メルカリやヤフオクなど、誰でも簡単に商品を出品し販売することができるアプリやサイトはたくさんあります。手軽に出品できるため、使わなくなったものや購入したけど使わなくなったものを端から出している人もいるかもしれません。
出品自体は簡単ですが、売れたあとの梱包は自分で行う必要があります。売れたはいいけど、どう梱包すればいいのだろう……。なんて悩む人もいるはずです。
この記事では、メルカリで靴が売れた際の梱包方法や、事前に準備しておきたいアイテムについて解説していきます。
メルカリに出品した靴の梱包に必要なアイテム
メルカリに商品を出品しているのであれば、梱包に必要なアイテムは事前に揃えておく必要があります。売れてから準備しようとしても、なにかとバタバタしていたり仕事や家事が忙しかったりする可能性もあるからです。
靴だけではなくアパレル用品に使える薄葉紙
薄葉紙は商品の形を選ばない梱包用品です。緩衝材としてだけではなく、ギフト包装用としても使えるので、多くの商品を出品しているのであれば所持していると便利でしょう。
緩衝材の王道プチプチ
プチプチ(エアキャップ)も梱包に欠かせないアイテムです。緩衝材として薄葉紙よりも強度が高いので、靴の箱がない場合はプチプチを使い商品に傷がつかないようにします。
靴の形を維持する新聞やチラシ
靴の種類や形状によっては、つま先がへこんでしまう・真っ直ぐな状態を維持できないものも存在します。そのような靴であれば、新聞やチラシ、もしくは薄葉紙などを丸めて靴の中に入れましょう。そうすることによって、靴の形を維持した梱包ができます。
ダンボールワンでは靴の梱包にぴったりな資材を豊富にご用意しております。
靴の梱包方法
靴の梱包は、箱がある場合とない場合によって異なります。二つの梱包方法を確認していきましょう。
靴の箱がある場合の梱包方法
靴の箱がある場合に使う、梱包材は以下の通りです。
薄葉紙、プチプチ(エアキャップ)、新聞やチラシ、紙袋orダンボール
靴の箱に購入時と同様に靴を入れます。
箱の形によって、入れ方が異なりますがパズルのように収めてみると良いでしょう。
入れる向きを確認できたら、靴の形を維持するために、 新聞紙やチラシなどを本体の中に詰めていきます。必要ない場合はそのままでも構いません。
薄葉紙を使い、靴を覆います。
左右のバランスが同じくらいになるように、箱の底へ薄葉紙を敷きます。その上に靴を置き、左右に余った薄葉紙で片方ずつ包みます。
靴の箱を閉じ、プチプチ(エアキャップ)で包んでください。
プチプチ(エアキャップ)で包んだ箱を紙袋やダンボールに入れて、テープで閉じれば梱包は終了です。
靴の箱がない場合の梱包方法
靴の箱がない場合に使う梱包材は以下の通りです。
プチプチ(エアキャップ)、 新聞やチラシ、紙袋orダンボール
箱がない場合は、靴本体をプチプチ(エアキャップ)で包む必要があります。 包む前に、新聞やチラシを靴の中に詰め、形を整えてください。
靴の形を整えたら、靴をプチプチ(エアキャップ)で包みます。
靴を紙袋またはダンボールに入れます。
隙間ができるので、新聞紙やチラシを入れて靴が動かないように整えてください。
紙袋またはダンボールを手で閉じて左右に動かしても、中があまり揺れないことを確認できたら、テープで閉じます。これで完成です。
複数の靴を梱包する場合
なかには一足だけではなく数足購入し、まとめて発送して欲しいという人もいるでしょう。また、出品を二足セットや三足セットにしている場合も。
そのような場合の梱包方法も確認しておきましょう。
複数の靴を梱包する際に必要なアイテムは以下の通りです。
薄葉紙、プチプチ(エアキャップ)、新聞やチラシ、ダンボール
複数の靴をまとめて送る場合は、紙袋ではなくダンボールで送るのがベストです。
靴の元箱があれば、さらに簡単に梱包し発送できます。箱がある場合の梱包方法は、前述の「靴の箱がある場合の梱包方法」と同じです。プチプチ(エアキャップ)で箱を覆い複数の靴が入るサイズのダンボールに詰めて完成です。
靴の元箱がない場合は、「靴の箱がない場合の梱包方法」の手順③まで同様に行います。その後、梱包した靴全てが入るサイズのダンボールに入れ、隙間がある場合は新聞やチラシ、薄葉紙などの緩衝材を詰めて閉じます。
メルカリで発送するときの注意点
メルカリで発送後、購入者より評価がつけられます。大半が商品の不具合やずさんな梱包により、商品がダメになった場合に悪い評価がつくでしょう。
評価が下がってしまうと、他の出品商品が売れなくなってしまう可能性もあるので、商品の梱包はできる限り気をつけたいポイントです。
商品本体の型崩れ
靴の場合であれば、中に詰め物をすることで型崩れを防げます。新聞紙やチラシで詰めるか、薄葉紙や購入時の詰め物があればそれを使用するのがおすすめです。
