本記事は炊飯器の捨て方と注意点、捨てずに処分する方法の説明です。また、メルカリへの出品時のポイントや、梱包資材も紹介します。

炊飯器の処分方法は捨てるだけではなく、リユースも選択肢に入れましょう。また、捨てる場合も自治体によっては不燃ゴミとして回収できない場合や、リチウム電池の有無に注意が必要です。

ここでは、炊飯器の捨て方と注意点、捨てずに処分する方法も解説します。さらに、メルカリへの出品時のポイントや、おすすめの梱包資材も紹介します。

炊飯器の捨て方4選

炊飯器の捨て方には4つの方法があります。

不燃ゴミ

1つめが、不燃ゴミとして無料で捨てる方法です。不燃ゴミの日に自治体の指定場所へ、炊飯器を捨てるだけなのでもっとも簡単な捨て方です。

ただし、自治体によっては炊飯器を不燃ゴミの対象にしていない場合もあるので、不燃ゴミの対象品目に炊飯器があるか確認しましょう。

粗大ゴミ

2つめが、粗大ゴミとして捨てる方法です。不燃ゴミの規定サイズを超えたゴミは、粗大ゴミとしておおよそ200～500円で有料回収になります。

粗大ゴミのサイズ規定は長辺が30cm以上や90cm以上など、自治体により異なるので炊飯器のサイズとあわせて確認しましょう。

小型家電回収ボックス

3つめが、小型家電回収ボックスへ無料で捨てる方法です。小型家電回収ボックスとは、小型家電を資源として再生するためにゴミとは別に回収するためのボックスです。

ただし、炊飯器は自治体により小型家電リサイクルの対象品目ではない場合も多いです。また、対象品目に含まれていても小さい回収ボックスには入らないので、自治体の指示に従い分解するか、指定の回収拠点へ持ち込む必要があります。

出典：政府広報オンライン「使用済み小型家電のリサイクル」

不用品回収業者

4つめが、不用品回収業者に依頼して破棄する方法です。ただし、回収業者を利用する場合は、洗濯機や電子レンジなど他の不用品とまとめて処分することをおすすめします。

なぜなら、業者を利用する場合1,000～5,000円の料金が発生するため、炊飯器の処分のみだと割高になるからです。

炊飯器を捨てる場合の注意点

炊飯器を捨てる際には、リチウム電池の存在に注意しましょう。

液晶パネル付きの炊飯器にはリチウム電池が内蔵されており、発火の危険があるため不燃ゴミとして処分できません。

自治体の指示に従い、リチウム電池を取り除いてから処分するか粗大ゴミとして出すか確認しましょう。

炊飯器を捨てずに処分する方法

炊飯器を捨てずに手放す方法は、おもに3つです。

下取りに出す

1つめが、買い替え時に下取りに出す方法です。一部の家電量販店では、炊飯器の購入時に古い炊飯器の下取りサービスを行っています。

下取り価格は条件により変わりますが、無料から5,000円以内が相場です。ただし、キャンペーンによっては高い下取り価格になる場合もあります。

リサイクルショップに持っていく

2つめが、リサイクルショップで買い取りを依頼する方法です。新品同様の炊飯器や新生活シーズン前ならば、買取価格も高くなる傾向があります。

しかし、使用感が強い炊飯器や古い炊飯器は買取不可となる場合も多いです。

フリマに出す

3つめが、フリマサイトに出品する方法です。リサイクルショップでは買取不可となる旧型の炊飯器も、フリマサイトでは売れることも珍しくありません。

特に、フリマサイトの中でもユーザー数と閲覧回数の多いメルカリは、販売機会も多いのでおすすめです。

炊飯器をメルカリに出すポイント

炊飯器をメルカリに出品する際のポイントを説明します。

梱包方法

炊飯器の梱包手順は以下の通りです。

ポイントは、水濡れによる故障と揺れによる破損を防ぐように梱包することです。

1. 箱の底に新聞紙や緩衝材を詰める
2. 蓋をしめた炊飯器の全体をプチプチで包む
3. ビニール袋に炊飯器を入れる
4. 箱に炊飯器を入れ、すきまに緩衝材を詰める

発送方法

メルカリで売れた炊飯器の発送は、「ゆうゆうメルカリ便」か「らくらくメルカリ便」がおすすめです。

小型の炊飯器は80サイズ、標準的なサイズから大型の炊飯器は100～120サイズを目安にしましょう。

炊飯器を梱包するおすすめ資材

炊飯器の梱包におすすめの気泡緩衝材やダンボール箱を紹介します。

ロール状のプチプチなので、炊飯器を何重にも包めて好きなサイズでカットできます。幅600mm以外にも300mm、800mm、900mm、1,200mmがあるので炊飯器以外の梱包にもおすすめです。

※購入数により異なります

カット済みのプチプチならこちらがおすすめです。600×600mm以外にも、200×300mmから最大1,000×2,000mmまで豊富なサイズから選べます。

※購入枚数により異なります

0.5～1.5合炊きのコンパクトな炊飯器は、80サイズで収まる場合もあります。ただし、緩衝材を入れる余裕がない場合は、ひとまわり上の100サイズの箱も検討しましょう。

※購入枚数により異なります

100サイズ内で収まる炊飯器は、広告入りでお得なダンボール箱がおすすめです。広告は箱の内蓋に印刷されるので、外側からは見えません。

なお、価格は上がりますが広告なしのダンボール箱もあります。

※購入枚数により異なります

大型の炊飯器なら120サイズのダンボール箱がおすすめです。すきまができた場合は、プチプチや新聞紙を詰めて、発送時の揺れを抑えましょう。

※購入枚数により異なります

まとめ

炊飯器の捨て方は不燃ゴミか粗大ゴミとして捨てる方法と、小型家電回収に出すか業者に依頼する方法があります。

炊飯器を捨てる場合はリチウム電池の確認と、自治体による処分方法に注意しましょう。

なお、捨てずに処分する方法には、下取りやフリマサイトへの出品があります。フリマサイトに出品する際は、破損や故障を避けるためにも緩衝材と適切な箱を用いた発送が大切です。