メルカリで3センチのものを送る方法には、宅急便コンパクトやゆうパケットプラスをはじめ様々なものがあります。本記事では、メルカリで3センチほどの荷物を送りたい場合におすすめの方法を、条件や送料などとともに紹介しています。厚みがあるものを少しでも安く送りたい場合におすすめの方法も紹介しているので、参考にしてください。

メルカリで3センチ以上のものを送る方法

メルカリで3cm以上のものを送る方法には、様々なものがあります。
それぞれサイズや重さにより料金が変わるので、特徴を知って使い分けるのがおすすめです。
ひとつずつ、詳細を見ていきましょう。

宅急便コンパクト

ヤマト運輸のサービスである「宅急便コンパクト」は、60サイズ未満の荷物をお得に送れるサービスです。
メルカリの配送では、らくらくメルカリ便として全国一律料金で荷物を送れます。
なお、利用には、専用資材である「宅急便コンパクト専用BOX」が必要です。
【宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）の概要】

サイズ	重さ	送料（全国一律）	専用資材代金
縦20cm×横25cm×高さ5cmの箱に収まるサイズ	指定なし	450円	70円

宅急便

「宅急便」は、ヤマト運輸のサービスのひとつです。
荷物の縦、横、高さの合計と重さによりサイズが定められており、最大3辺合計200cm以内、重さ30kg以内の荷物が送付できます。
メルカリの配送では、全国一律料金で利用可能です。
なお、専用資材はありません。
【宅急便（らくらくメルカリ便）の概要】

サイズ	3辺合計	重さ	送料（全国一律）
60サイズ	60cm以内	2kgまで	750円
80サイズ	80cm以内	5kgまで	850円

ゆうパケットポストmini

「ゆうパケットポストmini」は、専用封筒で荷物を送れる日本郵便のサービスです。
厚み規定はありませんが、郵便ポストに投函できる事が利用条件です。
投函できる厚みの目安は3cmとされていますが、郵便ポストの投函口が小さなポストを利用するときは、入らない場合もあります。
なお、大型投函口郵便ポストの正面に向かって右側の投函口への投函はできません。

【ゆうパケットポストmini（ゆうゆうメルカリ便）の概要】

サイズ	重さ	送料（全国一律）	専用資材代金
長辺21.6cm×短辺17.8cmの封筒に収まるサイズ	2kgまで	160円	20円

ゆうパケットポスト

日本郵便のサービスである「ゆうパケットポスト」は、「ゆうパケットポスト専用箱」か「ゆうパケットポスト発送用シール」を利用して荷物を送付できます。
専用箱は厚さ3cmまでの荷物に対応しています。
発送用シール利用時は、「ゆうパケットポストmini」同様郵便ポストに投かんできる事が利用条件です。
【ゆうパケットポスト（ゆうゆうメルカリ便）の概要】

	サイズ	重さ	送料（全国一律）	専用資材代金（※）
ゆうパケットポスト専用箱利用時	縦32.7cm×横22.8cm×厚さ3cmの箱に収まるサイズ	2kgまで	215円	65円
発送用シール利用時	3辺合計60cm以内（長辺34cm以内、かつ郵便ポストに投かん可能なもの）	2kgまで	215円	20枚入り100円

（※）専用資材の料金は、取り扱い店舗により異なる可能性があります。

ゆうパケットプラス

「ゆうパケットプラス」は、専用の包装資材を使う日本郵便のサービスです。
厚さ7cm以内の荷物を、全国一律料金で送付できます。
【ゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）の概要】

サイズ	重さ	送料（全国一律）	専用資材代金
縦24cm×横17cm×厚さ7cm以内	2kgまで	455円	65円

ゆうパック

日本郵便のサービスである「ゆうパック」は、縦・横・高さの合計サイズにより料金が変わる発送形態です。
最大サイズは、3辺合計170cmで、重量は一律25kgまでです。
通常のゆうパックは地域により金額が変わりますが、ゆうゆうメルカリ便では全国一律料金で商品の発送ができます。
【ゆうパック（ゆうゆうメルカリ便）の概要】

サイズ	3辺合計	重さ	送料（全国一律）
60サイズ	60cm以内	25kgまで	750円
80サイズ	80cm以内	25kgまで	870円

定形外郵便

「定形外郵便」は、日本郵便のサービスです。
長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内の荷物は規格内、長辺60cm以内かつ、長辺＋短辺＋厚さが90cm以内及び重量4kg以内の荷物は規格外として取り扱われます。
料金は、重さにより異なります。
【定形外郵便の概要】

