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速達郵便とは?日数や料金・速達にできる郵便サービスを解説

少しでも早く手紙を届けたいときに役立つサービスが、速達郵便です。地域によっては翌日午前中に届けられるため、急ぎの郵便物があるときに重宝します。ポスト投函でも利用可能なサービスなので、利用しやすいのも魅力といえるでしょう。本記事では、速達郵便の利用方法や利用料金、併用可能なオプションサービスを紹介します。

速達郵便とは

速達郵便とは、通常の郵便物をより早い日数で配達するサービスです。
緊急の郵便物を送付する際や、提出期限のある郵便物を送るときに重宝するでしょう。

速達郵便にかかる日数

速達郵便は近場であれば、翌日の午前中に到着します。
ただし、送り先との距離、差し出すタイミング、また差し出し方によって到着までの日数は異なります。
日本郵便株式会社の公式サイトにて、郵便送付にかかる目安を検索できるので、心配な場合は確認するようにしましょう。
ただし、以下サイトで分かる日数はあくまで目安です。
天候やその他の事情により異なることもあるため、ご注意ください。

なお、当日に郵便物を届ける「新特急郵便」というサービスは2023年3月末で廃止されました。

速達郵便の利用方法

速達郵便は、縦長の郵便物であれば表面の右上部に、横長の郵便物であれば右側部に、赤い線を引きます。
「速達」と書かれたハンコもありますが、上記の赤い線を引くやり方が正しい方法です。
差し出しは郵便局の窓口の他、ポスト投函も可能です。

速達の利用料金

速達の利用料金は、送付したいものの種類や、重量により異なります。
いずれも、基本料金に速達の利用料金を足した金額が必要です。
ポスト投函の場合は、通常の料金額の切手に加えて速達利用料金額の切手を貼ります。

  • 手紙・はがきの場合
重量 速達利用料金
250gまで 260円
1kgまで 350円
4kgまで 600円
  • ゆうメールの場合
重量 速達利用料金
1kgまで 330円

速達にできる郵便サービス

速達として送付できる郵便サービスは、手紙やはがきに加え様々なものがあります。

手紙・はがき

第一種郵便物である手紙と、第二種郵便物であるはがきは、速達にできます。
手紙は、定形郵便物ならびに定形外郵便物の2種類に分かれます。
サイズ・重量により基本料金と速達料金が異なるため、注意しましょう。

第三種・第四種郵便物

第三種郵便物とは、日本郵便承認を受けた雑誌をはじめとした定期刊行物のことです。
発送時に、速達オプションをつけられます。

また、第四種郵便物は、通信教育用郵便物や点字郵便物、植物種子等郵便物、学術刊行物郵便物などが対象です。
こちらも、発送時に速達オプションをつけられます。

ゆうメール

長辺34cm、短辺25cm、厚さ3cm以内かつ、1kgまでの荷物に対応した「ゆうメール」も速達オプションをつけられます。
運賃は重量により異なりますが、速達利用料金は一律330円です。

速達と併用できるオプションサービス

郵便局のサービスの中には、速達と併用できるオプションサービスがあります。
より便利に郵便物を送るためにも、確認しておきましょう。
なお、いずれも速達料金とは別に各オプションの利用料金を払う必要があります。

書留

郵便物やゆうメールの引受けから配達までの動向を、郵便追跡システムで確認できるサービスです。
現金書留、一般書留、簡易書留の3種類があります。(ゆうメールは一般書留、簡易書留のみ)
万一の破損ならびに紛失時には、実損額の賠償もできます。
利用料金は、以下の通りです。

  • 手紙・はがき
種類 書留利用料金
現金書留 435円(損害要償額は1万円まで。さらに5,000円ごとに10円追加)
一般書留 435円(損害要償額は10万円まで。5万円ごとに21円追加)
簡易書留 320円(損害要償額は5万円まで)
  • ゆうメール
種類 書留利用料金
一般書留 380円(損害要償額は10万円まで。5万円ごとに21円追加)
簡易書留 320円(損害要償額は5万円まで)

特定記録

郵便物やゆうメールの引受け、配達状況をインターネット上で確認できるサービスです。
配達完了メール通知サービスも利用できます。

利用料金は、基本料金に160円を加算した額です。

代金引換

代金引換は、配達の際に商品の代金を受取人から郵便配達員が受け取るサービスです。
郵便配達員が受け取った代金は、金融機関を通じて差出人に送金されます。

利用料金は、265円で、送金には別途203~440円必要です。

引受時刻証明

一般書留の郵便物に対し、引受時刻を照明するサービスです。
利用料金は、320円です。

配達証明

こちらも、一般書留の郵便物に対するサービスです。
配達した事実を証明するサービスで、一般書留郵便物の差し出し後に請求することもできます。
利用料金は、320円です。

内容証明

内容証明も、一般書留の郵便物に対するサービスです。
どのような内容の文章が誰から誰宛に差し出されたのかを、証明します。
利用料金は、440円(2枚目以降は260円増)です。

なお、はがきでの利用はできません。

速達をなるべく早く届けるコツ

早ければ翌日午前中には届く速達ですが、ポスト投函の場合は回収の時間にも左右されるため、差し出すタイミングによってはそれ以降となってしまう場合もあります。
速達を出したいときには、すぐ出すのはもちろん、ポストではなく郵便局で出すと早く届く可能性が上がります。
また、ゆうゆう窓口が設置されている大きな郵便局で出すようにするのも、おすすめです。

まとめ

速達は、郵便物をスピーディーに届けてくれる便利なサービスです。
送付方法も赤い線を所定の場所に引き、料金を支払うだけと簡単なので覚えておくといいでしょう。
また、より速達を早く届けたいときは、大きな郵便局へ行くことをおすすめします。

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