メルカリの商品をコンビニで受け取れれば、もっと気軽に利用できるという人も多いのではないでしょうか。本記事では、メルカリの商品をコンビニで受け取るための方法と、コンビニ受け取りのメリットやデメリットを説明します。
メルカリの商品をコンビニ受け取りにする方法
メルカリの商品はコンビニでの受け取りが可能ですが、配送方法は日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」に限ります。「ゆうゆうメルカリ便」のみ、メルカリの取引画面でコンビニ指定が可能です。
なお、「らくらくメルカリ便」はヤマト運輸の配達サービスなので、メルカリ上でコンビニ受け取りの指定はできません。「らくらくメルカリ便」をコンビニで受け取るためには、ヤマト運輸の「宅急便店頭受取りサービス」から指定します。
コンビニ受け取りができる条件
コンビニ受け取りができる荷物には以下の条件があります。
- 100サイズを超える荷物は不可
- 取引開始時から配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」であること
- 「ゆうゆうメルカリ便」以外でのコンビニ指定は禁止
- 指定先はローソンかミニストップのみ
【購入者】ゆうゆうメルカリ便でコンビニ受け取りにする方法
まずは、購入者がコンビニ受け取りにする方法を順を追って説明します。
購入時
配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」以外が設定されている場合は、購入手続き前に「ゆうゆうメルカリ便」への変更ができるか出品者へ相談しましょう。
- 配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」であることを確認する
- 「購入手続きへ」を押し、支払い方法を選択する
- 配送先欄の「郵便局/コンビニ受取」にて「新しい受取場所を登録」を選択する
- 住所や駅名からコンビニを指定し、登録する
- 配送先欄が指定コンビニになっているかを確認し「購入する」を押す
なお、出品者が2次元コードを発行する前で、配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」の場合に限り配送先の変更が可能です。
特に気を付けたい点が、メルカリWebサイトからの購入です。メルカリWebサイトからコンビニ受取を希望する場合は、購入手続き後しか届け先が変更できません。
そのため、購入後は2次元コードが発行される前に、取引画面最下部の「お届け先」から「新しい受取場所を登録」を選び、迅速に変更しましょう。
受取手順
指定のコンビニに荷物が着くと、メルカリからのメールおよびアプリ通知にてお知らせが届きます。以下の手順で荷物を受け取りましょう。
- Loppiの「各種番号をお持ちの方」を選択する
- 「お問い合わせ番号(追跡番号)」を入力する
- 「認証番号」を入力し、内容を確認する
- Loppiから出力される「申込券」をレジに提出し、荷物を受け取る
なお、申込券は発行から30分以内にレジスタッフへ提示しましょう。
受取期間
「ゆうゆうメルカリ便」のコンビニ受け取り期間は、コンビニへ到着した日の翌日から7日間です。
保管期間が過ぎた荷物は、出品者へ返送されます。受け取り忘れによる返送は、メルカリ内での低評価にもつながるため7日以内に受け取りましょう。
【出品者】ゆうゆうメルカリ便でコンビニ受け取りにする方法
次に、出品者がコンビニ受け取りにする方法を説明します。
購入者がコンビニ受け取りを希望した場合、出品者は配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定するだけです。
ただし、購入者がメルカリWebサイトから購入した場合は、コンビニ受取の設定が購入後しかできません。購入後の変更は発送用2次元コードを発行した後はできないため、2次元コードは少し時間をおいてから発行しましょう。
らくらくメルカリ便でコンビニ受け取りにする方法
「らくらくメルカリ便」では、メルカリ上でコンビニ受け取りの指定はできません。そのため、ヤマト運輸の「宅急便店頭受取りサービス」を利用して、受取場所の変更をします。
- メルカリで商品を購入する
- ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」にログインする
- 「お荷物お届けのお知らせ」や「My荷物一覧」から受取場所の変更をする
- 「納品完了通知」で荷物の到着後、指定のコンビニへ荷物を取りに行く
なお、コンビニで受け取る際は、送り状番号と身分確認証と印鑑を持参して行きましょう。
メルカリの商品をコンビニ受け取りにするメリット・デメリット
コンビニ受け取りのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
コンビニで受け取るメリットは以下の通りです。
- 24時間営業のコンビニならばいつでも取りに行ける
- 家族や同居人にバレずに受け取りが可能
- 自宅で待つ必要がない
大多数のコンビニが24時間営業のため、仕事終わりの深夜や出勤前の早朝でも荷物の引き取りが可能です。
また、職場近くのコンビニを指定すれば平日の昼間でも荷物を受け取れるので、到着時間に合わせて帰宅する必要もありません。
さらに、プレゼント用に内緒で購入した商品を家族に受け取られる危険も回避できます。
デメリット
コンビニ受け取りのデメリットは以下の通りです。
- 「ゆうゆうメルカリ便」のコンビニ保管期間は7日間(到着日は除く)
- 「らくらくメルカリ便」のコンビニ保管期間は3日間(到着日を含む)
コンビニでの保管期間は限られているため、期間内に取りに行く必要があります。保管期間を過ぎた場合は、出品者へ返送されるので注意しましょう
まとめ
メルカリの商品は、コンビニでの受け取りができます。ただし、メルカリの取引画面上で指定できる配送は「ゆうゆうメルカリ便」のみです。
購入者は出品者へ「ゆうゆうメルカリ便」での配送を依頼し、購入手続き時に配送先をコンビニに指定します。出品者は、購入者からコンビニ受け取りの希望を受けた際には、購入前に「ゆうゆうメルカリ便」に設定してください。
なお、「らくらくメルカリ便」の場合は、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」から届け先をコンビニへ変更します。
ただし、コンビニでの保管期間は「ゆうゆうメルカリ便」が7日間、「らくらくメルカリ便」は3日間なので注意しましょう。