ぬいぐるみの処分方法6選!メルカリなどの梱包・発送方法も解説
「ぬいぐるみを処分したいけど方法がわからない」と疑問をもつ人は多いのではないでしょうか。愛着があるぬいぐるみを適切に処分する方法は、意外に知られていません。この記事では、ぬいぐるみが不要になった際の様々な処分方法を紹介します。捨てるだけでなく、寄付やリサイクルの選択肢もあるので、ぜひ参考にしてください。
ぬいぐるみを手放す際には、捨てるだけでなく、寄付やリサイクルなど様々な選択肢があります。次項では、ぬいぐるみの処分方法を6つ紹介し、それぞれの方法や具体的な手順、必要な費用などを詳しく解説します。
ぬいぐるみの処分方法6選
ぬいぐるみを処分する6つの方法は、以下のとおりです。
- 燃えるゴミに出す
- 知人に譲る
- 寄付する
- 不用品回収業者に出す
- 神社やお寺で供養してもらう
- メルカリなどフリマサイト等で売る
それぞれ詳しく解説します。
燃えるゴミに出す
ぬいぐるみの破損や汚れが目立つ場合、燃えるごみとして処分する方法があります。
この方法は手間が少なく、無料で行えますが、地域によっては分別ルールやサイズ制限、指定のごみ袋を使用する必要があるため、事前に確認しておきましょう。
またサイズの大きなぬいぐるみの場合には、粗大ごみとして処分する必要があるケースもあります。
粗大ゴミの目安は、1辺30cm以上、または自治体の指定袋に入らない物です。
処分に必要な粗大ゴミ手数料は、100~500円が相場です。
処分する際に罪悪感を感じてしまう場合は、ぬいぐるみにお清めの塩をかけ、心を落ち着かせるのもひとつの方法です。
ほかにも、白い布や包装紙で梱包して感謝の気持ちを込めて処分することで、安心できるでしょう。
知人に譲る
ぬいぐるみの状態がいい場合、子どもがいる友人や収集家に譲る方法があります。
これによりぬいぐるみは、新しい家で新たな人生を歩めます。
時間が許すなら、喜ばれる新しい持ち主を見つけるのが理想です。
ぬいぐるみを引き渡す前には、ぬいぐるみを綺麗にしてから新しい家庭へ送り出しましょう。
寄付する
以下のような施設や団体へぬいぐるみを寄付し、子どもたちに提供することも可能です。
- 保育園
- 幼稚園
- 児童養護施設
- 途上国の子どもたちへの支援を行うNPO団体
なお、ぬいぐるみを寄付する場合は、事前に受け入れ可能かどうか確認が必要です。
また送付には送料がかかることや、追加の寄付を求められる場合もあるので、活動内容をWebサイトで確認し、詳細を把握してから寄付することが重要です。
不用品回収業者に出す
時間がない場合や大量に処分したい時は、不用品回収業者を利用するといいでしょう。
不用品回収業者は土日や夜間対応可能な業者もあるため、自身の都合に合わせて利用ができます。
またぬいぐるみだけでなく、その他の不用品も一緒に引き取ってもらえたり、買取可能なアイテムは別途買い取ってもらえたりすることもあります。
不用品回収業者を利用したぬいぐるみの処分には通常、2000~4000円が相場ですが、料金に幅があるため、複数の業者から見積もりを取り比較することが重要です。
神社やお寺で供養してもらう
思い出深いぬいぐるみや遺品整理の際には、神社やお寺で供養してもらう選択肢もあります。
人形供養と同様に、ぬいぐるみも供養してくれる場所が全国にあります。
事前に連絡を取り、条件や費用を確認した上でぬいぐるみを持参する、または郵送で供養の依頼が可能です。
神社なら「初穂料」「玉串料」、お寺なら「お布施」という名目でお金を納める必要があります。料金は神社やお寺によって異なりますが、1000~3000円程が相場と考えておきましょう。
メルカリなどフリマサイト等で売る
状態が良く、価値があるぬいぐるみは、リサイクルショップやオンラインのフリマアプリで販売可能です。限定品やブランド物、箱付きのぬいぐるみなどは、高値での取引が期待できます。
例えばメルカリの場合、出品前には同様の商品を扱う他の出品者の価格設定や商品説明を参考にし、適正な出品価格を決めることが重要です。
メルカリでは、商品の相場をAIが算出し、価格設定の参考になります。
商品説明には、ブランド名、購入場所、商品の状態などを詳細に記載し、相場感が適切か確認します。
人気キャラクターや数量限定商品は特に高額で取引される傾向にあるため、そのような特徴があれば強調するといいでしょう。
