毎週や毎月、あるいは各月などで発行される雑誌。定期購読しているとバックナンバーの置き場所に困ってしまうことも少なくありません。雑誌を処分する際にはどのような方法があるのでしょうか。
今回は、雑誌の捨て方や雑誌を捨てずに処分する方法にくわえ、雑誌を捨てるときの注意点を解説します。さらに、雑誌をメルカリに出すときのポイントや、雑誌を梱包する際におすすめの資材も紹介します。
雑誌の捨て方
お気に入りのページを切り取っていたり、水濡れしてページがくっついてしまった雑誌など、フリマアプリや古書店でも売れそうにない雑誌がある場合は、自分で雑誌を捨てることになるでしょう。自分で雑誌を捨てる方法としては、大きく次の2つがあります。
自治体のゴミ収集
雑誌を捨てる方法としては、まず自治体の「資源ごみ」として捨てる方法があります。雑誌は基本的に紙でできているため、燃やすことができるものの、リサイクルが可能なため資源ごみ扱いです。
資源ごみの回収日や資源ごみとして捨てる際のルールは自治体によって異なります。そのため、あらかじめ自治体の窓口やゴミの集積所にある案内板などを確認をしておきましょう。自治体によっては雑誌やその他書籍専用の回収ボックスを設けている場合もあります。
古紙回収業者
資源ごみの回収日は自治体によって異なり、回収日の頻度が少ないケースも考えられます。自治体が指定する回収日に捨てることができない場合は、古紙回収業者を利用する方法もあります。
古紙回収業者を利用する場合は、各回収業者の状況によって回収の条件が異なることも少なくありません。持込みの不可や回収日時、排出場所などをあらかじめ確認しておきましょう。回収業者を探す場合は、インターネットで検索するほかに、自治体の窓口に問い合わせることでわかることもあります。
雑誌を捨てずに処分する方法
保存状態が良かったり、人気の有名人の特集があったりする場合など、雑誌の状態や内容によっては欲しいと思う人がいるかもしれません。「できれば捨てずに売りたい」と考えるのであれば、処分してしまうのではく次のような方法を考えてみてはいかがでしょうか。
リサイクルショップ
汚れや破れ、日焼けなどがない状態の良い雑誌や価値の高い雑誌の場合、リサイクルショップや古書店で買い取ってもらえるかもしれません。雑誌は書籍の中でも販売価格が比較的安価なため、高額での買い取りは期待できませんが、少額でも買い取ってもらえる可能性はあります。
リサイクルショップに雑誌を売る場合は、書籍を専門で扱っているリサイクルショップのほうがおすすめです。これは、様々な物を扱っているリサイクルショップよりも、書籍専門のリサイクルショップのほうが書籍への知識があり、流通ルートも確立されていることが多いためです。一般的に買取価格は書籍専門のリサイクルショップのほうが高くなる傾向があります。
古い雑誌でも、希少価値の高いものであれば高値がつくこともあります。また、買い取り不可の場合でも、無料で引き取ってくれることもあります。もし近くに複数のリサイクルショップがある場合は、まずは査定だけを行ってもらい、もっとも高値が付いた店舗で売る方法がおすすめです。
フリマ
雑誌をを捨てずに処分する方法には、あらゆる物が出店できる一般的なフリーマーケットのほか、いわゆる「ブックマーケット」と呼ばれる書籍を専門に売り買いするイベントに出店する方法もあります。例えば、映画や音楽といった特定のジャンルの雑誌を売る場合は、買い取った人と交流が深まることもあるかもしれません。
ただし、屋外で開催されるフリーマーケットのは雨天中止であることも珍しくありません。そのため、早く雑誌をを処分したいと考えている人にはあまり向いていないといえます。また、会場への搬入は基本的に自分で行う必要があるため、雑誌が大量にある場合は車を使って搬入することになるかもしれません。
さらに、イベントによっては出店料がかかる場合もあります。売りたい雑誌が少ししかない場合、結果的に出店料のほうが高くなってしまう可能性もあるため、あらかじめイベントの概要を把握しておきましょう。
雑誌を捨てるときの注意点
雑誌を捨てたいときや売りに出したいときには注意すべき点があります。処分の際に迷惑をかけたり、スケジュールどおりに処分できない事態を避けるためにも、次の点に注意しましょう。
雑がみでは出せない自治体がある
多くの場合、雑誌は紙でできていますが、「雑がみ」としては出せない場合があります。例えば、札幌市の場合は、雑がみを「新聞・雑誌(一般書籍含む)・ダンボールと汚れた紙」以外の紙類としています。
引越しの日が迫っているような場合に、急いで雑誌を処分したいからといって雑がみの日に雑誌を回収場所に出しても回収されない可能性があります。雑誌を処分したいときは時間に余裕を持って自治体のゴミ収集に出したり、時間に余裕がないときは古紙回収業者に相談するといったの手段をとりましょう。
雑誌を買い取りしていないところもある
