できる商品を出品する際に、「らくらくメルカリ便」に設定しておきましょう。
- 商品が売れたら商品を梱包し、メルカリポストへ。
- 取引画面の「らくらくメルカリ便で発送する」から「メルカリポストから発送」を選択します。
- 送る商品のサイズ、ネコポスまたは宅急便コンパクトを選択します。
- QRコードを作成し、メルカリポストにあるQRコードリーダーに読み込ませます。
- 送り状が自動で印刷され、投函口が開きます。
- 荷物に送り状を貼り付け、投函口へ入れます。
- トビラを手で閉め、アプリの発送通知ボタンを押せば発送終了です。
メルカリポストの配送方法
メルカリポストで扱えるのは、配送料金があらかじめ決まっているネコポスと宅急便コンパクトの2種類のみ。ここではネコポスと宅急便コンパクトの特徴を解説します
ネコポス
最大タテ31.2cm × ヨコ 22.8cm × 厚さ 3cm、重さ1kg以内の商品を送るときに適しているのがネコポスです。おおよそ、A4サイズの封筒に入るサイズで1kg以内であれば送れると考えて大丈夫でしょう。薄手の雑誌やアクセサリー類、CDやDVDを送るときに便利です。
配送料金も全国一律210円と格安なので、小さいサイズの商品を送るときにはネコポスの利用をオススメします。
ネコポスは最小でタテ23cm×ヨコ11.5cmと、このサイズより大きくなければ送ることができません。カードやアクセサリーなど小さすぎる商品を送るときには注意が必要です。
宅急便コンパクト
別売り(70円)の専用ボックスを利用して送る宅急便コンパクトは、全国一律450円で配送ができます。厚みがあるボックス型の「宅急便コンパクト専用BOX(外寸:縦25cm × 横20cm × 厚さ5cm)」または封筒型の「宅急便コンパクト専用薄型BOX(外寸:縦24.8cm × 横34cm)」の、2種類に商品を梱包して送ります。
薄手の洋服やコスメ、スマホなどのデジタル機器を送る際には薄型BOX、厚手の雑誌を送るには薄型BOXと用途によって使い分けられます。
メルカリポストの設置場所
メルカリポストは現地時点では首都圏などを中心に、ドラッグストアやスーパー、駅構内などに設置されています。2022年6月の時点で全国1000カ所に設置がされていますが、今後は設置場所を拡大する計画がされており、2024年までに8000カ所が予定されています。
メルカリポストの設置場所は、メルカリアプリの「メルカリポスト設置場所一覧」や「近所のメルカリポストを探す」から検索できるので、近くにあるかチェックしてみてください。
メルカリポストの注意点
気兼ねなくメルカリを送ることができるメルカリポストですが、非対面であることから、いくつかの知っておくべき注意点があります。発送トラブルを避けるためにも、必ず注意点を確認しておきましょう。
配送が限定されている
前述しましたが、配送できるのはネコポスと宅急便コンパクトのみです。これ以外の配送方法では送ることができません。まちがって「ゆうゆうメルカリ便」で設定した商品や、サイズのあっていないものを送ったりしないよう、注意が必要です。
投函上限を超えていると発送できない
投函口は少し広めに作られていますが、必ずサイズを確認し、規定を守って投函しましょう。とくに注意したいのが、厚みです。ネコポスは3㎝以内と決まっていますが、ちょっと厚めの雑誌や洋服を入れると、3cmを超えてしまいます。きっちり3cm以内に収まるように梱包しましょう。また宅急便コンパクトも、封が出来ていても、箱が盛り上がっていたり、封筒を立体的に使って厚さが5cmを超えていたりすると送れません。
ポスト投函後は開けられない
メルカリポストは投函したあと、ポストを開けることはできません。複数の商品を送る際に、間違って送り状を貼り付けてしまった、送り状を貼り付けないで投函してしまったといったトラブルがあっても、その場でポストから取り出すことができないので注意が必要です。もし、上記のようなトラブルが起きてしまったときには、メルカリポストに貼ってあるQRコードから問い合わせをしましょう。
送った荷物は集荷のタイミングで遅くなる
メルカリポストの集荷時間は、設置場所によって違うので、いつ集荷されるのか未定です。早めに配送してもらいたいのであれば、できるだけ早めにメルカリポストに投函することをオススメします。どうしても集荷のタイミングを知りたい場合は、設置されている場所の店員さんまたは、集荷先の配送センターに聞いてみましょう。
控えがない
コンビニや郵便局の窓口で発送する際には送り状の控えやレシートを受け取るのですが、メルカリポストからの発送では送り状の控えがありません。そこで、送り状の控えの写真を、スマホで撮っておくことをオススメします。配送トラブルがあった際に、どこのメルカリポストからいつ送ったかなど、発送時の証明となるからです。トラブル回避のために、メルカリポストで送るときは送り状の写真を撮る、と覚えておきましょう。
メルカリポストがいっぱいだと送れない
メルカリポストの中には約20個までしかはいりません。なのでポストがいっぱいになっていると発送を受け付けてもらえません。その場合は、別のメルカリポストから発送する必要があります。
複数個の発送がある場合は、メルカリポスト以外の発送方法も考えておいた方が良いでしょう。
割れ物投函に注意!
メルカリポストは、投函口から下へ向かって荷物が落ちるので割れ物や精密機器を発送する時には注意が必要です。緩衝材を入れてしっかりと梱包するか、破損回避のために、メルカリポスト以外の発送方法を選択したほうがいいかもしれません。
まとめ
メルカリの発送をセルフで行えるメリットは、なにより混雑時のレジや受付に並ばずに送れることです。また、対面で手続きをするのが苦手という人も、メルカリポストなら気軽に発送できます。今後、設置場所もどんどん増えていくので、ぜひ便利なメルカリポストを利用してみましょう!
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