年末年始や春先といえばカレンダーのやりとりが増える季節。特にアイドルやアニメなどのカレンダーはメルカリやラクマなどのフリマサイトでもよく売買されています。
紙製のカレンダーは、どのように梱包・発送すれば良いのでしょうか。ここではカレンダーの梱包・発送方法について解説します。
カレンダーの梱包方法
カレンダーは紙製品が多く、できるだけ折ったり曲がったりせずに送りたいところです。梱包する際は、端のめくれ上がりなどがないよう、丁寧な梱包を心がけましょう。
カレンダーを丸める梱包
折り曲げたくない壁掛けカレンダーは、端から丸めて梱包しましょう。
必要なもの
- 筒型ダンボール
- ビニール袋
- ラップの芯のような硬めの芯(カレンダーの横幅にあわせた長さ)
- 気泡緩衝材
- 粘着テープ
梱包方法
STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5
- カレンダーを筒状に丸める
カレンダー上部の壁掛け用金具が内側になるように丸めます。
この際、ラップの芯のような硬めの芯に巻くようにして丸めると潰れ防止になります。 - テープでとめる
カレンダーの巻き終わりに直接テープを貼ったり輪ゴムで固定したりすると、カレンダーを破損する原因になります。
丸めたカレンダーの上から紙を巻き、その紙の巻き終わりを粘着テープでとめましょう。 - ビニール袋に入れる
水濡れ防止のためにポスター用に使われる筒状のビニール袋に入れます。
その際、カレンダーの端が折れ曲がらないように気をつけましょう。
ビニール袋の両端の余り部分は、丸めたカレンダーの内側に押し込みます。 - 気泡緩衝材を巻く
ビニール袋の上から、さらに気泡緩衝材を巻いてカレンダーを保護します。 - 筒型ダンボールに入れる
丸めたカレンダーを長細い筒型ダンボールに入れ、フタが開かないように粘着テープでとめます。
おすすめの梱包資材
筒型ダンボールは四角状のものより三角状のほうが強度は高いです。
三角状の筒型ダンボール(三角ケース)は、ヤマト運輸や郵便局、ダンボールの通販サイトなどで購入できます。
ダンボール・梱包資材の専門店「ダンボールワン」では、三角ケースのほか、A2・B2・B3サイズのカレンダーやポスターを丸めることなく梱包できるヤッコ型ケースも取り扱っています。
大量購入の際はぜひダンボールワンでご検討ください。
カレンダーを丸めない梱包
丸められない卓上カレンダーは、保護した上でそのまま梱包します。
また、壁掛けカレンダーを丸めたくない、丸められない場合も同様です。
必要なもの
- 紙袋や封筒(発送に使える袋)
- 厚紙
- ビニール袋
- 気泡緩衝材
- 粘着テープ
梱包方法
STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
- ビニール袋に入れる
水濡れ防止のためにビニール袋に入れます。
その際、カレンダーの端が折れ曲がらないように気をつけましょう。 - 厚紙で挟む
カレンダーを厚紙で挟み、粘着テープで固定します。 - 気泡緩衝材で保護する
厚紙の上から、気泡緩衝材を巻いてカレンダーを保護します。 - 紙袋に入れる
紙袋や封筒に入れ、口が開かないように粘着テープでとめます。
カレンダーのおすすめ発送方法
壁掛けカレンダー(丸めた場合)の発送
定形外郵便(規格外)【最安】
定形外郵便はサイズによって規格内と規格外にわかれますが、一般的な壁掛けカレンダーのサイズ(約55cm×約40cm)は規格外に該当します。定形外郵便の規格外の送料は全国一律で、重さ150g以内が300円、250g以内が350円、500g以内が510円です。ほかの発送方法と比べて安い料金で送れるのでおすすめです。
ゆうパック
一般的な壁掛けカレンダーのサイズであれば送れます。
料金はサイズと届け先エリアによって変わりますが、例えば都内から都内の場合、100サイズ(3辺計100cm以内、壁掛けカレンダーを丸めた場合の目安サイズ)で1,280円です。
定形外郵便と比べて割高ではありますが、追跡や補償のサービスが付いています。
宅急便
一般的な壁掛けカレンダー(約55cm×約40cm)であれば、概ね送れます。
料金はサイズと届け先エリアによって変わりますが、例えば関東から関東の場合、100サイズ(3辺計100cm以内、壁掛けカレンダーを丸めた場合の目安サイズ)で1,390円です。
メルカリ便
メルカリで売れたカレンダーであれば、日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便(ゆうパック)」やヤマト運輸の「らくらくメルカリ便(宅急便)」が便利です。
どちらも宛名書きが不要で、全国一律料金といったメリットがあります。
壁掛けカレンダーを丸めた場合の目安である100サイズの送料はゆうゆうメルカリ便で1,070円、らくらくメルカリ便で1,050円です。
卓上カレンダーの発送
定形外郵便(規格内)【最安】
定形外郵便はサイズによって規格内と規格外にわかれますが、ほとんどの卓上カレンダーが規格内で収まります。定形外郵便の規格内の送料は全国一律で、重さ100g以内が140円、150g以内が210円です。
ゆうメール
利用にサイズ制限がありますが、ほとんどの卓上カレンダーを送ることが可能です。
郵便局窓口のほか郵便ポストからも発送できますが、封入口の一部を開いておく、外装に透明な部分をつくるなど、中身が目視できるようにしておく必要があります。
料金は全国一律で重さ150gまでが180円です。
レターパック
専用の封筒を郵便局窓口やコンビニなどで購入する必要があります。
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があり、おもな違いは以下の通りです。
- レターパックライト
- 郵便受けに配達。厚さ3cm以内。料金は全国一律370円
- レターパックプラス
- 対面配達。厚さ制限なし。料金は全国一律520円
卓上カレンダーであればレターパックライトで問題ありませんが、梱包によって厚さが3cmを超えるような場合はプラスを選びましょう。なお、郵便局窓口のほか郵便ポストからも発送できます。
まとめ
カレンダーの梱包で大事なのは、折れ曲がったり潰れたりしないようにすることです。気泡緩衝材で保護したり、厚紙で補強したりして対策しましょう。また、筒状のダンボールや三角ケースを使用するなど外側の梱包材にも注意して、発送しましょう。