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荷物を送るときに、なるべくコンパクトにして送料を抑えたい、梱包に手間をかけたくないという場合、紙袋を使った梱包が最適です。
紙袋は衣類や本など、こわれにくい物の梱包に向いていますが、割れ物やこわれやすい物なども工夫をすれば紙袋で梱包することができます。
ここでは、品物によって異なる紙袋の梱包の仕方や、梱包の際の注意点などをご紹介します。
紙袋の梱包の仕方
梱包する品物によって、紙袋を使った梱包の仕方は異なります。
間違った梱包をしてしまうと、中身が破損してしまうこともあります。適切な梱包方法を知って、紙袋を使った梱包のメリットを最大限に活用しましょう。
本の梱包
本の梱包は、折り曲がったり濡れてしまったりしないよう、気をつけて行いましょう。
《必要な物》
・紙袋 ・ガムテープ ・プチプチやOPP袋 ・厚紙やダンボール板
濡れや破損の心配がある場合は、事前に本をプチプチやOPP袋で梱包します。
なるべく大きな本から順に紙袋に入れていきます。このとき、底の面に対して水平になるよう、本を平置きします。底面に対して縦に入れると、本が破れてしまう危険があるのでやめましょう。また、本を2冊横に並べるときは、背表紙同士を合わせて入れることで、本の破損を防ぐことができます。
小さな本を横に並べたり、柔らかいソフトカバーの本や雑誌を梱包するなど、
強度に心配がある場合は、上下に厚紙やダンボール板を入れて補強しましょう。
本を入れたら紙袋の上部を折り返し、ガムテープで封をします。
中で本が動かないよう、本のサイズに合わせてきっちりと折り返してください。
ダンボールワンには、防水加工された紙袋や、
補強板に最適なダンボール板を揃えています。
本のサイズに合わせてさまざまな大きさの袋を選べるので、ぜひ活用してみてください。
衣類
衣類は柔らかく形状も調整しやすいので、紙袋の梱包がおすすめです。
ですが、しっかりと梱包しないと雨などの濡れや他の物に引っかけて破けてしまう危険もあります。
ていねいな梱包を心掛けましょう。
《必要な物》
・紙袋 ・OPP袋やビニール袋 ・ガムテープ
梱包する袋より一回り小さいサイズになるようたたみます。
このとき、なるべく厚みが均等になるよう注意しましょう。
また、複数の衣類を梱包するときは、重ねたときに平らになるようにします。
壊れやすいボタンや装飾がある場合は、プチプチなどで保護します。
濡れや破損を防止するため、OPP袋やビニール袋に入れます。
しっかりと空気を抜いて薄くしてから封をします。
セーターやダウンなど厚手の服は圧縮袋に入れることで薄くすることが可能です。
紙袋に入れます。封筒のマチの幅や服の厚みにもよりますが、
大体3着以内であれば紙袋での梱包に適しています。
それ以上の量を梱包する場合は、ダンボールを使うことをおすすめします。
ダンボールワンには、さまざまなサイズのOPP袋や防水の紙袋があります。
封をするテープもついているので便利です。
カバン
薄手のリュックや布のバッグなどは、たたんで梱包できますが、革製のものや硬い底板が入っているものなど、しっかりとした形状のバッグを梱包する際には注意が必要です。
なるべく型崩れしないように梱包しましょう。
《必要な物》
・梱包用の薄紙 ・プチプチ ・紙袋 ・ガムテープ
バッグの中に何も入っていないことを確認し、梱包用の薄紙などを入れます。
薄紙をくしゃくしゃにしてボリュームを出し、バッグにしわがついたり型崩れしないようにします。
金属部分や繊細な装飾がある場合は、
傷ついたり破損しないようミラーマットやプチプチで保護します。
さらにバッグ全体をプチプチやOPP袋などで包みます。
厚みのあるバッグを梱包するときは、できればマチがしっかりある紙袋がよいでしょう。
また、革製品などは水濡れ厳禁なので、防水性のある袋が適しています。
ダンボールワンの防水袋はバッグの梱包に最適です。
CD・DVD
1枚であれば封筒を使った梱包がかさばらないので適していますが、数枚のCDやDVDを一度に送る場合は、マチのある紙袋が向いています。
破損がないよう、ていねいに梱包しましょう。
《必要な物》
・プチプチなどの緩衝材 ・紙袋 ・ガムテープ
CDやDVDをプチプチなどの緩衝材で包みます。
割れやすいCDケースの場合は二重、三重にくるむと安心です。
紙袋に入れ、中で品物が動かないよう、しっかりと口を折ります。
マチ部分に余裕がある場合は、さらに緩衝材や新聞紙などを詰めて、
