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ゆうパケットとクロネコゆうパケットの違いを徹底解説!

「クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どのような違いがあるのか」「どちらを使ったらいいのか」と思う人も多いでしょう。
荷物の発送方法は様々な種類があり、似ている名称であれば、なおさら迷ってしまうものです。
この記事では、クロネコゆうパケットとゆうパケットの違いを詳しく解説します。
どちらで荷物を送れば良いのかわかるため、ぜひ参考にしてみてください。

クロネコゆうパケットとは

クロネコゆうパケットとは、2023年10月1日から開始した日本郵便の配送網を利用した法人向けの新サービスです。
現在は東京都を除いて販売されており、2024年度末をめどに全地域で利用ができる予定です。また、クロネコゆうパケットの普及に伴い、ネコポスのサービスは段階的に終了する計画が発表されています。

ゆうパケットとは

ゆうパケットは、日本郵便が提供している軽くて小さな荷物の発送サービスです。
おもに書籍やCD、DVD、衣類などの小型の品物を送る際に利用されます。

クロネコゆうパケットとゆうパケットの違い

クロネコゆうパケットとゆうパケットの違いは、以下のとおりです。

  • 対象
  • サイズ
  • 重さ
  • 厚さ
  • 送れるもの
  • 料金
  • 発送方法
  • 配達方法
  • 配達日数
  • 配送状況確認
  • 補償
  • その他

それぞれ詳しく解説します。

対象

クロネコゆうパケットとゆうパケットの対象者の違いは、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
対象 個人・法人(個人事業主含む) 法人(個人事業主含む)

ゆうパケットは個人、法人問わず、誰でも利用ができるサービスです。
そのため、プライベートでの贈り物やフリマアプリで発送するときなどにも、利用できます。

一方クロネコゆうパケットは、法人や個人事業主に限られます。
利用するにあたって、ヤマト運輸と法人契約が必要です。
契約するにはホームページからヤマトビジネスメンバーズにアクセスし、法人(掛売り)契約の申し込みをします。

サイズ

クロネコゆうパケットとゆうパケットの発送サイズの違いは、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
サイズ上限 縦・横・厚さの3辺合計:60cm以内で、長辺:34cm以内 縦・横・厚さの3辺合計:60cm以内で、長辺:34cm以内
サイズ下限 ・円筒形状またはこれに類する形状のもの
長さ14cm、直径(もしくは短径またはこれらに類する部分)3cm
・上記以外のもの
長さ:14cm以上、幅9cm以上
縦:14cm以上、横:9cm以上

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらもサイズの上限は同じです。
また両サービスとも箱の指定はなく、規定範囲のサイズであれば封筒での発送も可能です。

ゆうパケットに関しては上記のサイズ下限より小さなものでも、厚紙または耐力のある紙、もしくは布で作成した長さ12cm、幅6cm以上の大きさの宛名札をつければ発送できます。

ダンボールワンではクロネコゆうパケットとゆうパケットの規定サイズの箱や封筒を購入できます。最短で当日出荷が可能なため、すぐにお届けが可能です。ぜひダンボールワンで購入を検討してみてください。

重さ

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、以下のとおり重さに違いはありません。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
重さ 1kg以内 1kg以内

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、両方とも1kg以内まで発送が可能なため、どちらのサービスを選択しても問題ありません。
発送方法を選ぶ際には、重さ以外の要因を考慮して決定するといいでしょう。

厚さ

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、以下のとおり暑さの規定は同じです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
厚さ 3cm以内 3cm以内

クロネコゆうパケットとゆうパケットの厚さに関しては、どちらのサービスも同じ基準を採用しており、利用者は荷物の厚さを気にすることなくサービスを選択できます。

送れるもの

送れるものは、クロネコゆうパケットとゆうパケットのどちらも小さく軽いものが対象です。
具体的には、以下のようなものを送れます。

  • 書籍
  • 衣類
  • DVD
  • コスメ
  • スマホケース
  • ゲームソフト
  • トレーディングカード など

ただし信書や現金・貴金属などの貴重品、および爆発物、液体、などの危険物は送れないため、理解しておきましょう。

料金

クロネコゆうパケットとゆうパケットの料金は、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
厚さ1cm 250円(税込み) 250円(税込み)
厚さ2cm 310円(税込み) 310円(税込み)
厚さ3cm 360円(税込み) 360円(税込み)

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらも荷物の厚さに基づいて料金が設定されており、厚さ1cm、2cm、3cmの場合でそれぞれ異なる料金が定められています。
料金は全国一律であり、発送地や到着地に関わらず同じ料金で利用が可能です。

発送方法

クロネコゆうパケットとゆうパケットの発送方法は、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
発送方法 ・ポスト投函
・郵便局
・ヤマト運輸営業所
・担当セールスドライバーによる集荷

ゆうパケットは専用宛名シールを貼ったあと、郵便局の窓口、またはポストに投函するだけで発送ができます。
後述しますが、専用宛名シールは郵便局窓口で受け取れます。

一方クロネコゆうパケットは、ヤマト運輸営業所、または担当セールスドライバーによる集荷に限られます。
集荷サービスにより大量集荷にも対応しているため、発送する荷物が多い法人や個人事業主にとっては便利だといえるでしょう。
どちらもコンビニで発送ができない点は、注意が必要です。

