メルカリで帽子が売れたとき、どのように梱包をしたらいいのでしょうか。
帽子にも様々な形のものがあり、種類によって使用する梱包材も変わります。
できるだけきれいな形を保ったまま購入者に送ることができれば、メルカリでの高評価につながるかもしれません。
本記事では帽子の梱包方法と、おすすめの発送方法を紹介します。
帽子を良い状態で送るために気をつけなければいけない点も併せて紹介するので、参考にしてください。
帽子の梱包に必要なもの
- ビニール袋
水濡れを防ぐための袋です。
ビニール袋やポリ袋、OPP袋など帽子のサイズに合った袋を準備します。
- 発送に使う袋やダンボール
発送用の袋やダンボールです。キャップやニット帽など折りたためる帽子なら紙袋や厚手のビニール袋でも構いませんが、折りたためないハット帽などは型崩れの心配があるため、できればダンボールを使いましょう。
- テープ
袋やダンボールをとめるためのテープです。
外装をとめるときはOPPテープやガムテープなど剥がれにくいもの、中の袋や緩衝材をとめるときは剥がしやすいマスキングテープなどを使うと開封しやすくて親切です。
- 気泡緩衝材
プチプチや発泡シート、エアクッションなどの気泡緩衝材は、帽子を保護したりダンボールの隙間埋めに使います。ハット帽の中に入れる緩衝材として、新聞紙や更紙を使っても良いでしょう。
- 購入時の箱(あれば)
高級なハットは、型崩れしないようできるだけ箱に入れて発送しましょう。
購入時の箱が残っているようであれば、それを使うのもおすすめです。
【種類別】帽子の梱包手順
ここではハット帽や麦わら帽子など折りたためない帽子と、キャップの梱包方法を紹介します。
それぞれの形の特徴を考慮した上で、丁寧に梱包しましょう。
折りたためないツバのある帽子
ハット帽や麦わら帽子など、折りたたむことができずツバが頭部の周囲全体についている帽子の梱包方法です。
ハット帽や麦わら帽子のツバは、キャップのツバに比べて柔らかいものが多く、型崩れしやすくなっているため、ツバの部分は折り曲げたりせず、そのままの形で梱包するようにします。
また、麦わら帽子は麻など天然素材を使っていることも多くデリケートなため、丁寧に扱うようにしましょう。
- 頭部に緩衝材を入れる
頭の部分がへこまないよう、頭部分に更紙や新聞紙、プチプチなどの緩衝材を入れます。
あまりぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると形が歪んでしまうため、適度に入れるようにしましょう。 - ビニール袋に入れる
水濡れを防ぐため、ビニール袋など防水性のある袋に入れます。 - 発送用の箱に入れる
発送用のダンボールや購入時の箱などに入れ、隙間がある場合はプチプチなどの緩衝材を詰めます。
ダンボールの封をして完成です。
キャップ
キャップは頭部の前方部分にツバがついた布素材の帽子で、ツバはハット帽などより固くなっています。
全体のシルエットにこだわりをもつ人もいるので、特にツバ部分は型崩れしないよう気をつけましょう。
梱包方法は、折りたたまず梱包する場合はハット帽など折りたためない帽子の梱包方法と同じです。
ここでは、折りたたんで梱包する方法を紹介します。
帽子を折りたたんで送ると、折り癖やしわが入ってしまうことがあります。
購入者によってはクレームとなってしまう場合があるので、事前に購入者の同意を得るようにしましょう。
- 折りたたんで袋に入れる
ツバの固い部分以外を折りたたみ、適度な大きさにします。
防水用のビニール袋に入れて封をします。 - 発送用の袋に入れる
紙袋や封筒、厚手のビニール袋などに入れて封をします。
帽子を梱包・発送するときの注意点
帽子は数百円から数万円まで様々な価格帯のものがあり、ブランド品や高価なものも多くあります。
特にメルカリで高い値段で売れた場合は、購入者に満足してもらえるよう、以下の点に気をつけて梱包するようにしましょう。
袋や箱はちょうどよい大きさを選ぶ
箱や袋は帽子が折れ曲がったり、極端に小さく折りたたまなくてはいけなかったりしないよう、適切なサイズのものを選ぶようにします。
小さい箱や袋に無理やり詰め込むのは論外ですが、「ちょっときつめぐらいだけど大丈夫かな」と小さめのものに入れると、型崩れの原因となります。
また、袋や箱があまり大きすぎると、送料が高くなってしまったり、箱の中で帽子が動いて破損の原因となったりします。
帽子に少し余裕があるくらいの袋や箱を使うようにしてください。
型崩れに気を付ける
キャップやハット帽は、ツバの形などシルエットにこだわりをもってつける人が多くいます。
また、帽子は麻素材ややわらかい布を使うなど、型崩れしやすい素材でつくられていることも多くあります。
配送中に変な折り癖がついたり頭部分が潰れたりしてしまわないよう、頭部分にはしっかりと緩衝材を詰めて梱包するようにしましょう。
