今や私たちの生活には欠かすことのできないインターネット。そして、インターネット接続に欠かすことのできないものがWi-Fiルーターです。
ルーターは、頻繁に買い替えを行うことはないものの、引越しや通信事業者を変更する際などに別のものに取り替えることも珍しくありません。その際、不要になったルーターはどのように処分すればよいのでしょうか。
そこで今回はルーターの代表的な捨て方を3つ紹介するとともに、ルーターを捨てる際の注意点や、ルーターを捨てずに処分する方法、ルーターをメルカリに出す際のポイントなどを解説します。
ルーターの捨て方3選
不要になったルーターの捨て方としては、大きく次の3つが挙げられます。
- 不燃ゴミ
- 小型家電回収ボックス
- 不用品回収業者
ここでは、それぞれの特徴や詳しい捨て方について解説します。
不燃ゴミ
ルーターは、自治体によっては不燃ゴミに分類されることがあります。不燃ゴミとして捨てる際に分解や破壊をする必要はありませんが、使用しているプロバイダ情報をはじめとする情報が記憶されているため、初期化作業をしておく必要があります。
また、自治体によってはリサイクルを行っている場合もあるため、まずは自治体の決まりを確認しましょう。
小型家電回収ボックス
ルーターはリサイクルの対象となる場合もあります。環境省が定める小型家電リサイクル法では、ルーターや携帯電話などをリサイクル対象としているため、自治体が小型家電用回収ボックスを設置していることがあります。
小型家電用回収ボックスは、小型家電に含まれている金や銀、銅といった希少な金属資源をリサイクルするためのものです。公的施設や家電量販店に設置されていることが多く、ポストのように投入口からルーターを入れるだけで処分ができます。
不用品回収業者
ルーターは不要品回収業者に依頼すれば引き取ってもらうことができます。ただし、回収する際には手数料がかかるため、ほかにも処分したいものがある場合に利用した方がお得なことが多いでしょう。
不用品回収業者によっては、即日回収に来てくれることもあります。引越しのような急ぎの予定がある際に利用すると便利ですしょう。
ルーターを捨てる場合の注意点
ルーターは自治体によっては不燃ゴミとして気軽に処分できます。しかし、ルーターを捨てる際には次の2点に注意が必要です。
レンタル品ではないか
ルーターは自分で購入したわけではなく、プロバイダ(インターネット接続業者)からレンタルしている可能性があります。その場合は、返却が必要かもしれません。プロバイダによって返却が必要な場合とそうでない場合があるため、まずはレンタル品かどうかを確認し、レンタル品だった場合は処分方法を確認しましょう。
レンタル品のルーターを勝手に処分してしまった場合、違約金が発生する可能性もあるため注意が必要です。
リチウムイオンバッテリーを内蔵していないか
ルーターの中には、リチウムイオンバッテリーが内蔵されているものもあります。
リチウムイオンバッテリーが内蔵されている場合は、圧力の変化や強い衝撃によって発火や爆発の恐れがあり大変危険です。リチウムイオンバッテリーが内蔵されている場合は、自治体の決まりに従って、不燃ごみや小型家電回収ボックスなどを利用して処分しましょう。
ルーターを捨てずに処分する方法
ルーターは捨てる以外の方法でも処分ができます。ここからは、ルーターを捨てずに処分する方法として代表的な4つの方法を紹介します。
下取りに出す
新しくルーターを買い替える場合は、新しいルーターを購入することを条件として、家電量販店やメーカーが下取りとして回収してくれることもあるでしょう。下取りとして回収してもらえると、新しいルーターをお得に購入できます。
メーカーに引き取ってもらう
ルーターによっては、メーカーや販売店が回収を行っていることもあります。
基本的には無料で引き取りを行っていることが多いですが、すべてのメーカーが引き取りを行っているわけではありません。また、引き取りを行っていても有料になる場合があるため事前の確認が必要です。
リサイクルショップに持っていく
リサイクルショップの中には、ルーターの買い取りを行っている店舗もあります。
比較的新しいものであれば引き取ってくれる可能性が高く、いくらかの収入が得られるかもしれません。一方、古いものはジャンク品扱いとなることも少なくないでしょう。古いものの場合は、無料での引き取りとなる可能性もありますこともあるでしょう。
フリマに出す
ルーターがまだ使用できるのであれば、フリマアプリやオークションサイトなどに出してみるのもひとつの手です。ただし、トラブルを防ぐためにも、故障をしていないか事前にきちんと確認必要があります。
新しいルーターの方が売れやすいことはもちろん、外箱や付属品、説明書など一式がそろっているものも売れやすい傾向があります。古いルーターの場合は送料などを差し引くとほとんど利益が出ない可能性もあるでしょう。
ルーターをメルカリに出すポイント
ルーターをお得に処分したいと考えるのであれば、利用者数の多いメルカリに出品する方法がおすすめです。ここでは、ルーターをメルカリに出す際のポイントを紹介します。
梱包方法
ルーターをまずビニール袋やOPP袋などに入れて包み、配送時の水濡れから守ります。その次に、プチプチで包み、配送時の衝撃からも守ります。購入時の外箱があれば外箱に入れた上でビニール袋やプチプチで包むと安心です。
最後に、ルーターをダンボール箱に入れます。ダンボール箱の中で動かないように新聞紙を丸めたものやプチプチで隙間を埋めましょう。ダンボールに底板があれば、底板とルーターをハンディラップで固定する方法もあります。
