楽天のフリマサイト「ラクマ」を利用するときに、送料がどれぐらいかかるのか把握するのは大事なことです。ラクマでは、全国一律料金で利用できる配送方法の「かんたんラクマパック」が利用できます。本記事では日本郵便のかんたんラクマパックを利用したときの送料や発送方法、注意点などを紹介します。
ラクマユーザーにはとてもお得なサービスなので、ぜひ参考にしてください。
かんたんラクマパックとは
かんたんラクマパックは、ラクマと日本郵便、ヤマト運輸がそれぞれ連携して提供しているサービスです。
アプリやWeb上で手続きができ、宛名書き不要、匿名配送や追跡サービス、破損や紛失に対しての補償などのサービスが付いています。
また、サイズによって様々な発送方法がありますが、どれも送料は全国一律なので、商品のサイズさえわかれば送料を簡単に確認できます。
本記事では、日本郵便のかんたんラクマパックの利用方法を解説していきます。
かんたんラクマパック(日本郵便)送料
日本郵便のかんたんラクマパックには「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」の4種類の発送方法があります。
それぞれ発送できるサイズや送料が異なるので、送りたい商品のサイズに合ったサービスを選びましょう。
ゆうパケット
ゆうパケットは、A4サイズ程度の荷物を送れるサービスです。厚さ3cmまでの対応なので、薄手の雑誌や小物を送るときに利用されています。
匿名配送、ラクマによる補償、追跡サービスが付いており、郵便局やローソン、スマリから発送できます。
利用可能な販売価格 | 300円以上 |
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サイズ |
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送料 | 全国一律180円(税込) |
ゆうパケットポスト
ゆうパケットポストは専用の箱(65円)か発送用シール(20枚/100円、10枚/75円)を別途購入して利用するサービスです。
匿名配送、ラクマによる補償、追跡サービスが付いており、郵便ポストに投函して発送できます。
利用可能な販売価格 | 300円以上 |
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サイズ |
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送料 |
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ゆうパケットプラス
ゆうパケットプラスは専用の箱(65円)を別途購入して利用します。
匿名配送、ラクマによる補償、追跡サービスが付いており、郵便局やローソン、スマリから発送が可能です。
また、購入者は置き配のサービスを利用できます。
置き配は「商品購入」のページで「置き配の指定」を選び、「玄関前」「宅配ボックス」「郵便受箱(ポスト)」「玄関前鍵付き容器」「メーターボックス」「物置」「車庫」の中から受け取り場所を選択してください。
利用可能な販売価格 | 410円以上 |
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サイズ |
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送料 |
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ゆうパック
ゆうパックは60~170サイズの大きな商品を送れるサービスです。
匿名配送、ラクマによる補償、追跡サービスが付いており、郵便局やローソンから発送できます。
また、ゆうパケットプラスと同様に購入者は置き配のサービスを利用できます。
利用可能な販売価格 | 750円以上 |
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サイズ |
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送料 |
※すべて全国一律の税込料金です。 |
かんたんラクマパック(日本郵便)を適用する手順【出品者】
出品者がかんたんラクマパックを適用する手順を紹介します。
出品ページで「配送料の負担」を押し、「送料込み(出品者が負担)」を選択
「配送方法」で「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選ぶ
そのほかの出品情報を入力したら出品完了
商品が売れて取引開始となったら、配送方法を「ゆうパケットポスト」(アプリからのみ)「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」から選択
商品を指定の発送場所に持ち込み、発送完了
なお、集荷の依頼はできないので注意しましょう。
かんたんラクマパック(日本郵便)を適用したあとに変更はできる?