中で品物が動かないようにしましょう。
破損の可能性が高いCDやDVDは、他の物より厳重に梱包する必要があります。
緩衝材をたくさん使う場合は、ダンボールワンでの購入がお得です。
また、CDやDVDを数枚だけ送るときは、緩衝材入りの防水封筒がおすすめです。
割れ物・こわれもの
割れ物やこわれやすい物などは本来、しっかり緩衝材を入れたダンボールで梱包するのがベストです。
ですが、どうしても紙袋で梱包する場合は、破損しないようしっかりと梱包するようにしましょう。
《必要な物》
・プチプチ ・ダンボール板 ・紙袋 ・ガムテープ
品物をプチプチで包みます。
プチプチはできるだけ粒が大きな物を使うか、もしくは二重、三重に包むようにしましょう。
また、コップなど中が空洞のものは、中にも緩衝材を入れます。
ダンボール板で品物をくるみます。
隙間ができないようにダンボールを巻いていき、最後にしっかりとテープで止めます。
できれば割れ物はダンボールで梱包することをおすすめします。
ダンボールワンの強化ダンボールは、通常のダンボールより厚みがあり、割れ物の梱包に最適です。
紙袋の梱包で注意すること
紙袋で品物を梱包するもっとも大きなメリットは、コンパクトに梱包して送料を抑えることができる点です。
送る方法によってコンパクトにするポイントも異なるため、詳しく見ていきましょう。
紙袋に持ち手がある場合
持ち手がある紙袋を使って梱包する場合、封をするときに紐が邪魔になってしまいます。
持ち手がある場合は、内側に折り込み、ガムテープなどで止めておきましょう。
こうすることで封の邪魔になりません。
また、定形外郵便で送るのであれば、紐の数グラムの重さでも送料が変わってしまうことがあります。
紙袋を再利用しないのであれば、紐を切って取ってしまってもよいでしょう。
紙袋にマチがある場合
マチのある紙袋を使用するときは、品物が紙袋の中で動いてしまうことを防ぐため、できるだけ梱包する品物の厚みに合ったマチ幅の紙袋を選ぶようにします。
割れ物やこわれ物などは紙袋の中で品物が動かないようにすることが大事です。
また、どうしてもマチ幅が合わない紙袋を使う場合は、あまった部分を折ってガムテープなどでとめましょう。
品物を固定する必要がない場合や、重さで送料が決まる定形外郵便で送る場合は、わざわざあまったマチを折らなくても構いません。
ガムテープの重さもプラスされてしまうので、折らずにそのまま送るようにしましょう。
送料を考える
紙袋で品物を送る場合、定形外郵便は重さ、ゆうパックや宅配便は三辺の長さを足したサイズで送料が決まります。
そのため、送る方法によって余分な重さやサイズが出ないよう、気をつけるようにしましょう。
こちらの記事では、紙袋で送る際の送料などが詳しく紹介されていますので、参考にしてください。
梱包発送に最適な持ち手の無い紙袋（宅配袋・宅配封筒）
紙袋は買い物をしたときに商品を入れてもらったものを再利用する人が多いかと思います。
ですが、いざ梱包に使おうと思うと、梱包する物とのサイズが合わなかったり、持ち手の紐が邪魔だったりと、いまいち使い勝手が悪く感じることもあるのではないでしょうか。
そういった場合は、品物の発送に便利な宅配袋や宅配封筒が最適です。
持ち手の紐がなく、開口部には簡単に封ができるテープがついているので、ガムテープを準備する必要がありません。
また、防水加工された紙袋もありますので、水濡れにも安心です。
さまざまなサイズが展開されているので、梱包する品物に合ったサイズの紙袋を選ぶようにしましょう。
ダンボールワンでは宅配便や郵便で発送できる封かんテープ付きの宅配袋や宅配封筒を豊富にご用意しております。
紙袋の梱包用品はどこで買える？
紙袋での梱包には、紙袋だけでなくガムテープや養生テープ、プチプチなど、さまざまな梱包用品が必要になります。
これらはホームセンターや100円ショップで購入できますが、たくさん使う場合や、多めに買っておきたい場合には通販がおすすめです。
ダンボールワンでは、さまざまな種類やサイズを展開していますので、ぜひご利用ください。
また、こちらの記事では紙袋の材質や特徴などを紹介していますので、どんな紙袋を買ったらいいか迷われた際は参考にしてみてください。
まとめ
紙袋を使った梱包方法や、梱包する際に注意する点などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
紙袋は梱包材としても安価で、コンパクトに梱包できます。
品物を送る際にはぜひこの記事を参考にして紙袋を活用してみてください。