帽子の発送方法
ここではおすすめの発送方法を紹介します。
帽子の発送サイズは、種類や大きさによっても異なりますが、ハット帽など折りたためない帽子は80サイズ(縦・横・厚さの3辺合計が80cm以内)や100サイズ、折りたためるキャップなどは60サイズを目安とすると良いでしょう。
また、ブランド品など高価な帽子の場合は、追跡サービスや補償がついているかどうかもポイントとなります。
ヤマト運輸
ヤマト運輸で帽子を送る場合、宅急便と宅急便コンパクトが利用できます。
宅急便の送料は送り先の地域によって異なりますが、例えば 関東から関東へ送る場合、60サイズで930円、80サイズで1,150円、100サイズで1,390円となっています。
宅急便コンパクトは、60サイズよりも小さな荷物を送ることができるサービスで、ひとつ70円の専用ボックスを使用します。
送料は送り先の地域によって異なりますが、例えば関東から関東へ送る場合、ボックス代別で610円です。
宅急便コンパクトは送料を抑えることができますが、専用ボックスは厚みが5cmまでという制限があるので、高さのあるハット帽などでは利用できません。
ニット帽や小さくたためるキャップなど型崩れの心配が少ない帽子で利用するようにしましょう。
また、どちらも追跡サービスがついており、補償は荷物ひとつにつき宅急便は30万円まで、宅急便コンパクトが3万円までとなっています。
佐川急便
佐川急便で帽子を送る場合は、飛脚宅配便を使用します。
送料は送り先の地域によって異なりますが、関東から関東へ送る場合は、60サイズで770円、80サイズで1,045円、100サイズで1,386円です。
また、追跡サービスと荷物ひとつにつき30万円までの補償がついています。
日本郵便
日本郵便で帽子を送る場合、定形外郵便やレターパックライト、レターパックプラス、ゆうパックがあります。
定形外郵便の規格外は縦・横・厚さの3辺合計が90cm以内(もっとも長い1辺が60cm以内)で重さは4kg以内となっています。
送料は以下になっています。
重量 | 規格外 |
---|---|
50g以内 | 200円 |
100g以内 | 220円 |
150g以内 | 300円 |
250g以内 | 350円 |
500g以内 | 510円 |
1kg以内 | 710円 |
2kg以内 | 1,040円 |
4kg以内 | 1,350円 |
また、レターパックはライトとプラスがあり、34cm×24.8cmのA4ファイルサイズの専用封筒を使って4kgまでの荷物を送ることができます。
レターパックプラスは厚さの制限がありませんが、レターパックライトは厚さ3cm以内と決まっているため、厚みのない帽子での利用に限られます。
料金は全国一律でレターパックライトは370円、レターパックプラスは520円です。
定形外郵便とレターパックは追跡サービスや補償がついていないため、高額な帽子を送る場合は、補償がついているゆうパックを利用したほうが安心です。
ゆうパックの料金は荷物の大きさや発送先の地域によって異なりますが、例えば関東から関東へ送る場合、60サイズで870円、80サイズで1,100円、100サイズで1,330円となっています。
ゆうパックは荷物ひとつにつき30万円までの補償がついており、追跡サービスもあるので、安心して送ることができます。
メルカリ
帽子をメルカリで売った場合、ヤマト運輸の「らくらくメルカリ便」や、日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」を利用できます。
らくらくメルカリ便では宅急便と宅急便コンパクトが最適です。
宅急便の送料は全国一律で、60サイズが750円、80サイズが850円、100サイズが1,050円です。
宅急便コンパクトは専用の箱代(70円)が別で全国一律450円となっています。
また、ゆうゆうメルカリ便ではゆうパケットプラスとゆうパックがあります。
ゆうパケットプラスは、厚さ7cm以内、重さ2kg以内で65円の専用箱を使用して、送料は全国一律455円です。
ゆうパックの送料も全国一律で、60サイズが770円、80サイズが870円、100サイズが1,070円です。
らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便のどちらも追跡サービスがついており、商品の紛失や破損の際はメルカリによって補償されます。
まとめ
帽子の梱包方法や発送方法を紹介しました。
帽子は様々な種類がありますが、ハット帽など型崩れしやすく丁寧に扱わないといけない商品も多くあります。できるだけコンパクトにしつつ、きれいな状態を保ったまま送ることができるよう、気をつけて梱包することを心がけましょう。
ダンボールワンでは帽子を梱包するのにぴったりな資材を豊富にご用意しております。