また、商品の魅力を最大限に伝えるために、複数の角度から撮影した魅力的な写真を掲載するのがおすすめです。
汚れや傷がある場合は、正直に写真や説明文で伝えることで、信頼性のある取引ができます。
このようなポイントを踏まえることで、不要になったぬいぐるみが売れる可能性が高まります。
ぬいぐるみの処分方法【譲る・売る場合の準備】
ぬいぐるみを譲る・売る場合には、きれいにし、準備しておくことが大切です。
具体的な準備の手順は、以下のとおりです。
- ぬいぐるみをきれいにしておく
- 梱包する
それぞれ詳しくみていきましょう。
ぬいぐるみをきれいにしておく
ぬいぐるみを手放す際は、清潔にしてから譲ったり、売ったりすることが望ましいです。
汚れや臭いがあると、新しい持ち主に不快感を与える可能性があります。
洗濯する時は、生地を傷めないために以下の手順で行いましょう。
- ぬるま湯と中性洗剤を混ぜ、バケツ内で押し洗いをする
- 水を替えて数回すすぎ、洗濯ネットに入れて洗濯機で20~30秒程軽く脱水する
- 形を整えた後、風通しのいい陰でよく乾かす
サイズが大きい、または形が複雑で自分で洗うのが難しいぬいぐるみは、プロのクリーニングサービスを利用するのもひとつの方法です。
クリーニングサービスは、汚れ除去のほか、抗菌・防臭加工や修繕も行っており、ぬいぐるみの寿命を延ばすのに役立ちます。
単純な洗濯であれば、地元のクリーニング店で対応してもらえる場合もあります。
クリーニング料金の相場は、サイズによって異なりますが、一般的には2000~2500円程度です。
梱包する
ぬいぐるみを梱包するには、ダンボールや宅配袋などを使用しましょう。
配送中にぬいぐるみが水濡れにより汚れるのを防ぐため、ビニール袋に入れて防水対策することも大切です。
また外からの衝撃を防ぐためにも、緩衝材の使用やぬいぐるみのサイズに合った梱包材がおすすめです。
具体的な梱包方法は「ぬいぐるみの梱包方法【安くて簡単!】」の記事をご覧ください。
ぬいぐるみを処分する際の発送方法
ぬいぐるみを処分する際の発送方法は、以下のとおりです。
- 定形外
- 宅急便
- ゆうパック
- 佐川急便
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
それぞれ条件や料金に違いがあるため、詳しく解説します。
定形外
定形外郵便とは日本郵便が提供する、定形郵便の規定サイズより大きな郵便物を送れるサービスです。
定形外郵便には、「規格内」と「規格外」の2種類があります。
小さなぬいぐるみを送る際には、サイズが34×25×3cm以下、重さが50gから1kgの範囲であれば、「規格内」での発送が可能です。この場合の配送料金は120〜580円です。
一方、これを超える大きさの荷物は「規格外」として扱われます。
定形外郵便の「規格外」の詳細は、以下のとおりです。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
3辺合計90cm以内(縦は60cm以内) |
重量 |
4kg以内 |
発送場所 |
郵便局、郵便ポスト |
損害補償 |
なし |
追跡 |
なし |
料金は重さによって、以下のように異なります。
重さ |
料金 |
---|---|
50g以内 |
200円 |
100g以内 |
220円 |
150g以内 |
300円 |
250g以内 |
350円 |
500g以内 |
510円 |
1kg以内 |
710円 |
2kg以内 |
1040円 |
4kg以内 |
1350円 |
なお、定形外郵便には損害補償がないため破損が心配な場合は、ほかの発送方法で送るようにしましょう。
宅急便(宅急便コンパクト・宅急便)
宅急便は通称「クロネコ」をトレードマークにしている、ヤマト運輸が提供する宅配便サービスの商標です。
宅急便には、以下の2種類があります。
- 宅急便コンパクト
- 宅急便
それぞれ詳しく解説します。
宅急便コンパクト
宅急便コンパクトを利用する際には、専用ボックス代として70円(税込)が必要です。60サイズより小さい荷物を便利かつ経済的に送れるサービスで、利用者は以下の2種類の専用ボックスから選べます。
項目 |
宅急便コンパクト専用BOX |
宅急便コンパクト薄型専用BOX |
---|---|---|
BOXの金額 |
70円(税込み) |
|
外寸 |
縦20cm・横25cm・高さ5cm |
縦24.8cm・横34cm |
内寸 |
縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cm |
縦24cm・横33.2cm |
重さ |
特に規定なし |
|
配達方法 |
手渡し |
料金は発着地によって異なります。
関東から荷物を送った場合、各到着地までの料金は以下のとおりです。
北海道 |
関東 |
関西 |
|
---|---|---|---|
発信元:関東 |
870円 |
650円 |
710円 |
宅急便
宅急便サービスでは、年中無休で一部の地域を除いて全国へ翌日配達が可能です。このサービスを利用して、縦・横・高さの合計が200cm以下、重さが30kg以下の荷物を送れます。専用BOXは不要ですが、ダンボールや袋など適切な梱包資材を使用し、輸送に適した梱包をする必要があります。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
200cm以内 |
重量 |
30kgまで |
発送場所 |
ヤマト営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配ロッカー自宅集荷(+100円) |
受取場所 |
自宅、ヤマト営業所、宅配便ロッカー(PUDOステーション)、コンビニなど |
損害補償 |
あり |
追跡 |
あり |
集荷 |
あり |
料金 |
940~8200円※発着地、サイズによって異なる |
ゆうパック
ゆうパックは日本郵便が運営する宅配便サービスで、郵便局、取り扱い店、またはコンビニから荷物を預けたり、自宅での集荷を依頼したりすることで利用できます。送り状はスマートフォンやパソコンから簡単に印刷できるため便利です。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
170cm以内 |
重量 |
25kg以下 |
発送場所 |
郵便局、集荷、ローソン |
受取場所 |
コンビニ、ロッカー、自宅 |
損害補償 |
あり |
追跡 |
あり |
集荷 |
あり |
料金 |
820~4350円※東京発の場合。 サイズ、発着地によって異なる |
佐川急便
佐川急便が提供する飛脚宅配便は、3辺の合計が160cm以内、重さが30kg以内の荷物を年中無休で日本全国に配送するサービスです。また、営業所やサービスセンター、取次店に荷物を直接持ち込むことで、運賃から1個あたり100円の割引が適用されます(ご契約運賃や運賃着払いの発送は除く)。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
260サイズ |
重量 |
50kg |
発送場所 |
自宅や事務所への集荷、営業所 |
受取場所 |
営業所、自宅 |
損害補償 |
あり |
追跡 |
あり |
集荷 |
あり |
料金 |
850~4万6860円※関東発の場合。 サイズ、発着地によって異なる |
らくらくメルカリ便
らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸の配送オプションを一律の送料で利用できるメルカリ限定のサービスです。送料の全国一律設定により、ヤマト運輸の通常運賃との差額はメルカリが補填します。
例えば、小さなぬいぐるみを送る場合は、以下の発送方法がおすすめです。
- ネコポス:A4サイズ、厚さ3cm、重さ1kg以内の荷物を210円で送れる
- 宅急便コンパクト:専用BOX代70円を加えた450円で送れる
これらを超えるサイズの荷物は、らくらくメルカリ便の宅急便を使うといいでしょう。
らくらくメルカリ便の宅急便の詳細は、以下のとおりです。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
3辺合計200cm以内 |
発送場所 |
ヤマト営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配便ロッカーPUDO、スマリボックス、自宅集荷(+100円) |
損害補償 |
あり |
追跡 |
あり |
重さ |
料金(全国一律) |
---|---|
60(2kg) |
750円 |
80(5kg) |
850円 |
100(10kg) |
1050円 |
120(15kg) |
1200円 |
140(20kg) |
1450円 |
160(25kg) |
