近年、本格的なサイクリングを楽しめるロードバイクを趣味としている人が増えています。
山や海沿いを走ってツーリングを楽しむ人や、通勤に利用している人もいるでしょう。
そんなロードバイクですが、使わなくなったものを人にあげたりメルカリなどで売ったりするときに、梱包や発送の方法がわからず困ったという人は多いのではないでしょうか。
今回はロードバイクの梱包方法と、最安値で送れる発送方法について解説します。
ロードバイクの梱包に必要なもの
- ダンボール
分解したロードバイクを入れるためのダンボールです。自転車専用のダンボール箱を使うのがベストですが、ない場合は大きめのダンボールふたつを使って組み合わせて使いましょう。
- テープ
プチプチやダンボールをとめるためのガムテープやOPPテープです。
自転車の梱包は重量があり、とめる範囲も大きいため、しっかりとした粘着力があるものを選びましょう。
- 気泡緩衝材
分解した各パーツを包むプチプチなどの緩衝材です。
また、ダンボールの隙間埋めであれば新聞紙や使わなくなったタオルなどを使用しても良いでしょう。
ロードバイクを梱包するダンボールの入手方法
ロードバイクの購入時に入っていたダンボールが残っていればそれを再利用できますが、ない場合は自転車屋さんにもらいに行ったり、通常の大きさのダンボールを組み合わせるなど工夫する必要があります。ただし、自転車屋さんで必ずダンボールがもらえるとは限りませんし、自分で箱を作るのはかなりの手間がかかります。自転車用のダンボールは専門性が高くホームセンターなど一般のお店ではなかなか売っていないため、購入するならネット通販がおすすめです。
ダンボールワンでは、200サイズ(縦・横・厚さの3辺合計が200cm以内)と240サイズの自転車専用ダンボールを販売しています。自転車を分解して入れるのにジャストサイズのダンボールなので、余計な送料がかかりません。
また、ダンボールの組み立ても簡単なので、手間をかけずに梱包したい人は利用してみてください。
ロードバイクの梱包方法
バイクを分解し、パーツを取り外すところから始めますが、パーツを無くさないよう気をつけながら進めていきましょう。
- 分解する
タイヤ、サドル、ペダルなどのパーツを取り外します。
それぞれのパーツに汚れが残っていないかを確認しながら、きれいに拭いておきましょう。 - 緩衝材で包む
プチプチで各パーツと自転車本体(フレーム)を包みます。
フレームやハンドル部分など破損しやすい部分は二重に包んで丁寧に梱包してください。 - ダンボールに入れる
最初にフレーム部分をダンボールに入れ、隙間に他のパーツを詰めていきます。
すべて入れても隙間がある場合はプチプチや新聞紙、使わなくなったタオルなどを詰めて、箱の中で各パーツが動かないようにします。 - 封をする
ガムテープやOPPテープなどで封をしたら完成です。
配送途中に封が開かないよう、厳重にテープでとめておきましょう。
ロードバイクのおすすめ発送方法
ロードバイクは大きさにもよりますが、分解しても発送サイズは200サイズ以上になることが多いです。
ここでは200サイズ以上で送れる発送方法を紹介します。
宅急便
ヤマト運輸の宅急便は200サイズ(3辺合計200cm以内)までの荷物を送れて、追跡サービスと30万円までの補償が付いています。
送料は発送先の地域によって異なりますが、関東から関東へ送る場合、200サイズの送料は2,840円です。ヤマト運輸のWebサイトで詳しい料金を調べられるので、発送する地域でどれくらいの料金になるか確認してください。
飛脚ラージサイズ宅配便
佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便は、160サイズ以上260サイズまでの荷物を送れるサービスで、追跡サービスと30万円までの補償が付いています。
送料は発送先の地域によって異なりますが、関東から関東へ送る場合の送料は200サイズで3,245円です。
・関東から関東へ送る場合
サイズ | 料金 |
---|---|
200 | 3,245円 |
220 | 3,795円 |
240 | 4,895円 |
260 | 5,995円 |
カンガルー自転車イベント便/カンガルー自転車輸送便
西濃運輸のカンガルー自転車イベント便とカンガルー自転車輸送便は、280サイズ以内の自転車を送れるサービスです。イベント便はロードバイクのイベント会場で直接受け取り、返送ができます。Webから申し込みをして、指定の集荷日までに自分で梱包を行う必要がありますが、自転車用の箱がない場合は、箱の購入やレンタルも可能です。
送料は発送先の地域によって異なりますが、関東から関東へ送る場合、5,960円です。自転車専用の配送サービスなので、安心して送れます。
シクロエクスプレス
ロードバイク専門の宅配システムであるシクロエクスプレスは、自転車を簡単に発送できるサービスを行っています。梱包に必要なダンボールやプチプチなどがセットになっている「配送キット」(3,850円)が販売されており、梱包材の準備が面倒な人にはとても便利に発送準備が行えます。
送料は発送先の地域によって異なりますが、関東から関東へ送る場合、4,950円と他社よりも安く、自転車配送の専門業者なので安心して送れます。
たのメル便
ロードバイクをメルカリで売った場合は、メルカリとヤマト運輸が提供しているたのメル便を利用しましょう。
450サイズまでの大型の荷物を送れて、ドライバーが梱包から搬出までを担当してくれるので梱包材の準備をする必要がありません。また、追跡サービスとメルカリによる補償も付いているので、万が一配送中に破損しても安心です。送料は全国一律で200サイズが5,000円、250サイズが8,600円です。受け取り後は、ドライバーが開梱して梱包材を持ち帰ってくれます。
まとめ
ロードバイクの梱包方法と発送方法について紹介しました。
関東から関東へ送る場合、最安値の送料は、200サイズならヤマト運輸の宅急便で2,840円、240サイズなら佐川急便の飛脚ラージサイズ宅配便で4,895円、それ以上のサイズならシクロエクスプレスがお得です。ロードバイクは大型の荷物となるので、できるだけコンパクトに梱包して、お得な料金で発送できるよう工夫してください。