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緩衝材の選び方!コスパ重視の緩衝材の選び方

梱包に欠かせない重要なアイテムのひとつが、緩衝材ですよね。
けれど、緩衝材の名前が分からなくて買えなかったことや、どの緩衝材が最適なのか分からず困ったことはありませんか?
それぞれの緩衝材の適切な使い方や、おすすめの用途などを紹介します!

 

緩衝材とは?どんな種類があるの?

緩衝材とは、内容物を保護する役割を持つ資材のことです。
内容物を包んで保護したり、ダンボール箱の隙間を埋めたりと、緩衝材によって使い方・目的が違います。
ダンボールワンで取り扱っている、代表的な緩衝材12種類のメリット・デメリットを紹介します!


プチプチ・エアーキャップ・気泡緩衝材

低コストで緩衝性の高い、定番の緩衝材です。
メーカーの違いにより、プチプチ、エアーバック、エアーキャップ、エアパッキン、エアークッション、エアマット、キャプロン、ミナパック、エアセルマット、bubble wrap(バブルラップ)と呼ばれます。

メリット 粒状の気泡をポリエチレンフィルムに持たせたシートです。
柔軟性があり様々な形状のものに巻くことができたり、隙間を埋めることができたりする優れものです。
クッション性が高く、精密機器の保護としても使えます。
カットされたシートタイプ、平袋やロール状のものなど、用途に合わせて選べる幅が広いのも特徴です。
ポリエチレン製なので水分や湿気に強く、内容物を保冷や保湿する効果もあります。
デメリット 長期保管した場合、空気が抜けてしまいクッション効果が薄れるため、緩衝材としての役割が果たせなくなります。大量購入して長期保管するのは避けましょう。

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クラフト紙・更紙(ざらがみ)・ボーガスペーパー

環境にやさしい紙製の緩衝材です。商品の包装や隙間埋めとして使えます。

メリット 再生紙を使用したものが多く環境に優れており、緩衝材の中でも特にコストがかからないのが特徴です。
作業効率の高いカット済みのシートタイプと、より安価なロールタイプから選ぶことができます。
厚みがなくかさばらないため、他の緩衝材よりも保管場所を取りません。
吸湿性があるので、湿度に弱い内容物を梱包する場合や、高温多湿な地域へ送る場合に向いています。
デメリット ダンボール箱と内容物の隙間が大きい場合、隙間を埋めるために大量に利用する必要があります。
安価ですが、使用量によってはコストがかさんでしまう恐れがあります。
紙製なので湿気に弱く、冷蔵や冷凍品の緩衝材には不向きです。

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エアー緩衝材・空気緩衝材

中に空気を入れたビニール製の緩衝材です。
エアークッション、エアーピロー、エアピロとも呼ばれています。

メリット 長方形のクッションのような形状をしており、ダンボール箱と内容物の隙間を埋めるのに適しています。
耐久性が高く、大・中・小とサイズを選ぶことができるので、内容物をしっかりと固定することができます。
少量をすぐに利用したい場合は空気が入っているタイプ、出荷量が多い場合は製造機で簡単に空気を入れられるタイプがおすすめです。
多くのEC・通販サイトでも使用されています。
デメリット 空気を入れた状態で長期保管すると、中から空気が抜けていくためクッション効果が薄れてしまいます。
また、製造機を導入する場合に気を付けておきたいポイントとして、機械には寿命があります。
突然使えなくなった場合に備えて、予備の緩衝材を保管したり、予備でもう一台機械を用意したりなど、代替策もとっておきましょう。