配達方法

クロネコゆうパケットとゆうパケットの配達方法は、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
配達方法 ・郵便受けに投函
・郵便局留め
・郵便受けに投函
・郵便局留め

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらも基本的に郵便受けに投函されます。
郵便受けに入らない場合は、不在票を郵便受けに入れ、持ち戻ります。

ほかにも、郵便局留めのサービスを利用できます。
郵便局留めとは郵便物を自宅に届けてもらわず、郵便局内に留め置きにしてもらい、自分から取りに行くサービスです。
郵便物が届いたことを同居人に知られたくない人や都合のつく日に自分で荷物を取りに行きたいと思う人に向いています。
郵便局で荷物を受け取る際は、本人確認書類が必要となるため、理解しておきましょう。

郵便局留めのことをさらに詳しく知りたい人は「郵便局留めのやり方を徹底解説!どんな郵便物が利用できる?」をご覧ください。

配達日数

クロネコゆうパケットとゆうパケットの配達日数は、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
配達日数 引き受けた日を起算として、おおむねその翌日から翌々日
※遠方へのお届けは日数を要する数日〜1週間ほど
引き受けた日を起算として、おおむねその翌日から翌々日
※遠方へのお届けは日数を要する数日〜1週間ほど

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらも荷物を引き受けてから翌日から翌々日に届くことが基本です。
しかし到着地が遠方の場合や離島などの一部の地域は、数日から1週間かかることもあります。
ゆうパケットであれば、Webサイトの「お届け日数を調べる」にアクセスし、差出元と宛先の郵便番号を入力するだけで簡単に配達日数を調べることが可能です。

配送状況確認

クロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらも郵便追跡サービスで配送状況を確認できます。
ゆうパケットでは9から始まる12桁の送り状番号を入力することで配達状況の確認が可能です。
また郵便局で宛名ラベルを発行したあと、日本郵便アプリの発行一覧からも配送状況を確認でき、この場合番号の入力は必要ありません。

一方クロネコゆうパケットでは「送り状発行システムB2クラウド」で発行した際の送り状番号を入力します。

補償

クロネコゆうパケットとゆうパケットの補償は、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
補償 無し 有り(3000円)

クロネコゆうパケットの補償金額は、ひとつの荷物につき税込3000円までです。
荷物の価格が税込3000円を超える場合には、以下の方法で発送しましょう。

  • 宅急便:補償金額税込30万円まで
  • 宅急便コンパクト:補償金額税込3万円まで

荷物にあわせて送り方を変更すると安心です。

一方ゆうパケットには、補償がないため注意が必要です。

その他

クロネコゆうパケットとゆうパケットのその他のサービスは、以下のとおりです。

  ゆうパケット クロネコゆうパケット
お届け希望日の指定 不可 不可
通知サービス 無し 無し
転居・転送サービス 有り 有り
着払い 不可
宛名ラベル 専用シールが必要 専用シールが必要

クロネコゆうパケットとゆうパケットでは、どちらのサービスもお届け希望日の指定は不可であり、通知サービスも提供されていません。
また、転居・転送サービスはどちらでも利用可能です。
ただし着払いに関しては、ゆうパケットのみが対応しています。
ゆうパケットの着払いを利用したい場合、着払い専用のラベルはありません。
差出受付時に別途着払いシールを貼る必要があるため、宛名シールを発行する際に、郵便局窓口にて確認してください。

宛名ラベルは両サービスとも専用シールの使用が必要です。
クロネコゆうパケットは「送り状発行システムB2クラウド」を利用して専用の宛名シールを発行できます。
このシステムは、ヤマト運輸の宛名ラベルをプリンタで無料で発行できるサービスです。

一方ゆうパケットの専用宛名シールは、日本郵便アプリで作成が可能です。発送までの流れは以下のとおりです。

  1. アプリ内で宛名ラベルの情報を入力し、二次元コードを作成
  2. 郵便局窓口または郵便局に設置してある専用プリンタ「ゆうプリタッチ」で宛名ラベルを印字
  3. 荷物にラベルを貼付け発送

ゆうプリタッチを設置していない郵便局でも窓口担当者がスキャナーで読み込みをするため、利用できます。
ただし、提携コンビニではラベルを印字できないため、注意しましょう。

まとめ

クロネコゆうパケットとゆうパケットの大きな違いは対象者です。
クロネコゆうパケットは法人または個人事業主に限られますが、ゆうパケットは誰でも利用が可能です。
サイズや料金などに大きな違いはありませんが、大量発送の必要性や補償の有無などに基づいて適切な発送方法を選択するといいでしょう。

またクロネコゆうパケットとゆうパケットは、どちらも箱の指定がありません。
しかし、厚さ3cm以内の箱やA4サイズの入れ物を探すのが難しいと思う人もいるのではないでしょうか。
また大量発送を検討している人であれば、同じサイズの箱を複数準備することも大変です。
そのようなときにはネットショップを活用しましょう。
なかでもダンボールワンでは、クロネコゆうパケットとゆうパケット両方に対応している箱や封筒を販売しています。
少量から大量の注文まで対応可能なので、個人、法人問わず利用しやすいといえます。
ぜひダンボールワンで購入を検討してみてください。

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