箱の中に花を敷き詰めたフラワーボックスは、手軽に花を飾れる人気アイテムです。本記事では、フラワーボックスを手作りしたい人向けの簡単な方法を、生花、造花に分けて解説しています。部屋のデコレーションにフラワーボックスを置きたい場合、ギフトにフラワーボックスを作りたい場合も、参考にしてください。箱の選び方や、おすすめの箱、さらにどのぐらい日持ちするのかも紹介しています。
フラワーボックスを手作りするときの箱の選び方
フラワーボックスを手作りするときに重要なのが、箱の選び方です。
箱の素材や形状、サイズに決まりはありませんが、あまり大きすぎるものだと花を詰めるのが大変になってしまいます。
また、細い箱や複雑な形状の箱は大きい花だと上手く収められないこともあります。
中に入れる花とのバランスを考慮しながら選ぶと、きれいに仕上がるでしょう。
ダンボールワンでボックスを用意
フラワーボックスを複数個作りたい場合や、様々な箱の種類を試してみたい場合、まとめ買いしておきたい場合には「ダンボールワン」で箱を準備しておくのがおすすめです。
◆ギフトボックス(YP-EE-622)
正方形型でバランスよく花材も入れられる、スリーブ型のギフトボックスです。
レザーのような質感のボックスで、高級感のあるフラワーボックスが作れます。
底にはスロープ用のフラップがついているため、見栄えの良い作品になるでしょう。
◆ギフトボックス(YP-EE-601)
スリーブ付きでアレンジしやすい、ギフトボックスです。
花材のデザインや色味も見やすいため、華やかなフラワーボックスを作りたい場合にもおすすめです。
シンプルなデザインで、どんなアレンジも引き立ててくれます。
◆クリアボックス(SJ-006826200)
どの角度から見ても花を楽しめる、PVC素材のボックスです。
水に強いクリアボックスは、生花を使ったフラワーボックスを作りたい場合にもおすすめです。
ラッピングに使う不織布や紙パッキンで個性を出したいときにも、ぜひ利用してください。
◆サークルBOX(SJ-006868353)
デザイン性の高いフラワーボックスを作りたい方にもおすすめの、サークル型のボックスです。
向きを問わず飾れるので、カウンターやデスク上に飾るときにも重宝するでしょう。
シックなカラーで、花材を美しく見せてくれます。
フラワーボックスを手作りするときに必要なもの
フラワーボックスを手作りする際は、ボックスのほかにも必要なものがあります。
作りたいデザインや使う資材によっても異なりますが、一例を紹介します。
【材料】
- 花材(生花・造花どちらでも可)
- ボックス
- フローラルフォーム
- セロファンかポリプロピレン製の袋(生花の場合)
- ワイヤー(造花の場合)
- リボン、プレート、メッセージカード、シールなどのデコレーショングッズ
ボックス内で花を固定する際には、フローラルフォームといわれる給水スポンジに差します。
フローラルフォームは生花用、造花用、そして両用タイプと分かれているので、用途に合ったものを選びましょう。
生花の場合は、水を含んだフローラルフォームを使います。
そのため、紙製ボックス利用時はセロファンやポリプロピレン製の袋など、ボックスを水気から守るものも用意してください。
造花の場合は、ワイヤーを使うと花や飾りを固定しやすいでしょう。
その他、ボックスを華やかにするデコレーショングッズも好みで準備してください。
【道具】
- ハサミ
- 包丁かナイフ
- 必要に応じてグルーガンやボンドなどの接着アイテム
フラワーボックスを手作りする際に必要な道具は、ワイヤーや花材のカットに使うハサミと、フローラルフォームのサイズ調整に使う包丁かナイフです。
また、ボックスをデコレーションする際には、接着アイテムがあると便利です。
フラワーボックスを簡単手作りする方法・生花
生花を使ってフラワーボックスを手作りする際は、花を少しでも長持ちさせることが重要です。
また、完全に咲ききっていない花材を使う場合は、完成後に広がることも考慮してアレンジするといいでしょう。
生花を水揚げする
まずは、購入した花材をなるべく早く水揚げをします。
水揚げ方法は花によって異なりますが、一般的な手順は以下の通りです。