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バラ緩衝材・発泡緩衝材

まゆのような形状の緩衝材です。
アローエコクッション、ハイタッチ、エコホールド、イーパックなどの種類があります。

メリット 発泡スチロールのような見た目で、ダンボール箱と内容物の隙間を埋めるのに使用します。
主原料はコーンスターチで、焼却時に有毒ガスが出ない環境にやさしいエコ素材です。リサイクル紙を使用しているものもあります。
一粒ずつの間に空間ができるため、高いクッション効果が期待できます。
小さな隙間を埋めたり、複雑な形状の内容物の隙間を埋めたりするのに最適です。
大きな隙間を埋める場合は、ビニール袋にバラ緩衝材を入れて梱包する方法が一般的です。
合成樹脂(ポリエチレン・ポリスチレンなど)製のバラ緩衝材はつぶれにくく、重い製品の梱包も可能です。箱内の固定もできるため、スチールの機械部品によく使われます。
デメリット コーンスターチ、リサイクル紙のバラ緩衝材は、やわらかく潰れやすさがあるため、重たい内容物には不向きです。
また、梱包後もダンボール箱の中で動く恐れがあるので、内容物を固定したい場合は適していません。

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ミラーマット・ポリエチレンシート

緩衝性に優れた発泡ポリエチレン製のシートです。
ミラーマット、ポリエチレンシート、ミナフォーム、ミラマット、ライトロン、発泡シートなどの名称で呼ばれることもあります。

メリット 発泡ポリエチレンを薄くシート状に加工した緩衝材です。発泡スチロールに似ています。
薄く柔軟性があるため、ビンやガラスなどの割れ物を包んだり、複雑な形状の内容物を包んだりするのに適しています。
気泡が細かいので、個々のモノを包む場合の緩衝性は高いです。
表面保護性と緩衝性に優れており、断熱性・保温性や保湿性・防水性も抜群です。そのため、農業や建築分野でも活躍しています。
カット品、ロール品、平袋品から選ぶことができます。
デメリット 他緩衝材と比較すると単価が高いため、大量に使用するダンボールの隙間埋めには適していません。

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紙パッキン

おしゃれでかわいい紙製の緩衝材です。
紙パッキン、ペーパークッションと呼ばれています。

メリット 豊富なカラーバリエーションで、ラッピングの見栄えを美しく華やかに彩ります。
再生紙を使用した環境にやさしいものが多く、緩衝材の中でも比較的コストがかかりません。
紙は吸湿性があるので、湿度に弱い内容物の梱包に向いています。
軽い内容物を包んだり、丸めて隙間を埋めたりすることができます。
デメリット 簡易的な緩衝材のため、クッション性は低く、壊れやすい内容物の梱包には適していません。
紙製なので湿気に弱く、冷蔵や冷凍品の緩衝材としては不向きです。

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薄葉紙(うすようし)

カラフルな薄手の紙製緩衝材です。
薄葉紙(うすようし)、ラッピングペーパー、ワックスペーパーと呼ばれています。

メリット 高級感を演出するおしゃれな緩衝材として、軽い商品の隙間埋めに最適です。
アパレル・陶器・革製品など、商品保護のインナーラップ、ギフトラッピングとしてよく使われています。
内容物をふんわりと包んだり、形状に沿って絞ったりなど、使い勝手に優れています。
カラーバリエーションも豊富で、見た目を美しく、自由に梱包することができます。
デメリット 紙が非常に薄く柔らかいため、角がとがった内容物を包む場合、破けてしまわないよう丁寧な梱包が必要です。
紙製なので耐水性はなく、冷蔵や冷凍品などの梱包には向いていません。

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フルーツキャップ

ボトル(瓶)やフルーツなどを、割れや傷から守る発泡緩衝材です。
ネットキャップ、保護ネットと呼ばれることもあります。

メリット ポリエチレン製で伸縮性があるため、内容物に被せるだけで簡単に梱包ができます。
カラーバリエーションがあり、好きなサイズにカットして、最適な長さで使えるので便利です。
高いクッション性で、輸送時の振動や衝撃から内容物をやさしく守ります。
網目状なので通気性や通水性に優れ、腐食を防ぐことが可能です。
デメリット 無理やり伸ばしてしまうと、ネットが切れる恐れがあります。
少しゆとりを持たせて梱包しましょう。

