一部の自治体では、スマホを不燃ゴミとして回収していません。本記事では、スマホの正しい捨て方を解説しています。ゴミに出す方法以外の手段も紹介しているので、参考にしてください。また、スマホを売って処分したい人向けに、梱包方法や発送方法も紹介しています。いらないスマホがある人や、バッテリーの捨て方を知りたい人にもおすすめです。
スマホの捨て方6選
スマホの捨て方に悩んでいる人も少なくありません。スマホを不燃ゴミで捨てられるかどうかは、住んでいる自治体の規定によって異なります。
不燃ゴミにスマホを出すことを禁止している自治体もあるため、気をつけましょう。
また、回収業者に頼んだり、リサイクルショップ・フリマアプリで売ったりする方法も検討してみてください。
不燃ゴミ
一部の自治体ではスマホを不燃ゴミとして処分できます。
不燃ゴミの日に捨てるだけでよく、また、回収もおおむね無料で行ってくれるため、手軽な捨て方を探している場合にはおすすめです。
処分可能な自治体に住んでいる場合は、利用してみてください。
なお、どの自治体であっても、燃えるゴミでスマホを捨てるのは厳禁です。
スマホのバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池が原因で、ゴミ収集車や工場で火災が発生したり爆発が起こったりする可能性があります。
不用品回収業者
不用品回収業者にスマホ回収を依頼するのも、ひとつの方法です。
ただしスマホ1台だけだと処分費用が高額になりがちなので、他の家電や家具の回収を依頼した時に一緒に頼むのがおすすめですね。
また、スマホ専門の回収・処分業者を利用するのも一考です。
破砕処理ができる業者であればデータを完全消去できるため、個人情報流出の危険も減ります。
小型家電回収ボックス
公共施設やスーパー、家電量販店などに設置された小型家電回収ボックスも、スマホを処分する時に使えます。
回収ボックスにそのままスマホを入れるだけと捨て方が簡単なことに加え、無料で回収してもらえるのがメリットでしょう。
小型家電回収ボックスがどこに設置してあるかは、自治体のホームページで確認できます。
リサイクルショップに持っていく
まだ綺麗なスマホや、新しいスマホであれば、リサイクルショップで売却するのも一考です。
店舗によってはデータ消去サービスを行っている場合もあるため、セキュリティが心配な場合も安心です。
マニュアルや箱、ケーブルなど付属品があるとより高値で売れます。
下取りしてもらう
携帯電話ショップや家電量販店の中には、機種変更時に古いスマホを下取りしてくれるところがあります。
下取り料金は、新しいスマホ購入時の割引に使えたり、ポイント還元されたりすることが多いでしょう。
また、古いスマホを無料で回収している店舗もあります。
データ移行サービスが使えるところもあるので、確認してみるといいでしょう。
フリマに出す
人気メーカーのスマホや綺麗なスマホであれば、フリマアプリに出品するのもおすすめです。
機種や状態によっては数千円から数万円ほどで売れる場合もあるため、利用してみてください。
ただしデータ流出の危険もあるため、スマホを正しく初期化することが大切です。
さらにメルカリを使う場合は、後述の出品条件の確認も忘れないようにしましょう。
スマホをメルカリに出すポイント
スマホをメルカリで出品する際は、事前に出品の注意点や梱包方法や発送方法をあらかじめ確認しておく必要があります。
トラブルを避けるためにもよくポイントを押さえておきましょう。
出品時の事前確認
メルカリでスマホを出品する際は、以下の条件に当てはまっているか確認する必要があります。
出品方法によっては商品が削除されてしまうケースもあるため、気をつけてください。
条件の詳細な確認手順は、メルカリのヘルプセンター(https://help.jp.mercari.com/guide/articles/399/)に掲載されています。
・ネットワーク利用制限が「◯」か「ー」になっている
・端末が初期化されている
・SIMカードが取り外されている
梱包方法
スマホは精密機械なので、水濡れ・衝撃対策して梱包する必要があります。
ダンボールに「こわれもの」と記載することも忘れないようにしましょう。
梱包に使う資材
・プチプチやエアキャップなどの気泡緩衝材
・粘着テープ
・ビニール袋
・ダンボール
・クッション緩衝材や紙緩衝材などの隙間用緩衝材
梱包手順
- スマホ本体や付属品をひとつずつ気泡緩衝材で包み、粘着テープで緩衝材がずれないよう固定する
- ビニール袋にスマホや付属品を入れ、水濡れしないようテープで封をする
- 配送用のダンボールに、梱包したスマホや付属品を入れる
- ダンボールの隙間に緩衝材を入れ、スマホや付属品が動かないようにする
- ダンボールの蓋を閉め、目立つ場所に大きく「こわれもの注意」と記載する
