佐川急便の荷物を営業所止めにするには?受け取り方や変更方法も解説
佐川急便では、佐川急便の営業所で荷物を受け取ることができます。荷受人の住所を知らなくても配送できる点や、都合のいいときに受け取りに行けるメリットがあります。ここでは、佐川急便で営業所止めができる荷物と料金、営業所止めにする方法、荷物の受け取り方、輸送途中で営業所止めに変える方法を解説します。
佐川急便では、営業所で荷物を受け取れます。営業所止めと呼ばれるサービスで、荷受人の住所を知らなくても配送できる点や、都合のいいときに取りに行けるメリットがあります。
しかし、営業所止めで荷物を送るには指定されたやり方と、荷物を引き取る前の確認が必要です。
ここでは、佐川急便で営業所止めができる荷物と料金、営業所止めにする方法、荷物の受け取り方、輸送途中で営業所止めに変える方法を解説します。
佐川急便の営業所止めとは
営業所止めとは、指定の営業所で荷物を受け取れるサービスです。一般的に荷物の届け先は個人宅ですが、営業所止めにすることで住所を明かさずに配達ができます。
また、配達のために在宅し続ける必要もなく、都合のいいときに営業所で荷物が受け取れるサービスです。
佐川急便の営業所止めができる荷物と料金
営業所止めは法人利用も個人利用も可能で、追加のサービス料もかかりません。
しかし荷物のサイズは限られているので、営業所止めができる荷物の種類と料金を解説します。
飛脚宅配便
飛脚宅配便は、佐川急便のメイン商品です。3辺合計160cm以内、重量30kg以内の荷物は営業所止めができます。
飛脚クール便の場合は、3辺合計140cm以内、重量30kg以内までです。
なお、貴重品向け配達のセーフティサービスも、高さ34cm以内、幅54cm以内、奥行39cm以内、かつ重量30kg以内までなら営業所止めが可能です。
セーフティサービスを利用すると、営業所での保管も貴重品室に置いてくれるので安心です。
飛脚ラージサイズ宅配便
飛脚宅配便より大きい荷物は、飛脚ラージサイズ宅配便として営業所止めができます。
ラージサイズ宅配便は3辺合計260cm以内、重量50kg以内までの荷物です。
飛脚航空便
航空機を利用する飛脚航空便も営業所止めができます。
飛脚航空便は、航空機で輸送することで遠隔地でも早く配達できるサービスです。サイズ規定は飛脚宅配便、飛脚クール便と同様です。
飛脚ラージサイズ航空便
飛脚ラージサイズ航空便も、営業所止めができます。
飛脚ラージサイズ航空便は大きい荷物向けの航空輸送サービスです。サイズ規定は飛脚ラージサイズ宅配便と同様です。
佐川急便の営業所止め利用方法
営業所止めで荷物を発送する方法は以下の通りです。
- 飛脚宅配便か飛脚航空便の送り状を用意する
- 営業所受取サービスシールを荷物に貼る
- 営業所で受け取りたいことをドライバーに伝える
伝票の書き方
営業所止めにしたい場合は、お届け先欄に「佐川急便〇〇営業所止め」と記入します。
営業所の住所も受取人の住所も書く必要はないですが、荷受人(受け取りに行く人)の氏名と電話番号は忘れずに記入しましょう。
また、品名欄には具体的な内容物と、必要であれば注意事項も記載します。
佐川急便の営業所止めにした荷物を受け取る方法
営業所止めにした荷物を受け取るためには、いくつか注意点があります。
- 営業所から荷受人への連絡はない
- 保管期間は荷物が到着してから7日間まで
- 荷物を受け取るときには身分証(免許証、保険証など)が必要
- 各営業所の「営業所受取サービス受付時間」内に取りに行く
もっとも注意すべきことは、営業所からの連絡がないことです。
そのため、問い合わせ番号から荷物の追跡を行い、営業所に届いたら荷受人が自発的に取りに行く必要があります。
到着に気がつかず放置していると、8日目に発送人の元へ差し戻されてしまうので注意しましょう。
輸送途中で佐川急便の営業所止めにするには
荷受人は荷物の届け先を営業所止めに変更できます。
まず、配達予定エリアの営業所へ電話をかけます。次に、送り状記載の「お問い合せ送り状NO.」を言い、営業所受け取りに変更したい旨を伝えましょう。
まとめ
営業所止めとは、宛先に「佐川急便〇〇営業所止め」と書くだけで、指定の営業所で荷物を受け取れるサービスです。追加のサービス料はかからず、荷受人の住所を知らなくても荷物が送れます。
佐川急便の営業所止めができる荷物の種類は飛脚宅配便(クール便含む)、ラージサイズ宅配便、飛脚航空便、ラージサイズ航空便です。
ただし営業所から荷受人への連絡はないため、問い合わせ番号から荷物状況を追跡する必要があります。また、引き取る際には荷受人の身分証明書も必要です。
そのため、発送人と荷受人は送り状記載の「お問い合せ送り状NO.」を共有するようにしましょう。