メルカリで商品を送る際に、ビニール袋を使うことを検討している人も多いのではないでしょうか。しかし「どの発送方法だったらビニール袋で送れるのか」「ビニール袋で送るデメリットはあるのか」と悩む人も少なくありません。ビニール袋は便利で経済的な選択肢ですが、デメリットも存在します。この記事では、メルカリでビニール袋を使用する際の様々なメリットや注意点などを詳しく掘り下げていきます。送料の節約から梱包方法、プライバシー保護に至るまで、ビニール袋を使って商品を安全かつ効率的に送る解説するため、ぜひ参考にしてください。

メルカリの商品はビニール袋で送れる！メリット・デメリット

メルカリの商品をビニール袋で送る場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
それぞれ詳しくみていきましょう。

メリット

メルカリの商品をビニール袋で送るメリットは、以下のとおりです。

• 送料が安い
• コンパクトにして発送できる
• 包装費用を抑えられる
• 保管場所に悩まずに済む
• 水濡れ対策ができる
• 色や柄、サイズの種類が豊富にある

それぞれ詳しく解説します。

送料が安い

ビニール袋は軽量で柔軟性があるため、ほかの梱包材料と比較して格段に重量を減らせます。例えば配送サービスで重量制限が設定されている場合規定値をわずかに超えると、より高い送料が適用されることがあります。そのため、重量を少しでも軽くすることで、送料の節約につながるといえるでしょう。ビニール袋の使用は紙袋やダンボールと比較しても明らかに軽いため、小さいものや軽いものを発送する際は、コスト効率の面でおすすめです。

コンパクトにして発送できる

発送料金は重量だけでなく、サイズによって変動する発送方法もあります。ビニール袋は容易にサイズ調整が可能で、商品にぴったり合わせて梱包できます。これによりサイズ規定がある発送方法でも余分な梱包で送料が多くかかることはありません。。また、ビニール袋の柔軟性により、様々な形状の商品にも対応でき、発送準備の時間短縮にも繋がります。

包装費用を抑えられる

ビニール袋は経済的であり、大量購入も容易です。ビニール袋は、数十枚単位の袋を低価格で購入することができるため、大量の梱包資材が必要な場合にコストパフォーマンスが高いです。
ダンボールワンでは宅配ビニール袋のまとめ買いが可能です。10枚から購入が可能な商品も用意しています。

保管場所に悩まずに済む

ビニール袋は薄くて軽量であり、折りたためるため、紙やダンボールと比較して保管スペースが少なく済みます。。特にスペースが限られている家庭や小規模事業主にとって大きなメリットです。大量にストックしても場所を取らず、いつでもすぐに使用できます。

水濡れ対策ができる

防水性に優れたビニール袋を使用することで、雨や湿気から商品を守れます。特に紙製品や衣類、本など、水濡れに敏感な商品の発送には、ビニール袋が最適です。濡れた場合でも、ビニール袋自体は見た目を損なうことがなく、商品を清潔に保ちます。

色や柄、サイズの種類が豊富にある

ビニール袋の選択肢は、色や柄、サイズの点で非常に多様です。透明なものだけでなく、鮮やかな色彩のものが揃っています。小さなサイズのものから、大型の商品に適したサイズまで幅広く取り揃えられているので、様々な種類の商品に合わせやすくなっています。

デメリット

メルカリの商品をビニール袋で送るメリットは、以下のとおりです。

• 耐久性がない
• 中身がわかってしまう可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

耐久性がない

ビニール袋はほかの梱包材に比べて耐久性が低いため、衝撃に弱い商品や高価な品の梱包には不適切です。市販の薄いビニール袋やスーパー、コンビニの簡易ビニール袋は、発送途中で破れるリスクが高いため、厚みのある丈夫なビニール袋を選ぶことが望ましいです。例えば、服屋で使用されるビニール袋は見た目が洗練され、耐久性も高いので、発送用に適しています。

中身がわかってしまう可能性がある

透明なビニール袋を使用すると、中身が外部から見えてしまうリスクがあります。これはプライバシーの問題や、セキュリティの観点からも望ましくありません。半透明のビニール袋を使用する場合は、内側に濃い色の紙を挟んだり、商品をビニール袋に入れる前に包装紙や新聞紙で包んだりして中身が透けて見えないように工夫する必要があります。