重さ	規格内料金（全国一律）	規格外料金（全国一律）
50g以内	120円	200円
100g以内	140円	220円
150g以内	210円	300円
250g以内	250円	350円
500g以内	390円	510円
1kg以内	580円	710円
2kg以内	ー	1,040円
4kg以内	ー	1,350円

レターパックプラス

レターパックプラスは、A4サイズの封筒に収まるものであれば、全国一律料金で荷物を送れる日本郵便のサービスです。
なお、レターパックライトは厚さが3cm以内であれば利用可能です。
【レターパックプラスの概要】

サイズ	重さ	送料（全国一律）
A4（340mm×248mm）の専用封筒に入るサイズ	4kg以内	520円

メルカリで3センチ以上のものをお得に送れるのは？

メルカリで3cm以上のものをお得に送りたいなら、宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）かゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）、レターパックプラスがおすすめです。
それぞれ規定のサイズや重量が異なるので、用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。
【宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）、ゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）、レターパックプラスの比較】

	サイズ	重さ	送料	専用資材代金	送料＋専用資材代金
宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）	縦20cm×横25cm×高さ5cmの箱に収まるサイズ	指定なし	450円	70円	520円
ゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）	縦24cm×横17cm×厚さ7cm以内	2kgまで	455円	65円	520円
レターパックプラス	A4（340mm×248mm）の専用封筒に入るサイズ	4kg以内	520円	ー	520円

基本的に、宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）、ゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）、レターパックプラスの送料＋専用資材代金は変わりません。
ただし5cm以上の厚みがあるものに関しては、宅急便コンパクトでの送付は不可です。
分厚い衣類やかさばるものを送付したい場合は、ゆうパケットプラス（ゆうゆうメルカリ便）やレターパックプラスを利用するといいでしょう。
一方、宅急便コンパクトは重量制限がありません。
そのため、金属製品をはじめとした重量のあるものの送付には宅急便コンパクト（らくらくメルカリ便）が適しています。

メルカリで3センチ以上のものを安く送るポイント

メルカリで厚み3cm以上のものを少しでも安く送りたいのであれば、できる限りコンパクトになるよう梱包するのが大切です。
重さで決まる発送方法であれば料金は基本的に変わりませんが、大きさで決まるものはコンパクトにすれば安くなる場合があります。
ただしコンパクトにすることに囚われすぎて、商品を傷めることがないよう気をつけましょう。

緩衝材を使いすぎない

メルカリの商品を少しでも安く送りたいなら、緩衝材を使いすぎないことが大切です。
緩衝材を多量に使うと厚みが増えてしまうほか、場合によっては重さも増してしまうことがその理由です。
商品が壊れないよう留意しながら、必要以上の緩衝材を使わないように心がけるといいでしょう。

圧縮袋を使う

衣類やバッグ、タオルなどの布物の厚みを少しでも減らしたいなら、圧縮袋を使うのも一考です。
ただし商品の素材によっては皺が入ったり型崩れしてしまったりする場合もあるため、あらかじめ購入者に了解を得ることを忘れないようにしてください。

メルカリで3センチギリギリのものや少しオーバーするならゆうパケットポスト

メルカリで3cmギリギリサイズのものを送付したい場合は、ゆうパケットポストの利用がおすすめです。
特に発送用シールを利用する方法であれば、郵便ポストに投函できることが条件なので厚みが問われません。
日本郵便の公式サイトでは、郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3cmとしていますが、実際の郵便ポストの投函口は古いタイプであれば厚さ3.4cm、新しいタイプであれば厚さ4cmほどのものが多いため、3cmを少し超える程度であれば投函できる可能性があります。
より安心したいなら、あらかじめ投かん予定の郵便ポストが、どのぐらいの大きさかを調べておくのも一考です。

まとめ

メルカリで3センチ程の荷物を送りたいときには、宅急便コンパクトやゆうパケットポスト、定形外郵便、レターパックなど様々なサービスが利用できます。
それぞれ対応しているサイズや重量、発送方法が異なるので、よりシーンに適したものを選ぶといいでしょう。

また、メルカリで少しでも送料を安くしたい場合は、緩衝材を減らしたり圧縮袋を使ったりすることも有効です。
ただしトラブルにならないよう、あらかじめ購入者に確認したり安全性を高めたりすることも忘れないようにしてください。