汚れてしまったり、模様替えなどで不要になったカーペットやラグはどのように処分すれば良いのでしょうか。カーペットやラグは長期間使用するケースも少なくないため、いざ処分しようとすると処分方法がわからないことも少なくありません。
そこで今回は、カーペットの捨て方や、フリマに出す際のポイント、おすすめの梱包資材などを紹介します。
カーペットの捨て方4選
カーペットを捨てる方法は大きく次の4つが挙げられます。
- 可燃ごみ
- 不燃ゴミ
- 粗大ゴミ
- 不用品回収業者
以下では、それぞれの処分方法を詳しく解説します。
可燃ごみ
玄関やトイレ用など小さいカーペットやラグだったり、ハサミやカッターで小さく切ることで自治体の指定するゴミ袋に入るのであれば、可燃ごみとして処分が可能です。
綿や絹、麻、ウール、い草のような天然素材で作られているものであれば可燃ごみとして処分できるでしょう。
しかし、裏に滑り止めが付いている場合は不燃ごみ扱いになる可能性があるため、あらかじめ自治体の窓口に確認しておきましょう。
不燃ゴミ
可燃ごみの場合と同様に、小さいカーペットやラグ、ハサミやカッターで切れるものであれば不燃ごみとして処分できます。
基本的に、レーヨンやアクリル、ポリエステル、ナイロンといった合成繊維で作られたカーペットやラグは不燃ごみです。表地は可燃ごみの素材でも、裏側に滑り止めが付いている場合は不燃ごみです。
粗大ゴミ
カーペットやラグの処分方法では、粗大ゴミとして捨てる方法もあります。
自治体によって多少の差はあるものの、次の流れで処分を行うことが一般的です。
- 自治体の粗大ごみ受付センターに電話やインターネットで申し込む
- コンビニや郵便局などで粗大ゴミ処理手数料券を購入する
- いらなくなったカーペットやラグに2を貼る
- 指定された日時、集積場所に3を出しておく
料金は自治体やサイズによっても異なりますが、6畳程度のものであれば数百円程度で処分できるでしょう。
不用品回収業者
不要になったカーペットやラグは、民間の不用品回収業者に処分してもらうことも可能です。引越しの日が決まっていたり、早く処分したい場合には、即日対応も可能な民間の不用品回収業者に依頼する方法がもっとも向いているでしょう。
不用品回収業者は、所定の料金を払えば自宅から運び出してくれます。カーペットやラグが高級なものだったり、価値の高いものであれば高値で買い取ってくれる可能性もあるでしょう。
カーペットを捨てる時のポイント
カーペットやラグを通常の可燃ごみや不燃ごみの日に出せるのであれば、料金をかけずに無料で処分が可能です。
ただし、カーペットやラグを捨てる際には気を付けておきたいポイントがあります。以下では、カーペットやラグを捨てる時のポイントを紹介します。
大きいカーペットはカットする
大きなカーペットやラグは、そのままでは可燃ごみや不燃ごみとして処分することはできません。自治体が指定する大きさに収まるようにカットしましょう。
カットの際は、カーペットカッターや万能ハサミ、裁ち切りばさみを使うと効率よくカットできます。「30cm四方に収まるサイズ」など、自治体により捨てられるサイズに指定がある場合は、あらかじめ目安となる線を引いておくとカットしやすいでしょう。
毛足の長いカーペットやラグは、毛足が切れることで大量に毛くずが出てしまうため、カーペットやラグを裏返して下地だけをカットする方法がおすすめです。
厚みのあるカーペットやラグは自力でカットすることが難しかったり、カットに時間がかかったりすることもあります。無理のない範囲でケガに気をつけてカットしましょう。
電気カーペットは無理に切断しない
電気カーペットやホットカーペットは、生地の中に電熱線が入っています。電熱線は非常に硬いため、ハサミで切断することは難しいでしょう。
また、電気カーペットが帯電している場合は電熱線を切断することで感電してしまう恐れもあるため、無理に切断しないことをおすすめします。
カーペットを捨てずに処分する方法
カーペットやラグの処分方法は捨てるだけではありません。場合によっては費用をかけることなく処分できたり、買い取ってもらえる可能性があります。
ここからは、カーペットやラグを捨てずに処分する代表的な方法を紹介します。
リサイクルショップに持っていく
状態の良いカーペットやラグの場合、リサイクルショップで買い取って盛られる可能性があります。
特に、ペルシャ絨毯やシルクやウール素材のものは人気が高く、状態が良ければ比較的高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、どのリサイクルショップでも買い取りを行っているわけではありません。店頭に持ち込む前に、あらかじめ買い取り可能かどうかを確認し、状態やサイズなどを伝えておくとよいでしょう。
下取りしてもらう
古いカーペットやラグを処分して、新しいものを購入する予定であれば、購入予定の店舗に下取りサービスがないかを確認しましょう。販売店によっては、カーペットやラグ、絨毯などの購入時に下取りをしてくれる可能性があります。