メルカリの商品をビニールで送る場合の梱包方法

メルカリの商品をビニールで送る場合、どのように梱包すればよいか悩む人も少なくありません。ここでは、以下の物を発送する際の梱包方法を紹介します。

• 衣類
• アクセサリー・コスメ
• CD・DVD
• 本

それぞれ詳しくみていきましょう。

衣類

1. 洋服の準備と初期梱包

   まず、洋服を綺麗に畳んで、水濡れを防ぐためにビニール袋に入れます。防水は梱包の際の重要なポイントです。
   もし洋服にボタンやジッパーがついている場合は、型崩れを防ぐためにそれらをしっかりと留めてください。ベルトのような付属品がある場合は、別のビニール袋に入れて、衣類とは別に梱包します。
   厚手の衣類を梱包する場合は、圧縮袋を使うことで、荷物の厚みを減らし送料を節約できます。ただし圧縮袋の使用は素材によってはシワの原因になることもあります。そのため、トラブルを避けるためにも、事前に商品の説明文に記載しておくことが大切です。

2. 最終的な梱包

   洋服を入れたビニール袋を、宅配用のビニール袋に入れます。この際、開封口をガムテープでしっかりと封じることが重要です。
   これで梱包作業は完了です。
   この方法で洋服を梱包することで、商品が安全に保護され、適切に発送されます。

アクセサリー・コスメ

1. プチプチでの保護
   最初に、商品をプチプチやほかの緩衝材で丁寧に包みます。これは、破損から商品を守るために重要です。プチプチがない場合には、新聞紙や紙で代用しましょう。

2. ビニール袋での水濡れ防止
   次に、商品を水濡れから守るために、チャックが付いているビニール袋に入れます。チャック付きビニール袋が手元にない場合は、通常のビニール袋を使用し、テープでしっかりと密封します。

3. 最終的な梱包
   水濡れや破損を防止するためにも、もう1枚最終的な梱包用にビニール袋を準備しましょう
   梱包用ビニール袋の中で動かないように、緩衝材や丸めた新聞紙を使って隙間を埋め、商品を固定すると安心です。
   これらの手順を踏むことで、アクセサリーや化粧品などのデリケートな商品を安全に梱包し、発送できます。
   ただし、ビニール袋は外からの衝撃に弱いため、壊れやすい物や破損すると問題となる物の発送にビニール袋の使用はおすすめできません。

CD・DVD

1. プチプチを使用しての梱包
   CDやDVDを割れや傷から守るために、全体をプチプチやほかの緩衝材で包みます。これにより、商品の安全性が高まります。

2. ビニール袋での防水処理
   続いて、水濡れから商品を保護するためにビニール袋に入れます。チャック付きのビニール袋が最適ですが、ない場合は通常のビニール袋を使い、テープで開封口を密閉します。

3. 最終梱包
   CDやDVDは、外部からの衝撃で破損する可能性もあるため、商品を挟むように硬い板紙を挿入して、ビニール袋に入れます。
   そのあとでガムテープを使用して開封口をしっかりと閉じます。
   この方法でCDやDVDを梱包することで、破損や水濡れ、外部からの衝撃から商品を保護することが可能です。

本

1. ビニール袋での初期梱包
   まず、本が水濡れしないようにするために、ビニール袋で全体を包みます。

2. プチプチでの追加保護
   本を梱包する際は、まず硬い板紙を挿入して本を挟むことで、外部の衝撃から守ります。次に、プチプチやその他の緩衝材で本全体を包んでさらに保護しましょう。セット商品の場合は、何層にも巻いて崩れないようにします。ただし、セット商品は崩れると損傷しやすいので、安全性に不安がある場合はビニール袋での発送は避けた方がいいでしょう。

