配送時に雨や雪が降っていると、どんなに配達スタッフが気をつけていても濡れてしまうことがあります。OPP袋やビニールの袋に入れて水濡れ対策をしましょう。
とくに、郵便受けへ配達される定形外郵便やゆうパケット、ネコポスなどは配達先の郵便受けのサイズが小さいと、はみ出してしまうことがあります。必ず水濡れ対策をしましょう。
使用するビニールはできるだけ未使用なものがオススメです。洋服など大きい商品の水濡れ対策には、未使用ではありませんがショップ袋などでもOKです。

ダンボールで商品を送るときは、どうしても隙間が空いてしまうので緩衝材で商品をくるんだり、隙間を埋めるなどして、ダンボールの中で商品が壊れないようにして送ります。とくに陶器やガラス製品などは、軽い衝撃でも割れてしまうことがあります。しっかりと緩衝材を入れて破損防止をしましょう。

衝撃に弱い精密機器は、緩衝材などで梱包して送るのが鉄則です。商品の外箱は、配送用に作られていないので必ず外箱の上から緩衝材を入れるようにしましょう。精密機器など壊れやすい商品を送るときは、送り状にも商品名とこわれもの注意としっかり書き、配達スタッフに注意喚起しましょう。

家電製品など大型の商品を送るとき、大きな緩衝材がなくて困ってしまうこともあるでしょう。だからといって、使い古したバスタオルやタオルを緩衝材代わりに利用するのは、送られてきた購入者からすると、洗濯済みだとしても気持ちの良いものではありません。割れ物を送るときも同様です。

とくに家電製品の内部は精密機器が入っており、衝撃に弱いためをプチプチなどの空気が入った緩衝材でしっかりとくるみ、ダンボールに入れて隙間を埋めるなど、かなりしっかり梱包しなければなりません。いきなり大きな緩衝材を用意するのは難しいので、日ごろから再利用できそうな緩衝材は保管して置いたり、専用に購入しておいたりすることをオススメします。

メルカリでは送料は発送元（出品者負担）と着払い（購入者負担）のどちらかを選べます。
着払いの場合、購入者はできるだけ安い配送方法で送ってもらいたいのに、商品より大きなダンボールで送られると送料が高くなる場合があります。また大きい箱だと、商品が動かないように緩衝材をたくさん入れてくる場合もあり、購入者は商品とともに大量の緩衝材も受け取ることになります。
商品を梱包するときは、できるだけ商品のサイズに合わせた箱を用意しましょう。

商品を緩衝材で包んであっても、箱や袋の中で固定されていなければ、中で動いてしまい、破損する可能性は大きいです。箱や袋が破れてしまう原因にもなります。ダンボールの箱にテープなどで貼り付けたり、緩衝材で商品が動かないよう固定したりするなどの対策をしましょう。

梱包は必ずしもダンボールである必要はありません。しかし、適当な梱包でも届けば良い、壊れて届いても知らない相手だから大丈夫、という気持ちで送るのは良くありません。メルカリは個人同士での取引なので、お店のような丁寧な対応を求めてはいませんが、送る相手はお金を払って購入してくれた人です。相手が気持ちよく受け取れる状態で送りましょう。

破損などのトラブルに遭わないよう、厳重に梱包をするのは正しい梱包と言えます。しかし、余りにも厳重すぎて、梱包が大きくなりすぎたり、ゴミが増えてしまったりするのは、購入者からはあまり喜ばれない梱包方法です。破損などには気をつけつつ、過剰になりすぎないようにしましょう。

商品を送るとき、中身が見えないように梱包するのは最低限のマナーです。もし商品が貴重なものであった場合、中が見えていたら盗難にあう恐れもあります。配達スタッフや家族に何を購入したか知られたくない人もいます。商品を送るときは、中に何が入っているか見えないように梱包しましょう。