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保冷エコクッション

保冷効果のあるクッション材です。発泡スチロールの代替として使えます。

メリット アイスクリームや海産物、肉などの保冷箱用の緩衝材として最適です。
紙が主原料なので環境にやさしく、優れた緩衝性で輸送時の衝撃から内容物を守ります。
冷蔵や冷凍品を梱包した際のダンボール箱の水濡れが気になる場合も、ある程度の湿気や結露を吸収してくれます。
発泡スチロール箱よりも低価格で、かさばらないので保管スペースをとりません。
デメリット ダンボール箱のサイズに合わせた作りなので、他の大きさのダンボール箱と兼用ができません。
発泡スチロールのように、中に水や氷を入れることはできません。

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巻きダンボール・エンボス加工紙

ダンボール素材の緩衝材です。
巻きダンボール、片面ダンボール(片段・片ダン)、エンボス加工紙と呼ばれます。

メリット 巻くだけで簡単に内容物を包み込むことができる、便利な緩衝材です。
やわらかく、折り曲げやカットが自由自在にできるので、内容物にフィットした梱包が可能です。
大型家具や電化製品、絵画など、ダンボール箱には収まらない大きな内容物や、長いものを梱包するときに重宝します。
カットしたシート品もあり、小物の保護用や陶器・お皿の緩衝としてもよく使われています。
デメリット 通常のダンボール箱は3層構造が基本ですが、巻きダンボールは2層構造になっているため、通常よりも薄くクッション性が低いです。
ミラーマットよりも強度はありますが、衝撃に弱い内容物には適していません。

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フィルム付き板ダン・ストレッチフィルム・梱包用ラップ

ポリエチレン製の伸縮性のある透明な樹脂フィルムです。Amazonでよく利用されています。

メリット 内容物を傷つけずに、しっかりと固定ができる樹脂フィルムです。
自己粘着性のあるフィルムなので、フィルム同士が密着し、簡単に巻きつけることが可能です。
コスメやアクセサリーなど小物向けのミニハンディラップから、パレットに積んだ商品や機材の荷崩れ防止として使える大きなフィルムまで、様々なタイプがあります。
板ダンボールにフィルムがセットされている便利なタイプもあり、梱包作業も簡単にできます。
デメリット 内容物を板ダンボールに巻きつける場合、ダンボール箱のサイズに合った板ダンボールの購入も必要です。
フィルムの粘着力で内容物は板ダンボールに固定されますが、サイズが合っていないと板ダンボールごとダンボール箱の中で動いてしまいます。

フィルム付き板ダン 一覧 板ダンボール(シート) 一覧
ストレッチフィルム・梱包用ラップ 一覧


角あて・エッジボード

角当て、保護、補強、PPバンドの食い込み防止用です。
エッジボード、コーナーアングル、ペーパーアングル、L型アングル、エッジアングル、コーナーパット、紙アングル、角当てアングル、紙製角あてなどと呼ばれています。

メリット 内容物の上下にあてることで傷やへこみから守り、安全に保管や発送ができます。
クッション性が高いので、重量のある電化製品や家具などの角保護や、壊れやすい精密機器、割れやすいワイン・お酒などの保護としても使えます。
ダンボール箱の外面にあててPPバンドの食い込みを防いだり、底面に置いて内容物の底上げをしたりすることもできます。
種類が豊富で、厚紙やダンボール、発泡スチロール素材から選べます。
デメリット 商品によっては組み立てが必要な場合もあるので、事前にチェックしましょう。

角あて・エッジボード 一覧


【用途別】おすすめの緩衝材一覧

内容物によって、緩衝材に求める役割は異なります。
様々な種類の中から、用途別のおすすめ緩衝材を紹介します!



他にも気になる梱包資材のメリット・デメリット

梱包資材についてもっと知りたい方はこちら!
  


適切な緩衝材を選んで、緩衝効果を正しく発揮させよう

ダンボールワンで取り扱っている、代表的な緩衝材を紹介しました。
緩衝材はそれぞれ特徴が異なるので、用途に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。
緩衝材を正しく活用して、配送時の衝撃から内容物を守りましょう。


ダンボールワンで人気のおすすめ緩衝材はこちら

ダンボールワンでは梱包・発送に欠かせない緩衝材や梱包資材を豊富にご用意しております。

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