3. 最終梱包
   本を梱包する際は、丈夫な袋を選んで使用しましょう。これにより、本が輸送中に損傷を受けるリスクを減らせます。
   本がビニール袋の中で動かないように、袋のサイズを本のサイズに合わせてください。本がぴったりと収まることで、動きによるダメージを防げます。
   これは、本が1冊だけであっても、複数の本を含むセット商品であっても同様です。どんな場合も、本がしっかりと固定され、安全に輸送されるようにすることが重要です。
   最後に、開封口をガムテープでしっかりと閉じれば梱包は完了です。
   この方法で文庫本や漫画本セットを梱包することで、水濡れや衝撃、動きによるダメージからしっかりと保護されます。

ダンボールワンでは耐水ビニール袋を取り扱っています。内側にプチプチが付いたビニール製封筒で、水濡れや破れに強く内容物をしっかり保護します。

メルカリの商品をビニール袋で送る発送方法

メルカリの商品をビニール袋で送る方法は、以下のとおりです。

• ネコポス：らくらくメルカリ便
• ゆうパケット：ゆうゆうメルカリ便
• 定形郵便
• 定形外郵便
• 宅急便
• ゆうパック

それぞれの規定サイズや重量をチェックし、最適な送り方で発送しましょう。

ネコポス：らくらくメルカリ便

らくらくメルカリ便のネコポスは、メルカリ便中でもっとも小さなサイズの荷物に適した発送方法です。メルカリが配送料の一部を負担するため、通常よりも料金が低く、全国どこでも一律料金で発送可能です。この方法では、荷物が受取人のポストに直接届けられます。荷物追跡機能が利用でき、宛名書きが不要で匿名での配送も可能であるため、非常に使いやすい発送手段となっています。

項目	情報
送料	全国一律210円（税込）
サイズ	A4サイズ、厚さ3cm以内（最大で縦31.2cm×横22.8cm×厚さ3cm、最小で縦23cm×横11.5cm、）
重量	1kg以内
発送場所	ヤマト営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配便ロッカーPUDO、メルカリポスト
損害補償	あり
追跡	あり

ゆうパケット：ゆうゆうメルカリ便

ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットとは、らくらくメルカリ便と同様にメルカリ専用の配送方法で、小規模な荷物の発送に最適です。メルカリが一部の配送料を負担してくれるため、標準の料金よりも低いコストで、どこでも同一料金で全国に発送可能です。サイズ制限はありますが、効果的に使用することで、配送料の節約が可能となるメリットがあります。
なお、ゆうゆうメルカリ便もらくらくメルカリ便と同様に宛名書き不要で、匿名発送が可能です。

項目	情報
送料	全国一律230円(税込)
サイズ	A4サイズ3辺合計60cm以内(長辺34cm/厚さ3cm以内)
重量	1kg以内
発送場所	郵便局、郵便ポスト、ローソン、スマリボックス
損害補償	あり
追跡	あり

定形郵便

定形郵便とは、日本郵便が提供する郵便サービスのひとつで、ステッカーや軽くて薄いものに適している発送方法です。
料金は重量によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
50g以上になる場合は定形外郵便になるため、注意が必要です。

項目	情報
送料	25g以内 84円 50g以内 94円
サイズ	縦14~23.5cm以内、横9~12cm以内、厚さ1cm以内
重量	50g以内
発送場所	郵便局、郵便ポスト
損害補償	なし
追跡	なし

定形外郵便

定形外郵便は、定形郵便のサイズや重量を超える荷物に使用される配送方法です。定形外郵便には「規格内」と「規格外」という2つのカテゴリがあり、それぞれにサイズと重量の基準が設けられています。定形外郵便は、標準的な定形封筒に収まらない軽い物やポスターやカレンダーなどの筒状の物を発送する際にも適しています。

• 規格内

項目	情報
サイズ	縦34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内
発送場所	郵便局、郵便ポスト
損害補償	なし
追跡	なし

重量	料金
50g以内	120円
100g以内	140円
150g以内	210円
250g以内	250円
500g以内	390円
1kg以内	580円

• 規格外

項目	情報
サイズ	3辺合計90cm以内（縦は60cm以内）
発送場所	郵便局、郵便ポスト
損害補償	なし
追跡	なし

重量	料金
50g以内	200円
100g以内	220円
150g以内	300円
250g以内	350円
500g以内	510円
1kg以内	710円
2kg以内	1040円
4kg以内	1350円

