荷物を送るには、配送業者や取扱店に持ち込むか、指定の場所まで集荷に来てもらう方法があります。営業時間に持ち込むことが難しい場合や、近場にお店がない場合だとすぐに荷物を送れず困っている人もいるでしょう。荷物はコンビニからも送ることができ、時間帯も気にする必要がないので便利です。本記事ではコンビニから荷物を送る方法と安く送れるのはどこかを解説していきます。
コンビニから荷物を送ることはできる?
配送業者と提携しているコンビニであれば、荷物を送ることが可能です。コンビニによっては取り扱いがない場合や、配送業者が異なる場合もあります。おもな配送業者は、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便となりますが、コンビニでは佐川急便の取り扱いはありません。ヤマト運輸もしくは、日本郵便での配送になります。また、コンビニでは取り扱えない荷物もあるので、事前に確認が必要です。
荷物を送れるコンビニ【ヤマト運輸】
ヤマト運輸は、コンビニから荷物を送ることが可能です。コンビニによってはらくらくメルカリ便にも対応しています。
セブンイレブン
全国展開しているセブンイレブンでは、ヤマト運輸のサービスが利用可能です。利用できるサービスは、宅急便・宅急便コンパクト・ゴルフ宅急便・スキー宅急便・空港宅急便となっています。そのほかにらくらくメルカリ便も対応しています。
クール宅急便やパソコン宅急便は利用できません。店舗によっては180サイズ・30kgを超える荷物を送ることができない場合もあるので注意してください。
支払いは元払いと着払い両方に対応しています。
ファミリーマート
ファミリーマートもヤマト運輸のサービスを利用できます。内容は宅急便・宅急便コンパクト・ゴルフ宅急便・スキー宅急便・空港宅急便となっていて、らくらくメルカリ便も対応しています。
ただし、ファミリーマートでは荷物のサイズの上限があり、160サイズまです。
支払いは元払いと着払い両方に対応しています。
デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキもヤマト運輸で荷物を送ることが可能です。利用できるサービスは、宅急便・宅急便コンパクト・ゴルフ宅急便・スキー宅急便・空港宅急便です。デイリーヤマザキでは、らくらくメルカリ便を送ることはできません。
支払いは元払いと着払い両方に対応しています。
ほかのコンビニ同様、取り扱いが難しいクール宅急便の利用はできません。クール宅急便や、パソコン宅急便などは直営店もしくは取扱店、集荷での発送になります。
荷物を送れるコンビニ【日本郵便】
コンビニから荷物を送りたい場合、ヤマト運輸か日本郵便かのいずれかです。日本郵便を利用して送れるコンビニはローソン、ミニストップです。日本郵便はスマートレターやレターパックプラスなどのサービスもありますが、ポストが設置されていればコンビニから送ることができます。
ローソン
ローソンでは、ゆうパックを取り扱っています。サイズは3辺の合計が170cm以内、重さが25kg以内です。ゴルフ・スキーゆうパックや空港ゆうパックも対応しています。また、ゆうゆうメルカリ便を送ることも可能です。
利用できないサービスとして、チルドゆうパック・冷凍ゆうパックや国際スピード郵便物、冊子小包などがあります。支払いは元払い着払い両方に対応しています。
ミニストップ
ミニストップもゆうパックを取り扱っています。ローソン同様、サイズは3辺の合計が170cm以内、重さが25kg以内であれば可能です。また、ゴルフ・スキーゆうパックや空港ゆうパックも対応しています。
利用できないサービスは、チルドゆうパック・冷凍ゆうパックなどが該当します。支払いは元払い着払い両方に対応しています。
コンビニから荷物を送る手順
コンビニから荷物を送る際、事前に準備しておくと発送までスムーズに行えます。手順について確認しておきましょう。
- 家で荷物を梱包する
ダンボールや袋などで荷物を梱包しておきます。コンビニには、梱包資材が売っていないケースが多いです。コンビニによっては、メルカリ関連用品を販売しているところもあります。 - 送り状を記入
送り状を記入します。レジの横にあるか、店員に言って用紙をもらってください。もしくは事前に送り状をもらい記入を済ませているとスムーズです。
記入項目は、送り先の郵便番号、住所、氏名、電話番号と送り主の郵便番号、住所、氏名、電話番号です。配達の希望日時がある場合、レジで確認されるのでその際に伝えてください。 元払いと着払いの送り状は異なります。適切な送り状を使用する必要があります。 - レジで料金支払い
記入した送り状と荷物をレジに持っていくと、店員がサイズや重さ、送り先地域を確認し料金が確定します。控えを受け取ればコンビニでの発送は完了です。
出典:ヤマト運輸│宅急便(発払)送り状
出典:ヤマト運輸│宅急便(着払)送り状
コンビニから送れない荷物
ヤマト運輸や日本郵便の取扱店でも、コンビニからは送れない荷物があります。保管条件が決まっている、冷蔵や冷凍などのクール便や精密機器を取り扱うパソコン宅急便、大型家財なども取り扱いできません。また、サイズ上限があるので大きい荷物や重い荷物もコンビニでは取り扱い不可となっています。
コンビニで取り扱っていない荷物は、直営店もしくは取扱店、集荷で送ることが可能です。
コンビニから安く送る方法は?
コンビニと提携している配送業者は、ヤマト運輸か日本郵便のどちらかです。佐川急便は対応していません。コンビニによって、送料は変わらず、荷物の大きさや重さ、送り先の地域までの距離によって料金が異なります。
サイズ | 宅急便(ヤマト運輸) | ゆうパック(日本郵便) |
---|---|---|
60サイズ | 930円 | 930円 |
80サイズ | 1,150円 | 1,030円 |
100サイズ | 1,390円 | 1,280円 |
120サイズ | 1,610円 | 1,530円 |
140サイズ | 1,850円 | 1,780円 |
160サイズ | 2,070円 | 2,010円 |
170サイズ | ー | 2,340円 |
180サイズ | 2,400円 | ー |
200サイズ | 2,840円 | ー |
※2022年9月現在の料金
※差出地と宛先地が近距離(関東→関東)の場合
表の金額は基本的な価格です。持ち込み割引や支払い方法、オプションなどにより金額が増減されます。
ゆうパックでは、持ち込み割引や同一宛先・複数口割引があります。宅急便では、クロネコメンバーズや持ち込み、送り状の準備や支払い方法によって割引が可能です。
ヤマト運輸の支払い方法は、キャッシュレス決済のなかに「にゃんPay」という方法があります。これは、ヤマト運輸の新決済サービスとなっており、にゃんPayを利用すると送料に12%割引が適応されるのです。
にゃんPayはスマートフォン対応のコード決済サービスで、チャージと支払いができます。
普段から荷物の発送を行なっている場合や、ヤマト運輸をよく利用するのであれば、にゃんPayで支払うととてもお得になるかもしれません。
まとめ
コンビニは24時間営業しているところが多く、各地に展開しているので荷物を時間や場所を気にせず荷物を送りたいと考えている人にとってはとても便利です。
直営店とは異なり、梱包資材が置いていないところが大半なので事前に梱包したり送り状の準備をしたりしておくと支払いまでスムーズです。事前準備に必要な梱包資材の購入は、ぜひダンボールワンで検討してみてください。
ダンボールワンでは梱包・発送にぴったりな資材を豊富にご用意しております。