書籍を専門に扱っているリサイクルショップや古書店でも、週刊誌やコミック誌の買い取りを行っていないケースがあります。ただし、内容によっては買い取り可能な場合もあるため、雑誌を売りたい場合にはあらかじめ持ち込む予定のリサイクルショップや古書店に問い合わせてみましょう。
一方、雑誌の買い取りを積極的に行っている業者もあります。特に同じジャンルや同じ種類の雑誌、バックナンバーが揃っているような場合は高く買い取ってもらえる可能性があります。近隣に雑誌の買い取りを行っている店舗がない場合は、インターネットで雑誌の買い取りを行っている業者を探してみるとよいでしょう。
まとめて出すときは紐で縛る
雑誌を捨てる際は、回収時に雑誌が散乱しないようにしっかりと紐で縛っておきましょう。雑誌を無造作に捨ててしまうと、回収作業の際に雑誌がが散乱して作業に支障をきたすおそれがあるためです。
雑誌を紐でまとめて縛る際は、次の手順で結ぶとしっかりと結べ、さらににほどく際も簡単にほどけます。
- 床に「十」の字を描くようにに紐を置き、紐が交差している部分を中央にし、雑誌を置く
- 雑誌を置いたら、左上の輪になっている紐を前方に引き寄せ、右側の紐にくぐらせる
- 紐を中央で強く締め付け、雑誌の角でしっかりと縛る
上記の結び方であれば、雑誌を持ち上げることなく結ぶことができます。ポイントは雑誌の角を使って結ぶことです。角を使うことでしっかりと紐が固定できます。
雑誌をメルカリに出すポイント
雑誌を処分したいものの、「雑誌を捨てる前に一度売れるか試してみたい」「大切に集めてきた雑誌を捨てるのは心苦しい」などと思うこともあるでしょう。そんなときにおすすめの方法がフリマアプリの「メルカリ」への出品です。メルカリはフリマアプリの中でもユーザー数が多く、興味のある特集があったり、バックナンバーを探しているユーザーが出品直後にすぐに購入したりすることも珍しくありません。
ここからは雑誌をメルカリに出すときのポイントを紹介します。
梱包方法
雑誌の梱包方法は、梱包する雑誌の冊数や大きさにより異なります。よく使用される梱包資材の一例としては次のものが挙げられます。
- ダンボール箱
- 封筒
- クッション封筒
- ビニール袋
- OPP袋
- プチプチ
- ストレッチフィルム
- 透明テープやクラフトテープ
例えば、発送する雑誌が1~2冊程度の場合は、ビニール袋やOPP袋で梱包してからプチプチで包んで封筒に入れたり、クッション封筒に入れるといった方法があります。
発送する雑誌の冊数が多い場合は、重ねた雑誌をストレッチフィルムで梱包してからプチプチで包み、ダンボール箱に入れる方法や、ビニール袋やOPP袋に入れた雑誌をプチプチで包むといった方法があります。このような方法で発送すれば、配送途中の水濡れや破れ、汚れなどから雑誌を守ることができるでしょう。
発送方法
メルカリで雑誌を発送する場合は、雑誌の梱包後の厚さやサイズによって発送できる方法が異なります。
以下は発送方法の目安です。
梱包後のサイズ |
厚さ |
重さ |
配送方法 |
---|---|---|---|
A5サイズ以内 |
2cm以内 |
1kg以内 |
スマートレター |
21cm × 17cm以内 |
ポスト投函が可能 |
2kg以内 |
ゆうパケットポストmini |
A4サイズ以内 |
3cm以内 |
1kg以内 |
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A4サイズ以内 |
3cm以内 |
2kg以内 |
ゆうパケットポスト |
A4サイズ以内 |
3cm以内 |
4kg以内 |
レターパックライト |
A4サイズ以内 |
制限なし |
4kg以内 |
レターパックプラス |
3辺合計90cm以内 |
長辺は60cmまで |
50g~4kg以内 |
定形外郵便 |
24.8cm×34 cm |
外寸5cm以内 |
ー |
宅急便コンパクト(薄型専用BOX) |
20cm×25cm |
5cm以内 |
ー |
宅急便コンパクト (専用BOX) |
3辺合計200cm以内 |
2~30kg以内 |
宅急便 |
|
17cm×24cm |
7cm |
2kg以内 |
ゆうパケットプラス |
3辺170cm以内 |
25kg以内 |
ゆうパック |
発送できる場所や匿名配送の可否などの詳細は「メルカリ教室_送料早わかり表」よりご確認ください。
雑誌を梱包するおすすめ資材
雑誌の梱包資材をおネット通販でお探しであれば、ダンボール・梱包材通販サイト6年連続No.1(※)の、ダンボールワンがおすすめです。
ここからは、ダンボールワンで購入できる資材の中から、雑誌の梱包に適した資材の一部を紹介します。
※ダンボール・梱包材専門通販ECサイト 東京商工リサーチ調べ(2023年9月時点)、※売上・ユーザー数・注文件数・レビュー数
プチプチ ロール(幅600mm×42m巻・d35)
600mm×巻き42m(製造誤差10mm前後)のプチプチロールです。軽くて薄くやわらかめの材質のため梱包がしやすく、通販発送でも定番の緩衝材です。60cm幅のため、大きめの雑誌の梱包にも便利です。