発送方法
メルカリでのスマホの発送には、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便の利用がおすすめです。
いずれも配送時のトラブルに対応してくれるため、精密機械であるスマホの発送にはぴったりでしょう。
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸の連携サービスです。
スマホの送付には、宅急便コンパクトか宅急便60サイズの利用がおすすめです。
発送は、ヤマト営業所の他、 セブン-イレブン、ファミリーマート、宅配便ロッカーPUDOから行えます。
配送種別 |
サイズ |
重量規定 |
料金(全国一律)※ |
---|---|---|---|
宅急便コンパクト |
20cm×25cm×5cmの箱に入るサイズ |
なし |
450円 +専用箱代70円 |
宅急便(60サイズ) |
3辺の合計サイズが60cm以下 |
2kg以下 |
750円 |
(※)集荷の場合は+100円
ゆうゆうメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便は、メルカリと日本郵便の連携サービスです。
スマホほどの大きさであれば、ゆうパケットプラスも利用できるでしょう。
発送は郵便局、ローソンから行えます。
配送種別 |
サイズ |
重量規定 |
料金(全国一律) |
---|---|---|---|
ゆうパケットプラス |
24cm×17cm×7cmの箱に入るサイズ |
2kg以下 |
455円 +専用箱代65円 |
ゆうパック(60サイズ) |
3辺の合計サイズが60cm以下 |
25kg以下 |
750円 |
スマホを処分する際の注意点
スマホを捨てたり売ったりする際には、知っておきたい注意点があります。
トラブルを避けるためにも、あらかじめ確認しておきましょう。
バッテリーは種類や自治体によって捨て方が変わる
スマホの捨て方と同様、バッテリーの捨て方も自治体によって異なります。
先述の通りリチウムイオン電池が内蔵されている場合があるのが、その理由です。
リチウムイオン電池は扱いを間違えると、火災や爆発の原因となるケースがあります。
そのため、各自治体ではその処分方法をホームページで公開しています。
ホームページを見ても分からない場合は自己判断せず、必ず自治体に相談してください。
また、不要になったバッテリーは、家電量販店や携帯電話ショップで回収しているケースがあります。
一度、近隣店舗に相談してみるといいでしょう。
データが残っていれば流出の可能性もある
スマホを処分するときに気をつけたいのは、データの流出です。
スマホをそのまま捨てると、SNSのアカウントやクレジットカード情報、登録してある他人の携帯電話番号や名前などが分かってしまう可能性もあるため、十分留意しましょう。
スマホを捨てる前には、専用ソフトを使って削除したり業者に依頼したりすると安心です。
なお、破損したスマホでもデータの抜き出しができる場合があります。
心配な場合は、目の前で粉砕処分してくれる業者に頼むのがおすすめです。
スマホを梱包するおすすめ資材
スマホをメルカリで販売する際には、あらかじめ梱包に適した資材を準備しておくのがおすすめです。
ダンボールワンでは、スマホの梱包にも便利な資材を多数そろえているので、ぜひチェックしてみてください。
◆プチプチ平袋 d37L(文庫本サイズ・3層品)
扱いやすい袋タイプのプチプチです。
両面がフラットになっており、スマホの出し入れもスムーズです。
◆【ネコポス】宅配ビニール袋(B5サイズ)
水に強い宅配ビニール袋です。
強力粘着テープ付きなので、スマホの梱包も簡単にできます。
◆【両面はっ水】宅配60サイズ・N式ケース(A5サイズ)
コンパクトサイズで扱いやすい、宅配60サイズ対応のダンボールです。
両面はっ水タイプなので、水濡れが心配なスマホの発送にも便利です。
◆【耐水ポリ】クッション封筒(小物用サイズ)
耐水性・緩衝性が高いクッション封筒です。
封は不正開封の跡がすぐわかるタイプなので、安心してスマホを送付できます。
まとめ
スマホを捨てる際には、住んでいる自治体の処分方法をよく知ることが大切です。
不燃ゴミでスマホを捨てられない場合は、携帯電話ショップや家電量販店などに引き取ってもらったり、不用品回収業者に回収してもらったりする方法もあるため、自分に適した手段を選んでください。
また、綺麗なスマホや最新型のスマホは、リサイクルショップやフリマアプリで売却するのもおすすめです。
発送方法やデータ流出に気をつけながら、利用するといいでしょう。
ダンボールワンではスマホを発送するときにも便利な梱包資材を多数そろえています。
ぜひチェックしてみてください。