さらに定形外郵便を詳しく知りたい人は「定形外郵便とは？サイズや送料・配達日数を解説」の記事をご覧ください。

宅急便

宅急便は、ヤマト運輸が提供する宅配サービスです。このサービスは年中無休で、一部の地域を除き全国へ翌日配達が可能です。また、宅急便には補償金額（責任限度額）が設定されており、ネコポスの3000円（税込み）と比較して宅急便では30万円（税込み）となっています。高価なものをビニール袋で送るのはおすすめしませんが、補償金額の違いは、発送方法を選択する際に理解しておくべき重要なポイントです。

項目	情報
サイズ	3辺合計200cm以内
発送場所	ヤマト営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配便ロッカーPUDO、スマリボックス、自宅集荷（+100円）
損害補償	あり
追跡	あり

重量	料金
60（2kg）	750円
80（5kg）	850円
100（10kg）	1050円
120（15kg）	1200円
140（20kg）	1450円
160（25kg）	1700円
180（30kg）	2100円
200（30kg）	2500円

ゆうパックは、日本郵便が提供する宅配サービスです。
ゆうパックは、郵便局の窓口やコンビニなどから簡単に荷物を発送できます。土日・祝日も含めて年中無休で配達しているため、急いで荷物を送りたい人に向いています。

項目	情報
サイズ	3辺合計170cm以内
重量	25kg以内
発送場所	郵便局、ローソン
損害補償	あり
追跡	あり

サイズ	料金
60サイズ	750円
80サイズ	870円
100サイズ	1070円
120サイズ	1200円
140サイズ	1450円
160サイズ	1700円
170サイズ	1900円

ゆうパックの発送のことをさらに詳しく知りたい人は「ゆうパックの発送方法と便利な割引サービスを解説」をご覧ください。

メルカリの商品をビニール袋で送るときの注意点

メルカリの商品をビニール袋で送る際は、以下に注意しましょう。

• 宛名の書き方
• 切手を貼る位置
• 商品の梱包方法
• 頻繁な発送にはまとめて梱包袋を準備

それぞれ詳しくみていきましょう。

住所の書き方

ビニール袋に直接住所を書かないように気をつけましょう。ビニール袋に直接記入することによって、送っている最中に袋がこすれて文字が消えてしまったり、相手に不快な思いをさせてしまったりする可能性があります。ビニール袋で発送する際は宛名シールや紙を使い、ビニール袋に貼り付けましょう。

切手を貼る位置

切手の上にテープを貼ることは避けましょう。テープで切符を完全に覆うと、切手が無効になる可能性があります。消印が押せるように、テープは切手付近を避けて使用しましょう。宛名シールや紙に切手を貼るのも有効です。

商品の梱包方法

中身が透けて見えるとプライバシーの侵害となり相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。高価な物を送る際は、盗難のリスクも考えられるため、まず透明袋や別のビニール袋に入れ、そのあと発送用のビニール袋に入れることで、水濡れ防止や損傷を避けることが可能です。
ダンボールワンではプライバシーが守れる透けないビニール袋を販売しています。水に強いポリエチレンを使用した宅配ビニール袋となるため、破れにくく水濡れの心配もありません。

まとめ

メルカリで商品をビニール袋で送る際のメリットには、送料の節約や梱包のコンパクト化、水濡れ対策などが挙げられます。一方、デメリットとしては、ビニール袋の低耐久性と透明性により、中身が見えるリスクがあります。梱包時には、住所の書き方、切手の貼り方、商品の保護に注意を払う必要があり、高価な物やプライバシーに配慮が必要なアイテムの場合は特に慎重に梱包するべきです。さらに、ビニール袋を選ぶ際は、耐水性や透けない材質のものを選択することが重要です。
ダンボールワンではプライバシーが守れる透けないビニール袋や内側にプチプチが付いたビニール製封筒を販売しています。水に強いポリエチレンを使用した宅配ビニール袋となるため、破れにくく水濡れの心配もありません。またまとめで購入することも可能となり、最短当日発送ですぐに手元に届きます。
メルカリの商品をビニール袋で送りたいと思っている人は、ぜひダンボールワンで購入を検討してみてください。