1700円 |
180(30kg) |
2100円 |
200(30kg) |
2500円 |
ゆうゆうメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便は、メルカリと日本郵便が協力して提供する、メルカリ専用の配送サービスです。ゆうゆうメルカリ便では、「ゆうパケットポスト」、「ゆうパケットプラス」、「ゆうパック」といった配送オプションから荷物の大きさに応じて選択できます。
小さなぬいぐるみを送る場合は、以下の発送方法がおすすめです。
- ゆうパケットポスト:60サイズ、長辺34cm、重さ2kg以内の荷物を郵便ポストに投函可能で、発送用シール(10枚で75円)か専用箱(ひとつ65円)を使用して全国一律215円で送れる
- ゆうパケットプラス:厚さ7cm、重さ2kg以内の荷物を専用箱(65円)を使用して全国一律455円で送れる
これらのサイズを超える荷物は、ゆうパックを利用しましょう。
項目 |
情報 |
---|---|
サイズ |
3辺合計170cm以内 |
重量 |
25kg以内 |
発送場所 |
郵便局、ローソン |
損害補償 |
あり |
追跡 |
あり |
サイズ |
料金(全国一律) |
---|---|
60サイズ |
750円 |
80サイズ |
870円 |
100サイズ |
1070円 |
120サイズ |
1200円 |
140サイズ |
1450円 |
160サイズ |
1700円 |
170サイズ |
1900円 |
ぬいぐるみ梱包におすすめ資材
ぬいぐるみ梱包におすすめの資材は、以下のとおりです。
- 緩衝材
- テープ
- ビニール袋やOPP袋
- ダンボール
ぬいぐるみを梱包する際には、様々な資材が必要です。ここでは、ぬいぐるみを安全に輸送するためにおすすめの資材を詳しく解説します。
緩衝材
緩衝材は、ぬいぐるみが輸送中に受ける衝撃から保護するのに役立つでしょうちます。
また、ダンボール内の余分な空間を埋めることで、ぬいぐるみのが動かないように固定が可能でします。
これにより、輸送中のぬいぐるみの安全が確保されます。
ダンボールワンではプチプチや発泡緩衝材など、多くの緩衝材を取り扱っているため、ダンボールの隙間の広さやぬいぐるみの大きさに合わせたて緩衝材を見つけられま準備できます。
テープ
梱包に使用するビニール袋やOPP袋、ダンボールの封を確実にするためにテープが必要です。特に、ビニール袋の口部分は、受取人が開封しやすいようにマスキングテープを使用すると便利です。ダンボール箱の封には、強度のある梱包用テープを使いましょう。
ダンボールワンでは強い強度があるOPPテープや軽量で作業がしやすいクラフトテープ、マスキングテープなど、多くの種類を取り扱っています。
ビニール袋やOPP袋
ぬいぐるみを水濡れから守るために、最初にビニール袋やOPP袋に入れます。これらの袋は、水分を遮断し、ぬいぐるみを清潔に保つ役割を果たします。特に、湿度が高い地域や雨天時の配送には、ビニール袋やOPP袋が非常に重要です。
ダンボールワンでは封入に便利なテープ付きの袋や、作業性の高いOPP袋などを業界最安級の価格で販売しています。
ダンボール
大きなサイズのぬいぐるみを送る場合には、ダンボール箱が適しています。
ぬいぐるみのサイズに合わせて、適切なサイズのダンボールを選ぶことが大切です。
ダンボールは、ぬいぐるみを外部の衝撃や圧力から保護し、輸送中の安全を確保します。
ダンボールワンでは60サイズ~200サイズまで様々なサイズのダンボールを提供しているので、ぬいぐるみのサイズに合ったダンボールが見つかるでしょうみつかります。
これらの資材を適切に使用することで、ぬいぐるみは目的地に安全に届けられます。
まとめ
ぬいぐるみを処分する方法は、燃えるゴミとして捨てる以外にも、知人に譲る、寄付する、売るなど多岐にわたります。
処分する際は、かかる費用も考慮しておきましょう。
また、ぬいぐるみを譲渡または販売する場合には、きれいにしてから梱包し、安全に発送することが大切です。
ぬいぐるみの梱包には、緩衝材やビニール袋、ダンボールなどが必要ですが、すべて一度に揃えるのが大変だと思う人もいるでしょう。
ダンボールワンでは梱包に必要な資材を多く取り扱っているため、一度ですべての資材を揃えることが可能です。
業界最安級の価格で販売している資材もあるため、ぜひダンボールワンで購入を検討してみてください。