人気フリマアプリ「メルカリ」では、数多くのファッションアイテムを取り扱っています。ブランド物からハンドメイド、エコバッグなどのカバン・バッグ類は人気のアイテムです。ここでは出品したバッグが売れたときの梱包方法について解説します。

メルカリでバッグを送るまえの準備

出品したバッグが売れたら、発送の準備をしましょう。まずはバッグの状態を確認し梱包材を用意します。中古品の場合、バッグの中に何も入っていないかをしっかり確認しておきましょう。

 

バッグの状態をチェック

梱包をする前に必ず、出品時と同じ状態かどうかを確認しましょう。出品後についた傷はないか、出品時に伝えていなかった汚れや傷はないかをチェックします。とくにブランドバッグの場合は、高額で取引をすることもあるので入念なチェックが必要です。もし新たな傷や汚れを見つけた場合は、すぐに購入者に連絡して状況を説明しましょう。購入者が納得のいく形で、取引を進めます。

 

梱包材を用意する

配送時に水濡れしないよう、水濡れ防止用のビニール袋や緩衝材、発送用の袋やダンボールを用意します。革製のハンドバッグやポーチなどは、型崩れを防止するためにもダンボールでの発送がオススメです。

ダンボールワンではバッグの梱包にぴったりな資材を豊富にご用意しております。

メルカリでバッグを送るときの梱包方法

さまざまな大きさや形があるバッグは、それぞれにあわせて梱包する必要があります。ここでは梱包する際の注意点を解説します。

1. バッグの中に緩衝材をいれる
   立体的なバッグの場合、型崩れ防止のためにバッグの中に緩衝材を入れます。プチプチや発泡緩衝材がオススメですが、まるめた新聞紙でも大丈夫です。ただし新聞紙の場合、インクの汚れがバッグの内側についてしまう可能性があるので、ビニールなどに入れた状態でバッグの中に入れましょう。
2. 壊れやすい部分の保護
   持ち手や金具部部分は配送時に傷がついてしまうこともあるので、プチプチやシート状の緩衝材で保護をしましょう。飾りボタンや付属のチャームなどは、取り外しができるのであれば取り外して別途梱包します。取り外しできない場合は、プチプチなどで保護しましょう。
3. バッグを緩衝材で保護する
   バッグ本体も緩衝材で包んで保護しましょう。とくに革製品の場合は、傷がつかないようプチプチやシート状の緩衝材でしっかり包み、箱や袋の中で本体がこすれないように気をつけます。
4. 防水できる袋に入れる
   革製品、布製品に水は大敵です。濡れてしまうと、シミになってしまうこともあるので、しっかり防水できる袋にいれて、水濡れを防ぎましょう。封のできる封かんテープの付いたOPP袋や、宅配用のビニール袋がオススメです。
5. 発送用の袋か箱に入れる
   発送用に用意した袋またはダンボールに入れて、しっかりと封をすれば発送準備が完了です。

 

メルカリでバッグを梱包するときの注意点

購入者とトラブルなくやりとりするために、バッグを梱包する前にいくつかの注意点を確認しておきましょう。

 

バッグの持ち手を固定

ハンドバッグやブリーフケースのような持ち手が動くタイプのもの、またショルダーバッグのショルダー紐が金具でつながっているタイプのものは、配送中に動いて、バッグ本体を傷つけてしまう可能性があるので、持ち手や金具が動かないよう緩衝材で包んだ後に固定しておくといいでしょう。もし取り外しができるのであれば外して、別で梱包しましょう。

 

折り畳まないこと

布製のトートバッグやリュック、エコバッグなどはできるだけ折り畳まないで梱包しましょう。折り畳んでしまうとしわがつきやすく、購入者の手元に届いた後、なかなかしわが取れないとなると、評価が下がる可能性があります。できるだけ、広げた状態で梱包し、配送時に折り曲げられないよう厚紙やダンボールを入れて発送しましょう。
送料を安くするために、できるだけ小さく畳んで送りたい場合は、出品時に必ず折り畳んで発送することを記載しておきましょう。

 

ダンボールに入れるほうがよい

バッグをきれいに送るには、やはりダンボールに入れて送るのがベストです。紙袋で送ることもできますが、水濡れなどを考えると、ダンボールがいちばん安全に送ることができます。傷防止のために緩衝材をしっかり入れて、ダンボール内でバッグが動かないようにすることも大事です。

 

バッグをメルカリで送る方法

メルカリでバッグを送るにはいくつかの発送方法があります。バッグのサイズや送料を考え、どの方法で送るのがいちばん最適なのかを選択してください。

 

定形外

日本郵便の定形外郵便では長辺60cm以内かつ、3辺の合計が90cm以内、重さ4kg以内までの商品を送ることができます。大きさ、重さによって料金が変わり、比較的安価な料金で送ることができます。小さなサイズのバッグを安く送りたいときに利用されることが多いようです。ただし補償や追跡サービスがついていないので、高額商品の発送には向いていません。

 

レターパック

レターパックライトは全国一律370円、レターパックプラスは全国一律520円で発送できる日本郵便のサービスです。A4サイズ程度の封筒型になっているレターパックを郵便局やコンビニなどで購入し、商品を入れてポストか郵便窓口、集荷で発送をします。追跡サービスがついており、レターパックプラスは購入者の郵便受けへ配達、レターパックプラスは対面での配達です。

 

ゆうゆうメルカリ便

補償・追跡サービスがついた日本郵便のメルカリ専用配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」は、全国一律料金で送れる発送方法です。小さな商品は「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」、少し厚みのあるものは「ゆうパケットプラス」、ダンボールに入れて送る商品は「ゆうパック」と、サイズに合わせて発送方法が選べます。メルカリアプリから配送状況を確認できるので、トラブルや事故が少なく、安心して送ることができます。

 

らくらくメルカリ便

「らくらくメルカリ便」はヤマト運輸のメルカリ専用配送サービスです。「ゆうゆうメルカリ便」と同様に、補償・追跡サービスがつき、全国一律料金で、メルカリアプリから配送状況を確認することができます。薄手のエコバッグなどは「ネコポス」、少し厚みのあるものは「宅急便コンパクト」、ダンボールに入れたものは「宅急便」がオススメです。らくらくメルカリ便の宅急便は、最大160サイズ（3辺合計160cm以内、25kg以内）まで発送できるので、小型のスーツケースやキャリーバッグを送ることも可能です。

 

まとめ

バッグには多種多様な素材やサイズがあるので、商品に合わせた箱や袋を用意し、梱包を丁寧に行うことが重要です。緩衝材や水濡れ防止ビニール、ダンボールを利用して、トラブルなく送れるように気をつけましょう。またブランド物のバッグなど高額な商品の場合は、補償や追跡サービスがついたメルカリ便での発送をオススメします。安心して取引ができる発送方法を選ぶことで、購入者からの良い評価にもつながるでしょう。メルカリでバッグを送る際は、ぜひ上記のことに気をつけながら発送してみてください。