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パンケーキとホットケーキの違いとは?レシピもあわせて解説!

「パンケーキとホットケーキは、どのような違いがあるのか」と思っている人は多いでしょう。
パンケーキとホットケーキの見た目は似ていますが、販売している商品や店舗によって呼び名が変わることもあります。この記事では、パンケーキとホットケーキの違いがあるのかどうか、詳しく解説します。パンケーキとホットケーキ、それぞれのおすすめレシピも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

パンケーキとは

パンケーキは小麦粉、卵、牛乳または水、砂糖などを混ぜて作った生地を、平らなフライパンや鍋で両面を焼いた料理です。
アメリカのパンケーキは一般的に薄く、直径10~20cm程度の大きさで、複数枚を重ねて提供されます。
焼き上がったパンケーキには、メープルシロップやバター、フルーツなどをトッピングとして加えて食べることが多いです。
デザートとして食べるほかにも、甘さを控えめにして、食事として食べることも好まれています。
パンケーキは歴史ある料理で、その起源は古代時代にまで遡ります。
紀元前5世紀頃の古代ギリシャにおいては、小麦粉、オリーブオイル、蜂蜜、お酒を混ぜて焼いたパンケーキに似た食べ物が存在していました。
そのあと中世のヨーロッパでは、パンケーキは祭りや記念日の食べ物とされ、特にキリスト教では「パンケーキデー」で食されていました。
アメリカのパンケーキの歴史は、初期の開拓者たちがヨーロッパから持ち込んだレシピをもとに始まったとされています。
それらのレシピは次第にアメリカ独自のものへと発展し、19世紀には現在のような小麦粉、卵、牛乳を用いたレシピが広まりました。
さらに、20世紀に入ると、インスタントのパンケーキミックスが開発され、家庭でのパンケーキ作りが一般的となり、現在でも多く食されています。

ホットケーキとは

「ホットケーキ」は、日本独特の表現で、アメリカのパンケーキと基本的には同じものを指します。
ただし、日本で売られているホットケーキミックスを使って作るホットケーキは、アメリカのパンケーキよりも少し厚みがあり、ふっくらとした食感が特徴です。

日本のホットケーキは、20世紀後半から普及し始め、家庭で手軽に作れる甘いおやつとして人気を集めています。


ホットケーキブームの先駆けとなったのが、1957年に発売された「昭和のホットケーキの素」です。
続いて翌年には「昭和ホットケーキの素 ゴールド」も発売されました。
1960年には、粉末メイプルシロップを添付した「昭和ホットケーキの素 粉末メイプルシラップ付」も登場し、パンケーキブームとなりました。

パンケーキとホットケーキに大きな違いはない

ホットケーキとパンケーキは、両方ともフライパンや鍋で焼く形状の似た料理で、材料にも大きな違いはありません。
しかし、それらは地域や文化によって異なる特徴を持つこともあります。
日本でいう「ホットケーキ」は、熱いケーキといった意味で、日本独自の呼び方です。
そのため海外で「ホットケーキ」と伝えても通じないでしょう。
パンケーキは「パン(底の平らな鍋)で焼いたケーキ」の総称で、ホットケーキもパンケーキの一種と言えます。
このように海外での呼び方の違いのみであり、同じ主成分の食べ物となります。
日本ではホットケーキとパンケーキは似たようなものと考えられ、明確に区別されているわけではありません。

パンケーキ・ホットケーキのレシピ

おすすめのパンケーキとホットケーキのレシピを紹介します。
どちらのレシピも簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。

ふわふわパンケーキ

材料(1人分)

  • ホットケーキミックス
  • 50g(油脂分が含まれていないタイプ)
  • 卵黄L 2個
  • 牛乳 大さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • 薄力粉か強力粉 15g
  • グラニュー糖 大さじ2
  • 熱湯 大さじ1/2~1
  1. ホットプレートを保温程度の弱で温めスタートし、お湯を沸かしておく。
  2. 卵を卵黄と卵白に分ける。卵白は冷凍庫で冷やしておく。
  3. ボウルに卵黄2個、牛乳大さじ1を加え泡立て器で混ぜ、薄力粉または強力粉を加えさらに泡立て器でよく混ぜる。
  4. 別のボウルに冷えた卵白とグラニュー糖、片栗粉、レモン汁を加えハンドミキサーで泡立てる。グラニュー糖は3回に分けて角が立つように固めのメレンゲを作る。
  5. パンケーキ生地にメレンゲを1/3ずつ加え、ゴムベラで全体が馴染むよう、底からすくい上げるように混ぜる。混ぜ過ぎないように注意し、メレンゲが少し残るようにしておく。
  6. ホットプレートに薄く油を塗り、おたま1〜1.5杯分の生地を山のように盛る。
  7. 熱湯大1/2~1を加えて蓋をし、弱火で蒸し焼きにする。水分を蒸発させるようにときどき傾けて焼く。
  8. 底に焼き色がついたらフライ返しで優しく返し、7をもう一度繰り返す。
  9. 側面をフライ返しで触り、生地が付着しなければ完成。

お好みでバターやはちみつ、カスタードクリームなどを添えるのもおすすめです。

定番ホットケーキ

材料
(直径14cm3枚分)

  • 薄力粉 1カップ(約100g)
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • 砂糖 40g
  • 卵 1コ
  • 牛乳 100ml
  • サラダ油 14g
  • メープルシロップ お好みの量
  • バター 少量
  1. ボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる。
  2. 別のボウルに卵・砂糖・牛乳・サラダ油を加えて泡立て器で混ぜる。
  3. 1に2を注ぎ入れ、泡立て器でゆっくりと、底からすくい上げるように混ぜる。強く混ぜすぎると、ホットケーキが硬くなるため、注意する。
  4. キッチンペーパーにバター少量を薄くしみ込ませ、フライパンの底と側面を拭く。
  5. お玉1杯分の生地を流し入れ、蓋をして中火にかけて1分間焼く。
  6. 弱火にして3分間焼く。表面にプツプツと穴があいてきたら裏返し、裏に焼き色がついたら完成

バターが多いと表面が焦げやすくなるため、フライパンに塗るバターは薄く塗りましょう。
バターを薄く塗ることで、焼きむらがなく火が通ります。
完成したあとは、バターを乗せてメープルシロップをかけて食べることが一般的です。

まとめ

パンケーキとホットケーキは、材料や作り方に大きな違いはありませんが、地域や文化によって特徴が異なります。日本でいう「ホットケーキ」は、日本独自の表現であり、海外では通じません。
「パンケーキ」は、「パン(底の平らな鍋)で焼いたケーキ」の意味となり、広義にはホットケーキも含まれます。
パンケーキとホットケーキの主成分は同様ですが、レシピや調理法によって出来上がりは異なります。
紹介したレシピのパンケーキは、ホットケーキミックスを使用し、ふくらみが大きい特徴があります。
対して定番ホットケーキは薄力粉を使用した調理法となり、平たい形が特徴的です。
決まりや定義は特にないため、ホットケーキはパンケーキの一種と覚えておくとよいでしょう。

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