新聞紙やチラシを使う場合、インク写りしないように配慮してください。ビニール袋に入れてから詰めるだけで、インク移りを防げます。
隙間を緩衝材で埋める
隙間があると、配送している間に商品が箱の中で動いてしまいます。衝撃はプチプチ(エアキャップ)で吸収してくれますが、動かないようにしっかりと固定しておいた方が安全です。
箱に入れた際に隙間がないように、空いている場所は全部埋めるようにしてください。
雨や雪など濡れた場合も配慮する
ダンボールや紙袋の中は、プチプチ(エアキャップ)やビニールで覆い水濡れした場合に備えておく必要があります。
防水処理をしておけば、万が一外側のダンボールや紙袋が濡れてしまっても商品に影響が及びません。
送料を考えた梱包
送料はサイズと重さで変動します。できる限り送料を抑えるためには、小さく軽く梱包することを念頭に置いておきましょう。
ただし、小さくしたいからといって商品を無理に小さな箱に詰めてしまうと型崩れしてしまうので気をつけてください。
メルカリ発送の送料
メルカリでは、「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」などの配送方法があります。この方法であれば、宛名書きが不要になるので多くの商品を出品しているのであれば手間が省けます。
上記の配送方法の他にも、サイズや専用の箱を使用する配送方法がありますが、今回は靴のサイズに該当する配送方法と送料を記載しています。
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便は、宅急便扱いの配送方法です。この配送方法では厚手の衣類やバッグ、スニーカーや小型家電を配送するのに向いています。
3辺の合計が160センチ以内であれば、この配送方法で送ることが可能です。匿名配送・追跡・補償がついており、発送場所はヤマト営業所・セブンイレブン・ファミリーマート・宅配便ロッカーPUDO・自宅集荷(+30円)から可能となっています。配送料は以下の通りです。
配送料 全国一律料金(税込) | |
---|---|
60サイズ(2kg以内) | 750円 |
80サイズ(5kg以内) | 850円 |
100サイズ(10kg以内) | 1,050円 |
120サイズ(15kg以内) | 1,200円 |
140サイズ(20kg以内) | 1,450円 |
160サイズ(25kg以内) | 1,700円 |
靴の場合、60サイズか80サイズ、長いブーツであれば100サイズになる可能性もあります。
ゆうゆうメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便は、ゆうパック扱いの配送方法です。この配送方法も、らくらくメルカリ便同様に、厚手の衣類・バッグ・スニーカーや小型家電の配送に向いています。
ただし、3辺の合計が100センチ以内までのサイズになっているので、それよりも大きい商品を発送する場合は別の配送方法で送ってください。
配送場所は郵便局かローソンに限定されています。近くに郵便局もしくはローソンがある場合は便利かもしれません。
配送料は以下の通りです。
配送料 全国一律料金(税込) | |
---|---|
60サイズ | 770円 |
80サイズ | 870円 |
100サイズ | 1,070円 |
どのサイズも、重量が25kg以内であれば取扱可能となっています。
ゆうゆうメルカリ便でも、匿名配送・追跡・補償がついているので配送時のトラブルに関しては安心できるでしょう。
綺麗な梱包で良い評価をもらいリピートしてもらおう
メルカリでは、本体の状態だけではなく梱包でも評価が変わってきます。そのため、どちらも気をつけて配送したいところです。
本体の状態で気をつけたい箇所は、傷がついている箇所や不具合が生じている場合それの明記、写真を提示して購入者が知っている状態である必要があります。
届いたときに、実際のものと違う! 説明文には記載していなかった! といった内容でトラブルになってしまったり、評価を下げられてしまったりするケースもあります。
このようなトラブルを回避するためにも、出品時にはそれらの写真や説明を載せておいてください。
梱包・配送時に気をつけたいのが型崩れや水濡れによる商品状態の悪化です。
梱包した時点では綺麗なのに、配送時の振動や気候により水が商品まで届いてしまい、結果として商品本体が出品時の形状と変わってしまうこともあります。
これらは、梱包時に防水処理をする、揺れても商品が動かないように隙間を埋めたり緩衝材で保護したりすることで防げます。
形状が変化しやすい靴製品ですが、適切な梱包材を使うことで、型くずれや破損など配送時に発生しがちなトラブルを避けることができます。
ダンボールワンでは、さまざまな形状・材質の靴製品に適した梱包材を多数取り揃えています。靴の梱包材をお探しの際は、ぜひダンボールワンをご活用ください。