1巻から購入が可能で、送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
ミニハンディラップ 15μ(幅100mm×150m巻)ハンドルセット
サイズ100mm×150m巻きの、梱包に便利なミニサイズのハンディラップです。片手でくるくる巻けるため作業性に優れています。雑誌の固定や傷、汚れ防止、保護に便利で、箱に合わせた板ダンボールに巻きつけることで箱の中での固定が可能です。
500mlのペットボトルと同じサイズ感で、1セットから購入できます。送料は、1巻き入りは別途500円(税込)で、その他は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【特別価格】OPP袋 A3サイズ(テープ付き)
幅310cm×長さ430mm+折り返し40mmのA3サイズ対応のOPP袋です。厚さは0・03mm標準。テープ付きのため簡単に封かんができ、水濡れや汚れを防ぎながら雑誌を保護できます。また、透明度が高いため、中の商品を美しく見せる効果もあります。
100枚から購入でき、送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【ネコポス最大】クッション封筒 ※A4不可
口幅305×高さ220+折り返し50mm(外寸)、製造誤差±5mmのクッション封筒です。内側にエアクッションがついており、雑誌をプチプチのような緩衝材で包む手間が省けます。また、封かんテープがついているため作業もスムーズです。開封テープがあるため開けやすく、クリックポスト、ゆうパケット、ネコポス、定形外郵便に対応しています。
色は茶色と白色の2色があり、10枚から購入可能です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【クリックポスト・ゆうパケット】厚さ3cm・N式ケース(A4サイズ)
3辺の合計は60cm(内寸:長さ321×幅233×深さ25mm)で、厚さは1.1mm。クリックポストやゆうパケット、定形外郵便に対応したダンボール箱です。
「N式」と呼ばれる組み立て作業が簡単なデザインとなっており、組み立て時の厚さが3cmのため、ポストに投函することが可能です。
色は茶色・白色・黒(裏黒)色、黒(裏白)、グリーン色、エンジ色、紺色、ベージュ色、ピンク色、青菜色より選べ、20枚から購入が可能できます。送料は無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【ネコポス・クリックポスト】厚紙封筒(B5サイズ、開封ジッパー付き)
長さ289×幅250×深さ1mm(外寸)、3辺合計52cmの厚紙封筒です。封かんテープがついているため効率よく作業ができ、ジッパー付きで開封も簡単です。 B5サイズのため、ネコポスやクリックポスト、ゆうパケット、定形外郵便に対応しています。
色は白色で、10枚から購入できます。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料で、15時までのご注文であれば当日出荷が可能です。
【宅配60サイズ】ダンボール箱
3辺の合計は59cm(内寸:長さ260×幅190×深さ110mm)、厚さは3mmで、宅配60サイズに対応したダンボール箱です。
色は茶色、白色、黒色、クリーム色、青色・ホープ、赤色から選べ、20枚から購入が可能です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
【宅配80サイズ】ダンボール箱(DA004)
3辺の合計は79cm(内寸:長さ350×幅250×深さ150mm)で、厚さは5mm。宅配80サイズに対応したダンボール箱です。
底面は角2封筒よりひとまわり大きく大容量。10年以上販売を継続中の人気規格「DAシリーズ」です。
色は茶色、白色、黒色があり、10枚から購入が可能です。送料は北海道・沖縄・離島や一部商品を除いて無料。15時までのご注文で当日出荷が可能です。
まとめ
雑誌を捨てる場合は、自治体のゴミ収集や古紙回収業者を利用する方法のほかに、リサイクルショップでの買い取り、フリマへの出店といった方法があります。ただし、雑誌を捨てる際は自治体ごとに決まりがあるため、ルールを守ることが大切です。また、雑誌を捨てる際はスムーズに回収ができるよう、きちんと紐で縛りましょう。
雑誌を売りたい場合は、フリマアプリの利用がおすすめです。特にメルカリのでは雑誌のサイズや重さに合わせて様々な発送方法を選ぶことができます。
「雑誌を安心な方法で発送したい」「雑誌の配送にぴったりの資材が欲しい」など、雑誌の梱包のことでお悩みなら、「ダンボールワン」の公式サイトをぜひご覧ください。ダンボールをはじめ、プチプチやOPP袋など、幅広い種類の梱包資材の中からお悩みに合ったアイテムを見つけられます。お困りごとがあれば、お電話やチャット、お問い合わせフォームよりぜひお気軽にご相談ください。