また、新しいカーペットやラグの購入時に割引はできなくても、無料で引き取ってくれることもあります。新しくカーペットやラグを買い替える予定があるのなら、あらかじめ購入予定の店舗に問い合わせてみましょう。
フリマに出す
カーペットやラグを処分するのではなく、フリマアプリを使って出品してみる方法もひとつの手です。多少汚れている部分があったとしても、気に入って購入してくれる人がいるかもしれません。
自分で出品に関する作業を行う必要はありますが、自分で値段を決めて売ることができます。また、リサイクルショップで買い取り不可のものでも、フリマアプリであれば出品が可能です。
カーペットをメルカリに出すポイント
国内の数あるフリマアプリの中でもユーザー数が多いメルカリ。メルカリではカーペットやラグの取引が多く行われていますが、自分で梱包や発送手続きをする必要があります。
カーペットやラグをメルカリに出す際は、次のポイントも確認しておきましょう。
梱包・発送たのメル便
大きなカーペットやラグの取引を行う場合は、「梱包・発送たのメル便」の利用がおすすめです。
このサービスは、メルカリとヤマト運輸が連携して行っているもので、メルカリに出品した商品でのみ利用が可能です。サイズが80~450サイズまで対応しているため、大きなサイズのカーペットやラグでも安心して購入者に送れます。
梱包・発送たのメル便を利用する場合、出品者は出品時の発送方法で、梱包・発送たのメル便を選択しておき、商品が売れたらアプリ内で集荷希望日を入力するだけです。集荷日になるとヤマト運輸のスタッフが訪問し、集荷から梱包、搬出までを行います。
さらに、梱包・発送たのメル便には、匿名配送やあんしん配送サポートにも対応しているため、双方が住所を知らせ合う必要がなく、万が一のトラブルが起こった際もメルカリのサポートを受けることができます。
カーペットを梱包するおすすめ資材
カーペットやラグを自分で梱包する際には、「クラフト紙」があると便利です。カーペットやラグを丸めてクラフト紙で包むことで、折り目をつけることなくカーペットやラグを送ることも可能になります。
梱包資材をネット通販でお探しであれば、ダンボール・梱包材通販サイト6年連続No.1(※)の、ダンボールワンがおすすめです。
ここからは、ダンボールワンで購入できる資材の中から、カーペットやラグを梱包する際におすすめの資材の一部を紹介します。
※ダンボール・梱包材専門通販ECサイト 東京商工リサーチ調べ(2023年9月時点)、※売上・ユーザー数・注文件数・レビュー数
PEクロス紙 ロール(1200mm×30m・50g/m2)
1200mm×巻き30mのロール型のクラフト紙です。厚みは0.14mm。PEクロスを貼り合わせた頑丈で破れにくい材質で、防水・防湿加工が施されているため、水濡れにも強くなっています。また、紙でできているため、使用後は紙ごみとして廃棄が可能です。
1巻から購入が可能で、送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
ワリフクラフト紙 ロール (900mm×30m・ 50g/m2)
900mm×巻き30mのロール型のクラフト紙です。ポリオレフィン製の不織布(ワリフ)を張り合わせたワリフ紙で、クラフト面とワリフ面の両面の使用が可能です。不織布が使われているため、美しい上に強度が高く、ワリフ面は防水性があり水濡れから商品を守ります。
厚みは一般的なクラフト紙よりも厚いため、カーペット記事や壁紙といった反物状のものの梱包に向いています。なお、使用後は紙ごみとして処分可能です。
12巻から購入が可能で、こちらは法人・個人事業主様専用商品です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
まとめ
カーペットやラグはカットすることで可燃ごみや不燃ゴミ、また、そのままでは粗大ゴミとして処分できます。急ぎで処分したい場合は、不用品回収業者を利用する方法もひとつの手です。
状態の良いものや高級なものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえたり、新しくカーペットやラグを購入する場合は下取りをしてくれたりする可能性もあります。また、メルカリなどのフリマアプリを使って自分の決めた値段で販売することも可能です。
「フリマアプリにカーペットを出品したいけど、ちょうどよい梱包資材がわからない」「梱包・発送たのメル便を使わずに自分でラグ梱包・発送を行いたい」など、カーペットやラグの梱包のことでお悩みなら、「ダンボールワン」の公式サイトをぜひご覧ください。今回紹介したクラフト紙をはじめ、様々な梱包資材の中からお悩みに合ったアイテムが見つかります。お困りごとがあれば、お電話やチャット、お問い合わせフォームよりぜひお気軽にご相談ください。