手紙や荷物の送付時に使う切手は、身近なコンビニでも購入できます。本記事では、切手が買えるコンビニとその支払い方法を、紹介します。24時間365日切手を購入できるので、郵便局の営業時間外に切手を買いたい場合や急に切手が欲しくなった場合も、参考にしてみてください。また売っている切手の種類や注意点も解説しています。
切手が買えるコンビニと支払い方法
切手が買えるおもな全国チェーンのコンビニは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、そしてデイリーヤマザキの5店舗です。
その他、中国地方を中心にチェーン展開しているポプラや、北海道を中心にチェーン展開しているセイコーマートでも取り扱いがあります。
なお、コンビニで切手を買う際はレジで店員さんに注文します。売り場にはありませんので、ご注意ください。
セブン-イレブン
1-1.セブン-イレブン
セブン-イレブンでは、切手、はがき、印紙などを取り扱っています。
支払いは現金と電子マネー「nanaco」の利用が可能です。ただしポイント付与は対象外のため、ご注意ください。
ローソン
ローソンならびにローソンストア100では、切手、はがき、印紙のほか、レターパックも取り扱っています。
店内に郵便ポストもあるので、そのまま投函できるのもメリットです。
支払いは、現金のみです。
ファミリーマート
ファミリーマートでは、切手、はがき、印紙をはじめ、レターパック、スマートレターも取り扱っています。
支払いは、現金のほか、「ファミマTカード」のクレジット決済、「FamiPay」の利用も可能です。
「FamiPay」支払いの場合は、200円ごとに1円相当のポイントが進呈される「FamiPayボーナス」も適用されます。
ミニストップ
ゆうパック宅配サービスの窓口でもあるミニストップでは、切手、はがき、印紙などを取り扱っています。
支払いは、現金のほか、電子マネー「WAONカード」が利用できます。ただしポイントは適用されません。
デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキでは、切手、はがき、印紙、レターパックを取り扱っています。
支払いは、現金のみです。
おもな切手の種類
コンビニで取り扱う切手の種類は、郵便局より少ない傾向にあります。
63円・84円・94円切手は取り扱っている店舗が多いですが、必ずしもあるわけではないのでご注意ください。
また、店舗によっては1円、2円、5円、10円、20円といった少額切手を取り扱っているところもあります。
ここでは、コンビニで取り扱っているおもな切手の種類を紹介します。
63円切手
おもにはがきを送る際に使う額面の切手です。多くのコンビニで取り扱っています。
84円切手
25g以内の定形郵便を送付する際の額面の切手です。こちらも多くのコンビニで取り扱いがあります。
94円切手
50g以内の定形郵便を送付する際の額面の切手です。こちらも同様に、多くのコンビニで取り扱っています。
120円切手
50g以内の定形外郵便物を送付する際の額面の切手です。取り扱っている店舗は、やや少なめです。
140円切手
100g以内の定形外郵便物を送付する際の額面の切手です。取り扱っている店舗は、やや少なめです。
260円切手
250g以内までの速達料金分の額面の切手です。通常送付の運賃に加え、この額の切手を貼って使用します。たとえば25g以内の定形郵便を速達で送りたい場合は、84円切手(もしくは84円分の切手)+260円切手(もしくは260円分の切手)で送れます。
取り扱っている店舗は、やや少なめです。
320円切手
簡易書留料金分の額面の切手です。通常送付の運賃に加え、この額の切手を貼って使用します。
取り扱っている店舗は、やや少なめです。
慶事用
鶴のイラストが描かれた慶事用切手は、63円、84円、94円の3種類です。
取り扱うコンビニはごく一部です。
弔事用
弔事用に使う、63円分の切手です。こちらも取り扱うコンビニは、ごく一部です。
コンビニで切手を買う場合の注意点
24時間切手が購入できる便利なコンビニですが、注意点もあります。
必要な時に慌てないよう、確認しておきましょう。
荷物の重さは量れない
コンビニでは、「郵便法」により郵便物(はがき、定形・定形外郵便物など)の計量・計測はできない決まりになっています。
そのため、荷物の重さやサイズは自分自身で計測するか、郵便局の窓口で計測してもらわなければなりません。
郵便物や荷物の重さに合った切手が欲しい場合は、自分で必要な金額を調べる必要があります。
ポストのないコンビニもある
ローソン(ローソンストア100も含む)とミニストップ、そしてセイコーマートにはレジの近くにポストが備え付けられています。
はがき、封筒のほか、レターパックや定形外郵便も投函可能です。
ですが、コンビニによっては、ポストが設置されていない店舗もあります。
一部店舗には備え付けられているところもありますが、セブン-イレブンやファミリーマートはないところがほとんどです。
店舗によって切手の種類が異なる
同じチェーンのコンビニであっても、店舗によって取り扱う切手の種類は異なります。
また、郵便局ほど切手の在庫もないため品切れになってしまう可能性もあります。
確実に切手を購入したい場合は事前に問い合わせるか、郵便局へ行くようにしてください。
切手は組み合わせる場合もある
郵便局で取り扱っているような140円、210円、500円といった切手は、多くのコンビニでは取り扱っていません。
また、切手の在庫がない場合は、コンビニにあるもので組み合わせての販売となるケースもあります。
例えば94円切手を注文した場合、84円切手と10円切手を1枚ずつ出されるようなパターンです。
まとめ
コンビニでは、63円・84円・94円切手のような一般的な切手をおもに取り扱っています。
24時間365日購入できるため、郵便局の営業時間外に切手を購入したいときには重宝するでしょう。
ただし、店舗によって扱う切手が異なります。
確実に切手を手に入れたいときは郵便局へ行くか、あらかじめコンビニに問い合わせると安心です。