最初にかんたんラクマパックを選択していたけど、取引中にサイズオーバーが判明するといった理由でほかの配送方法に変更することが可能です。
また、未定やほかの配送方法に設定している場合も、かんたんラクマパックに変更できます。
かんたんラクマパックから他の配送方法に変更する場合の取引手順は次のとおりです。
- 取引ページ下部の「配送方法を変更する」をタップ
- 配送方法を選択できる画面に切り替わるので、「未定」を選択
- 利用する配送方法を選択し、「商品の発送を通知する」をタップ
※かんたんラクマパックは匿名配送のため、送り先住所は表示されません。別の配送方法にするために購入者の住所を知りたいときは、取引メッセージで直接問い合わせましょう。
また、未定やほかの配送方法からかんたんラクマパックに変更する場合は、次のとおりです。
- 発送する場所と配送会社を確認して、「かんたんラクマパック(日本郵便)」をタップ
- 送り状発行に必要なQRコードを作成する画面になるので、
発送方法と発送場所を選択してQRコードを作成 - 発送場所で発送手続きを行う
※匿名配送は取引開始前からかんたんラクマパックを選択していないと利用できないため、途中で変更した場合は匿名ではなくなるので注意してください。
かんたんラクマパック(日本郵便)の発送場所と手順
日本郵便のかんたんラクマパックは郵便局、ローソン、郵便ポストから発送できます。
郵便局
- アプリやWeb上の取引ページで2次元コードを表示。
- 2次元コードを郵便局内に設置されているゆうプリタッチに読み込ませる
- 送り状が発行されるので、窓口に持っていく
- 貼付用の送り状を窓口で受け取り、自分で荷物に貼る
- 荷物を窓口に出して完了
※ゆうプリタッチが設置されていない郵便局の場合は、窓口で2次元コードを提示して読み取ってもらい、貼付用の送り状を受け取ってください。
ローソン
- 店内のLoppiで「Loppi専用コードをお持ちの方」を選択。
- 取引ページの2次元コードをLoppiに読み込ませる
- 画面に表示される申し込み内容を確認の上、「発行する」をタップ
- レジで送り状と伝票納入袋を受け取り、自分で荷物に袋を貼って送り状を入れる
- レジで荷物を渡して完了
ポスト
ゆうパケットポストで発送する場合は、郵便ポストに投函して発送できます。
- ラクマの取引画面のサイズ選択で「ゆうパケットポスト」を選択
- 商品を梱包して、画面の「2次元コードを読み取る」をタップ
- 専用箱もしくは発送用シールの2次元コードを読み込む。
- 発送用シールの場合はシールを荷物に貼り、専用箱の場合は保管シールを剥がす
- 郵便ポストに投函して、取引画面の発送通知を送れば完了
かんたんラクマパック(日本郵便)の配達日数は?
日本郵便のかんたんラクマパックを利用した場合、ゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットプラスは発送から2~4日ほどかかります。ゆうパックの場合は配送先の地域や、商品の種類などによって異なるので、発送後は追跡サービスで確認しましょう。
また、コンビニから発送した場合、手続きした時間帯によっては翌日の引き受けとなることがあり、配送日数が余計にかかることがあります。急いで送りたいときは郵便局で手続きするようにしてください。
かんたんラクマパック(日本郵便)の注意点
日本郵便のかんたんラクマパックを利用する際は、いくつか注意する点があります。
- 品名と中身に相違がある場合は補償の対象外
商品情報に記入した品名と、実際の中身が違う場合は、破損や紛失の場合に補償の対象外となります。
商品名は間違いのないように記入しましょう。
- 日時指定はできない
日本郵便のかんたんラクマパックでは配送日時の指定ができません。
どうしても日時指定をしたい場合は、日時指定ができるヤマト運輸のかんたんラクマパックを利用しましょう。
- 送料込み(出品者負担)の場合のみ利用できる
かんたんラクマパックは、送料を出品者が負担する場合のみ利用ができます。
購入者が送料を負担する、着払いには利用できません。
- チルドゆうパックは対応不可
生鮮食品や冷蔵品などの発送ができる「チルドゆうパック」には対応していません。
冷蔵の必要な商品を送りたい場合は、一般の宅配便のクール便を利用しましょう。
- 日本郵便の一般向け割引は適用外
発送方法を選択するときには、必ず配送方法で「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選択してください。
一般向けの「ゆうパケット」や「ゆうパック」を選択すると、送料全国一律の割引は受けられないので注意が必要です。
まとめ
日本郵便が提供しているかんたんラクマパックの送料や発送手続きなどを紹介しました。
ラクマを利用したときには、送料を抑えられるお得なサービスなので、注意点などに気をつけながら、ぜひ利用してください。
ダンボールワンではかんたんラクマパックでの発送にぴったりな梱包資材を豊富にご用意しております。