今回は、ダンボールワンの緩衝材としても大人気の、
「プチプチ」の種類や材質の特徴について詳しくご紹介いたします!
プチプチとは?
プチプチとは、粒上の気泡をポリエチレンフィルムに持たせたシートです。安価で定番の緩衝材として利用されています。
「プチプチ」「エアーバック」「エアーキャップ」「エアパッキン」「エアークッション」「エアマット」「キャプロン」「ミナパック」 などの名称でも知られています。
英語では「bubble wrap(バブルラップ)」と呼ばれています。
空気を含んでいるのでとても軽く、クッション性が高いので商品発送時や引越し、精密機器の保護など様々な用途にご利用いただけます。
プチプチの正式名称とは?
プチプチの正式名称は「気泡緩衝材」といいます。他にもメーカによって「エアパッキン」「エアークッション」「エアーキャップ」など様々な名前で販売されています。
プチプチの名称の違い
プチプチ(気泡緩衝材)は、メーカーによって名称が異なります。
名称や若干の品質や材質の違いはありますが、基本的な材質や使用用途は変わりません。
プチプチ/エアピロン:川上産業株式会社が販売
エアーキャップ/ミナパック:酒井化学工業株式会社が販売
キャプロン:株式会社ジェイエスピーが販売
エアセルマット:株式会社和泉が販売
エコロガード:もりや産業株式会社が販売
その他にも、エアークッション、エアマット、エアーバック、エアパッキンなどの名称で呼ばれています。
※各社の登録商標です
プチプチの種類と用途
種類は主に、シート・平袋・ロールタイプの3種類です。簡単にご説明すると、「シート」は規定のサイズであらかじめカットされたプチプチ、「平袋」は袋状に加工されたプチプチ、「ロール」はその名の通りロール状になっているプチプチです。用途については以下の表をご覧ください。
種 類 | 用 途 |
---|---|
シート | 陶器や食品、CDやDVD、プラスチックやガラス製の割れ物の梱包など |
平袋 | 小さな部品やパーツ、アクセサリーなどの小物やワインや日本酒、焼酎、ジュースの梱包など |
ロール | シート品と用途はほぼ一緒ですが、違いとして大量にご使用される場合や、 自由なサイズでカットして利用したい、大きな商品を梱包されたい場合に使用 |
プチプチの材質
プチプチは、大きく分けて「2層」と「3層」にわけられます。
「2層」・・・最も一般的なプチプチです。手軽にクッション性をアップできます。
「3層」・・・粒表面にもう1層追加され、強度があります。繰り返しの利用・重量物の梱包に最適です。
材質強度
「商品が軽量なので簡易梱包で十分」、「最も強度のあるプチプチが欲しい」など、ご利用用途に合わせて材質をお選びいただけます。
弱(#20)・・・ホコリよけ・傷防止に。やわらかくて薄い材質で、簡易的な梱包におすすめです。
プチプチ 平袋品(A4・角2封筒用)、プチプチ(極小粒) ロール(幅300mm×84m)
定番(H37、d37)・・・一般的な強度があり、商品の発送やお引越しの際の梱包におすすめです。
プチプチロール(幅300mm×42m)、プチプチ シート品(300×400mm)
強(d37L)・・・強度があるので重量物や精密機器の梱包におすすめ。繰り返しご利用できるので経済的です。
プチプチ 平袋品(DVD・小物用)、プチプチ(3層タイプ) ロール(幅1200mm×42m)
プチプチにはオモテとウラがある?
特にオモテとウラはなく梱包する物によって変わります。
というのも、梱包する商品に装飾や凹凸があったり、直方体、立方体など角があるものは粒(凸部分)を外側にし、球体や曲面のあるものは粒(凸部分)を内側にするのがおすすめです。
なぜかというと、粒(凸部分)を内側にしている場合、商品に小さな凹凸があったりすると粒(凸部分)が引っ掛かり破損の原因になってしまうからです。
プチプチを使った梱包の仕方
実際にプチプチを使った梱包例をご紹介いたします。
プチプチの購入単位
種類(シート・平袋・ロール)によって購入単位は違うので以下の表をご覧ください。
種 類 | 購入単位 |
---|---|
シート | 250枚~ |
平袋 | 50枚~ |
ロール | 1巻~ |
プチプチに迷ったら、定番品!
通常の発送用途であれば定番品がおすすめです。
低価格で、人気の商品です。