- バケツに水を張り、茎の先端を水中に入れる
- 水中で茎の端を斜めに切る
- 水の中に3時間ほど置く
分からない場合、またより花材に合った水揚げ方法を知りたい場合は、花を購入した場所に相談してみましょう。
フローラルフォームを準備する
続いては、フローラルフォームを準備します。
フローラルフォームをカットする際は、包丁か専用ナイフが使いやすいでしょう。
- 箱のサイズに合わせてフローラルフォームをカットする
- バケツに水を貼り、フローラルフォームを吸水させる
- 紙製の箱を使う場合は、箱が水濡れしないようにフィルムやポリ袋で周囲を覆う
- ボックスにフローラルフォームを入れる
フローラルフォームのサイズは、箱より少し低めに作ると見栄え良く仕上がります。
横はできるだけ箱と同じぐらいにしておくと、持ち運んだときにもアレンジが崩れづらくなるでしょう。
花を挿す
花材とフローラルフォームの準備が出来たら、アレンジしていきます。
花は大きめのものから刺し、隙間に小さなものを指すとバランスがいいでしょう。
- 茎を斜めにカットした花を、フローラルフォームにバランスよく挿す
- フローラルフォームが見えないよう、小ぶりな花やグリーン、デコレーション小物で埋める
フローラルフォームは一度穴を開けてしまうと元に戻らないため、花材を挿す際は注意してください。
また、蓋を閉める作品にする場合は、高さにも気を配りながら作るといいでしょう。
箱をデコレーションする
花材をすべて挿し終わった後は、箱をデコレーションします。
リボンを巻いたり、シールやプレートを入れたりするのも素敵です。
シンプルに仕上げるのであれば、ここの工程は省いても問題ありません。
フラワーボックスを簡単手作りする方法・造花
造花を使ってフラワーボックスを作る際は、フローラルフォームには水を含ませずに作ります。
柔らかい素材の造花は、ワイヤーを利用して安定させましょう。
フローラルフォームをカットし、セットする
使うボックスのサイズに合わせて、フローラルフォームをカットします。
箱の高さよりもやや低めにすると、きれいに仕上がります。
- 箱のサイズに合わせて、フローラルフォームをカットする
- 固定が必要な場合は、箱にボンドやグルーガンなどで接着する
造花にワイヤーを巻き付ける
使いたい造花が柔らかい場合は、茎部分にワイヤーを巻き付けて挿しやすくします。
- 造花の茎より数センチ長めにワイヤーをカットする
- 造花の茎に数回ワイヤーを巻き付ける
- ワイヤーがグラグラする場合は、別のワイヤーでさらに固定するか、ボンドやグルーガンで固定する
フローラルフォームに造花を挿す
バランスを見ながら、造花をフローラルフォームに刺していきます。
- 造花や飾りをバランスよく挿す
- フローラルフォームが見えないよう、小ぶりな花やグリーン、デコレーション小物も挿す
強固に作りたい時は、グルーガンやボンドで固定しながら作っていくのもおすすめです。
蓋を閉める場合は、高さや横からのはみ出しにも注意します。
箱をデコレーションする
造花を挿し終わった後は、箱をデコレーションします。
箱自体に造花を貼るほか、レースやパールシールなどをつけるのも、おすすめです。
フラワーボックスの日持ちは花によって異なる
フラワーボックスを手作りした場合、気になるのは日持ちです。
生花の場合、花の種類によって異なりますが、おおむね1週間ほどといわれています。
なるべく涼しく直射日光が当たらない場所で、3日に1度ほど水やりをすると長持ちするでしょう。
また、プリザーブドフラワーにすると日持ちは良いですが、特殊な加工や材料が必要です。
加工業者もあるので、相談してみるのも一考です。
なお、造花の場合、花が枯れてしまうことはありませんが、日焼けや温度で花材が劣化してしまう可能性もあります。
まとめ
プレゼントにも人気のフラワーボックスは、手作りすることが可能です。
使う花材やボックス、そしてデコレーションアイテムによって印象も大きく変わるため、アレンジも楽しめるでしょう。
ダンボールワンでは、フラワーボックスにぴったりの箱も多数取り揃えています。
気になった方は、ぜひ商品もチェックしてください。