発送方法
メルカリでルーターを発送する場合は、以下の方法が考えられるでしょう。
- 宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)薄型専用BOX
- 宅急便(らくらくメルカリ便)
- ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)専用BOX
- ゆうパック(ゆうゆうメルカリ便)
- 宅配便(エコメルカリ便)
- 定形外郵便(規格外)
宅急便コンパクトやゆうパケットプラスは、専用BOXを使用するため、専用BOXに入らないサイズのルーターでは使用できません。また、定形外郵便(規格外)で送ることも可能ですが、補償がつかないため、ルーターのような精密機器にはあまり向いていないといえるでしょう。
また、宅急便やゆうパック、宅配便を利用する場合のサイズは、60サイズまたは80サイズ程度ですとなるでしょう。
ルーターを梱包するおすすめ資材
ルーターを梱包する際には、次のような資材があると便利です。
- OPP袋
- プチプチ
- ストレッチフィルム
- ダンボール
梱包資材をネット通販でお探しであれば、ダンボール・梱包材通販サイト6年連続No.1(※)の、ダンボールワンがおすすめです。
ここからは、ダンボールワンで購入できる資材の中から、ルーターを梱包する際におすすめの資材の一部を紹介します。
※ダンボール・梱包材専門通販ECサイト 東京商工リサーチ調べ(2023年9月時点)、※売上・ユーザー数・注文件数・レビュー数
OPP袋 400mm×600mmサイズ
幅400×長さ600mmのB3サイズのものでもゆとりを持って入れられるOPP袋です。厚さは0.03mm標準。ホコリや汚れ、水濡れから内容物を守るだけではなく、内容物を美しく見せる効果もあります。
100枚から購入が可能で、送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料です。15時までのご注文であれば当日出荷も可能です。
プチプチ エコハーモニー ロール 再生原料(幅600mm×42m巻・H37)
600mm×巻き42m(製造誤差10mm程度)のプチプチロールです。再生原料を使用した環境に優しいプチプチで、低コストながらも定番のプチプチより強度が高くなっています。60cm幅のため、ルーターの梱包も余裕をもって行えます。
1巻から購入が可能で、送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料です。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
ミニハンディラップ 15μ(幅100mm×150m巻)ハンドルセット
梱包に便利なミニサイズのハンディラップです。サイズは100mm×150m巻きで、片手でくるくる巻け、作業性に優れています。ルーターを固定する際はもちろん、ホコリや傷、汚れ防止、保護にも便利です。箱に合わせた板ダンボールに巻きつけると箱の中でルーターを固定することも可能です。
サイズは500mlのペットボトルと同じ程度のコンパクトさで、1セットから購入できます。送料は、1巻き入りは別途500円(税込)で、その他は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です
【広告入】宅配60サイズ ダンボール箱(クロネコボックス6)
3辺の合計は59cm(内寸:長さ260×幅190×深さ110mm)、厚さは3mmで、宅配60サイズに対応したダンボール箱です。
ダンボールの天面と底面に当社「ダンボールワン」の広告が印刷されているぶん、価格が安いという特徴があります。蓋を閉めると広告は見えない設計です。
色は茶色で、20枚から購入できますが可能です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料で、15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【宅配80サイズ】ダンボール箱(DA004)
3辺の合計は79cm(内寸:長さ350×幅250×深さ150mm)で、厚さは5mm。宅配80サイズに対応したダンボール箱です。
底面は角2封筒よりひとまわり大きく大容量。10年以上販売を継続中の人気規格「DAシリーズ」です。
色は茶色、白色、黒色があり、10枚から購入できますが可能です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
まとめ
ルーターは不燃ゴミや小型家電回収ボックスで処分することが可能ですが、新しいものであれば下取りやリサイクルショップ、フリマなどでお得に処分できる可能性があります。まずはルーターがレンタル品ではないかを確認した上で、レンタル品でない場合はお得になりそうな方法から試してみることをおすすめします。
「ルーターを安全に配送したい」「ルーターの梱包に合った資材が欲しい」など、配送や梱包のことでお悩みなら、「ダンボールワン」の公式サイトをぜひご覧ください。ダンボールをはじめ、プチプチ(緩衝材)やハンディラップなど、様々な梱包資材の中からお悩みに合ったアイテムが見つかります。お困りごとがあれば、お電話やチャット、お問い合わせフォームよりぜひお気軽にご相談ください。
