好きなブランドやキャラクターもの、イベントでもらったものなど、ステッカーが好きで集めていたりよく購入したりする人は多いのではないでしょうか。
手元にステッカーが増えてくると、整理のためにメルカリやヤフオクで売ることもあります。
そういうときには、簡易包装にして送ってしまい、配送中に折れて低い評価をつけられてしまわないよう、気をつけたいものです。
そこで今回は、ステッカーの正しい梱包方法と発送方法を紹介します。

ステッカーの梱包方法

ここでは配送中に折れてしまったり、雨で濡れたりしないようしっかりと梱包する方法を紹介します。

梱包に必要なもの

• ビニール袋
  
  ステッカーを水濡れから防ぐための袋です。
  OPP袋だと防水効果だけでなく、中に入れたステッカーをきれいに見せてくれるのでおすすめです。
  袋はステッカーのサイズに合わせたものを用意します。

• 厚紙かダンボール、硬質ケース
  
  ステッカーが折れないために保護をする厚みのある台紙です。
  プラスチック製の硬質カードケースを使ってもよいでしょう。

• テープ
  
  袋に入れたステッカーを台紙に貼ったり、封筒の封をしたりするためのテープです。
  袋や台紙に貼るときは、マスキングテープを使うと剥がしやすいのでおすすめです。

• 封筒
  
  袋などに入れたステッカーを送る用の封筒です。
  ギリギリのサイズだと入れるときにステッカーが折れてしまうことがあるので、余裕のあるサイズを選びます。

ダンボールワンではステッカーの梱包にぴったりな袋や封筒などを豊富にご用意しております。

梱包手順

ステッカーを梱包する際の注意点

ステッカーを梱包する際には、以下の点に気をつけるようにしましょう。

ビニール袋はスライダーなどがついていないものにする

防水用の袋には、できるだけスライダーつきの袋を使わないようにしましょう。
郵便物を仕分けの機械に通す際、上から圧力がかかります。
このとき、ステッカーにスライダー部分が重なっていた場合、ステッカーがスライダーの形に沿って折れてしまう可能性があります。
どうしてもスライダーつきの袋を使う場合は、ステッカーとスライダー部分が重ならないように気をつけてください。

折り曲げ厳禁を記載する

梱包が終わったら、封筒に赤字で「折り曲げ厳禁」と書いておくことをおすすめします。
こうすると配達員が気をつけて扱ってくれる場合があるので、配達中のトラブルを減らすことができます。
しかし、「折り曲げ厳禁」と書いても補償がつくわけではないので、その点は考慮しておきましょう。

ステッカーの発送方法

ステッカーの発送方法を紹介します。
それぞれの発送方法をよく確認して、できるだけコストを抑えて送るようにしましょう。

日本郵便

日本郵便では一般的な普通郵便をはじめ、様々な発送方法があります。
それぞれ、追跡サービスや補償の有無があるので、どの送り方が最適か比較してください。

ミニレター

ミニレターは郵便書簡といって、封筒と便箋が一体になっているものです。
サイズは封筒にしたときで縦16.5cm×横9cm、重さは4gです。
このサイズに入るステッカーであれば、封筒込みで25g以内なら封筒代の63円で送れます。
ただ、紙類以外のものは同封できないので気をつけるようにしましょう。
また、追跡サービスや補償はついていません。

普通郵便

普通郵便（いわゆる手紙）は定形郵便と定形外郵便があります。
定形郵便は縦23.5cm×横12cm×厚さ1cm以内のものを送ることができます。
送料は、25g以内は84円、50g以内は94円です。
また、定形外郵便は規格内と規格外があり、規格内は縦34cm×横25cm×厚さ3cm、規格外は縦横厚さの3辺合計が90cm以内（もっとも長い1辺が60cm以内）のものを送れます。
送料は重さによって以下のようになっています。

また、普通郵便は追跡サービスや補償はついていません。

スマートレター

スマートレターは、A5ファイルサイズ（縦25cm×横17cm）で厚さ2cm、重さ1kg以内のものを送ることができるサービスです。180円で専用の封筒を購入し、郵便ポストか郵便局から発送できます。
また、追跡サービスや補償はついていません。

ゆうパケット

ゆうパケットは、3辺の合計が60cm以内（もっとも長い1辺が34cm以内）、厚さ3cm以内、重さ1kg以内のものを送ることができます。
料金は全国一律ですが、厚さによって異なり、1cm以内なら250円、2cm以内なら310円、3cm以内なら360円です。
ゆうパケットは追跡サービスがついていますが、補償は対象外です。

クリックポスト

クリックポストは、Yahoo!JAPANのIDかAmazonアカウントをもっている人が利用できるサービスで、送料はweb上で支払います。
また、ラベルもweb上で作成できるので、ラベルの手書きが不要です。
サイズは縦34cm×横25cm×厚さ3cm以内で、重さは1kg以内です。
送料は全国一律で185円で、追跡サービスはついていますが補償は対象外なので注意しましょう。

レターパック

レターパックはA4ファイルサイズ（縦34cm×横24.8cm）の専用の封筒を使い、重さ4kg以内のものを送れるサービスです。
レターパックプラスとレターパックライトがあり、レターパックプラスは厚さの制限がありませんが、レターパックライトは厚さが3cm以内の制限があります。
送料は全国一律でレターパックプラスは520円、レターパックライトは370円です。
ステッカーであれば複数枚送るとしてもレターパックライトで十分発送が可能でしょう。
どちらも追跡サービスはありますが、補償は対象外です。

メルカリ

メルカリでステッカーを販売した場合は、日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」を使えます。
ゆうゆうメルカリ便はサイズによって発送方法が異なりますが、ステッカーであれば「ゆうパケット」（A4サイズ、厚さ3cm、重さ1kg以内）か「ゆうパケットポスト」（65円の専用箱か、10枚で75円の発送用シール使用で、郵便ポストに投函可能なサイズ。重さは2kg以内）が最適な発送方法です。
ゆうパケットは全国一律230円、ゆうパケットポストは箱やシール代と別で全国一律215円で送れます。
また、ゆうゆうメルカリ便は追跡サービスがついているほか、匿名配送をすることができ、万が一のときはメルカリによる補償もついています。

まとめ

ステッカーの梱包方法や発送方法を紹介してきました。
薄くて小さいものだからこそ、配送中に折れてしまうなどのトラブルが多くなりますが、できるだけ購入者に喜んでもらえるよう、しっかりとした梱包を心がけるようにしましょう。