レターパックはA4サイズ・4kgまでの荷物や信書を全国一律料金で送れる日本郵便のサービスで、メルカリではこのレターパックを使用して商品を発送することが可能です。

そこで今回は、メルカリでレターパックを使って商品を発送することがおすすめのケースや、レターパックプラスやレターパックライトのサイズ、メルカリでレターパックを使うときの注意点などを紹介します。

メルカリでレターパックの使用は可能

レターパックには「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類がありますが、どちらもメルカリの商品発送で使用できます。

いずれもサイズと重さが規定内で、レターパックライトの場合は厚さ3cm以内、レターパックプラスの場合は郵便ポストに投函できる厚みであれば、ポストからの発送が可能です。

レターパックプラスは厚みの制限はありませんので、ポストに入らない厚さの場合は郵便窓口へ持参しましょう。

メルカリでレターパックを使う発送がおすすめの場合

メルカリでは様々な発送方法を選ぶことができますが、レターパックの場合は匿名配送はできません。では、メルカリでレターパックを発送方法に選ぶ理由としてはどのようなものがあるのでしょうか。

ここからは、メルカリでレターパックを使う発想がおすすめの場合を紹介します。

追跡したいとき

レターパックでは、荷物の配送状況が確認できます。荷物を発送する側も受け取る側も、郵便局公式サイトの「個別番号検索」からお問い合わせ番号を入力し、「追跡スタート」のボタンを押すだけで配送状況が確認が可能です。

したがって、トラブルが回避しやすく、荷物を発送する側と受け取る側の双方ともに安心して取引できます。

安く送りたいとき

レターパックプラスとレターパックライトは、いずれも規定を満たしていれば4kg以内の荷物を贈ることができます。例えば定形外郵便物の規格外料金の場合、2kgでは1,040円、4kg以内では1,350円の送料が発生します。

また、荷物の厚みが3cm以内でA4 サイズ以内、重さが1kg以内であれば「ネコポス」は210円、クリックポストは185円で発送できます。また、サイズの規定は異なりますが、荷物が2kg以内であれば215円でゆうパケットポストやゆうパケットポストminiなどの配送方法があります。

しかし、重さが2kg以上かつ規定サイズを満たしているのであれば、レターパックライトは370円、レターパックプラスは520円で4kgまでの荷物を送ることが可能です。したがって、大きさがそれほど大きくないものの、重さがあるものを送る際にはレターパックが適しているといえるでしょう。

ポスト投函したいとき

クリックポストであれば、書留やゆうゆうメルカリ便（ゆうパケットプラス・ゆうパックプラス）のように郵便局やローソンなどに出向いて発送することはありません。

レターパックライトであれば3cm以内、レターパックプラスであればポストに投函できる厚みであればポスト投函が可能です。近くに郵便局やローソンなどがない人や、多忙で発送する時間があまりない人に向いている配送方法といえるでしょう。

レターパックプラス・レターパックライトのサイズ・送料・重さ

レターパックには「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があります。
ここからはそれぞれの違いを解説します。

レターパックプラス

レターパックプラスの送料は全国一律520円（税込）です。
サイズは340mm×248mm、ちょうどĀ4ファイルのサイズを目安にするとよいでしょう。
重量は4kgまで対応可能で、封筒に入れば厚さの制限はありません。
配達方法は対面となり、受取人は受領印または署名をします。配達は土曜日・日曜日・休日も含め毎日配達されます。
また、追跡サービスで郵便物の配送状況を確認することが可能です。

レターパックライト

レターパックライトの送料は全国一律370円（税込）です。
こちらもレターパックプラスと同様にサイズは340mm×248mmで、A4ファイルサイズが目安です。重量もレターパックと同様で4kgまで対応可能ですが、厚みは3cm以内という制限があります。
また、配達方法は対面ではなく、郵便受けへの投函となり、配達はレターパックプラスと同様、土曜日・日曜日・休日も含め毎日配達されます。さらに、レターパックプラスと同様、追跡サービスで郵便物の配送状況を確認することが可能です。

メルカリでレターパックを使うときの注意点

レターパックはサイズの規定を満たしていれば重さが4kgまでのものを送ることができます。そのため、サイズは小さいものの重量があるものをメルカリで送る際はレターパックの利用を検討してみることもひとつの手です。

ただし、メルカリでレターパックを使うときは次の点に注意が必要です。

送れない商品もある

レターパックでは、現金や貴金属などの貴重品や、爆発物といった危険物を送ることはできません。
また、ガラスや陶磁器といったわれものや、精密機械のようなこわれもの、生ものや生き物、芸術作品といった代替品の入手が困難なものについても送付しないことが推奨されています。

防水が必要なものもある

レターパックの封筒は紙製で、防水機能があるわけではありません。そのため、例えば冊子のような水に弱いものの場合は、ビニール袋で商品を包んでからレターパックの封筒に入れるといったような、防水対策が必要な場合もあるでしょう。
また、防水だけではなく送るものによっては衝撃に耐えられるようなクッション材を巻くといった対策も必要かもしれません。

損害賠償はない

レターパックは損害賠償の対象になりません。メルカリの商品の発送時に補償を付けたい場合は、荷物のサイズや重さに応じて次の配送方法から適切な配送方法を選びましょう。

• ネコポス
• ゆうパケット
• ゆうパケットポスト
• 宅急便コンパクト
• 宅急便
• ゆうパケットプラス
• ゆうパック

購入を検討している人の中には、損害補償がなくてもできるだけ送料を抑えたいと考えているケースもあります。レターパックによる配送を予定している場合は、出品時に商品説明覧に「レターパックで発送するため損害補償はない」という旨を記載しておく方法もよいでしょう。

レターパックでは匿名配送はできない

レターパックは匿名配送には対応していません。そのため、メルカリに出品している商品を「購入したい」と考えている人がいても、その人が匿名配送を希望している場合には、配送方法が理由で購入を断念する可能性もあります。

例えば「ポスト投函しかできない」といったように、レターパックでの配送にこだわる理由が別段ないのであれば、レターパック以外の配送方法も検討したほうが商品が購入されやすくなる可能性も考えられるでしょう。

まとめ

厚みによってはポスト投函による発送が可能なレターパックは、小さいけれど重量があるものを配送するときや、手軽に発送をしたいときに便利な配送方法です。しかし、匿名配送ができないことや損害補償がない点などには注意が必要です。

レターパックの専用封筒には防水加工やクッション加工が施されていないため、発送時には梱包資材の使用をおすすめします。ダンボールワンでは、ダンボールはもちろん、プチプチといった緩衝材やOPP袋など様々な梱包資材も扱っています。梱包資材のことでお悩みなら、「ダンボールワン」の公式サイトをご覧ください。また、お電話やチャット、お問い合わせフォームからのご相談も可能です。ぜひご利用ください。