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郵便の追跡ができる方法といちばん安い料金を徹底比較!サービスの違いも注目
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郵便の追跡ができる方法といちばん安い料金を徹底比較!サービスの違いも注目

フリマアプリやオークションサイトなど、郵便物が受取人に確実に届いているか気になる場合が多々あります。

受取人に郵便物が確実に届いたことを知るためには、郵便追跡サービスのついた配送方法を選ぶ方法がおすすめです。そこで今回は、郵便追跡可能な配送方法やいちばん安い料金、サービス内容の比較を紹介します。

特定記録郵便

特定記録郵便は、郵便物やゆうメールのの引き受けを記録するサービスです。郵便物を発送した際に引受の記録となる受領証が受け取れるほか、インターネット上で配達状況の確認もできます。

配達は受取人の郵便受けへの投函のみとなり、受取人から受領印やサインをもらうことはありません。また、オプション速達や配達日指定をした場合を除いては、土曜日・日曜日・休日の配達はなく、万が一配送途中に事故が起きた場合にも損害賠償は受けられません。

利用方法は、郵便局に備え付けてある「書留・特定記録郵便物等差出票」に必要事項を記入して窓口に提出する形となり、「Webゆうパックプリントサービス」を利用すれば自宅から簡単に特定記録郵便物等の宛名ラベルや受領証の作成も可能です。

料金

特定記録の利用料金は160円で、基本料金や運賃に160円が加算されます。これは、郵便物(手紙・はがき)の場合でも、ゆうメールの場合でも同じです。

以下の条件を満たす場合には、割引制度(単割300)として1通あたり11円が割引されます。

  • 同一差出人から取り扱いが同一の郵便物やゆうメール(心身障がい社用ゆうメールを含む)を同時に300通以上差出した場合
  • 料金別納、料金後納、料金計器別納のいずれかで料金を支払った場合
  • 郵便物などの問い合わせ番号をバーコードによって表示する場合
  • 特定記録郵便物などの受領証などを作成した場合

なお、郵便物と心身障がい者用ゆうメールを合わせた数が300通以上の場合は割引対象外です。

ゆうパケット

ゆうパケットは、小さな荷物の発送に適したサービスで、365日いつでも発送可能です。郵便物は受取人の郵便受けに届き、土曜日・日曜日・休日も含め毎日配達されますが、損害補償の対象にはなりません。

遠方や離島など一部の地域の場合は数日から1週間程度の配達ですが、おおむね差出日の翌日~翌々日に届きます。また、荷物の引受情報とお届け完了情報を追跡サービスで確認することも可能です。

利用方法は、郵便窓口でもらえる専用の宛名シールに必要事項を記入するか、スマホアプリで作成した宛名ラベルに運賃分の切手を貼って、郵便窓口や郵便ポストに投函します。

料金

ゆうパケットは重さが1kg以内で、3辺の長さの合計が60cm以内、長辺の長さが34cm以内、厚さが3cm以内であることが条件です。

料金は厚さによって次のように異なります。

厚さ
料金
1cm以内
250円
2cm以内
310円
3cm以内
360円

なお、送料はすべて税込みです。

クリックポスト

クリックポストは、自宅で宛名ラベルや運賃の支払いができ、ポストに投函するだけで受取人の郵便受けに配達か可能なサービスです。

追跡サービスが利用できるため、受取人のポストに投函されたことが確認できます。

ただし、クリックポストを利用するためには次の条件があります。

  • 長さ:14cm~34cmであること
  • 幅:9cm~25cmであること
  • 厚さ:3cm以内であること
  • 重量:1kg以内であること
  • Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントの取得が必要であること
  • Yahoo!ウォレット(クレジットカード払い)またはAmazon Pay(クレジットカード払い)の利用登録が必要であること
  • 速達などのオプションサービスは付加できない
  • 万が一配送途中に事故があっても内容品の損害賠償はない
  • 信書や現金、貴金属などの貴重品や爆発物や毒劇物などの危険物は送付できない

なお、クリックポストは土曜日・日曜日・休日にも配達を行っています。損害補償の対象にはなりません。

料金

クリックポストの料金は、上記の条件内であれば一律185円で利用できます。オプションサービスはないため、クリックポストは一律185円で、ネット決済のみ利用可能と覚えておくとよいでしょう。

レターパック

レターパックは、A4サイズ、4kgまでの荷物を全国一律の料金で送れるサービスで、追跡サービスを利用して荷物の配達状況の確認が可能です。損害補償の対象にはなりません。

郵便局の窓口への差出しのほか、ポストに投函できる厚みのものであればポスト投函も可能です。

サービスを利用する際には、目的に応じて2種類の専用封筒を選びます。

4-1.料金

レターパックには、「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があり、それぞれ次のような違いがあります。


レターパックプラス
レターパックライト
料金
520円(日本全国一律)
370円(日本全国一律)
サイズ
34cm×24.8cm(A4用紙が入るサイズ)

厚み
封が閉まるのであれば制限なし
3cm以内
重量
4kg以内

配達方法
対面で届け、受領印かサインが必要
郵便受けへ配達

レターパックは郵便局の窓口のほか、一部を除くコンビニエンスストアのような郵便切手類を扱う店舗、郵便局のネットショップで購入できます。郵便局のネットショップの場合は20枚単位での販売です。

ゆうパック

ゆうパックは、3辺のサイズの合計が170cm以下、重さ25kgまでに対応する荷物を配送できるサービスで、配達の日時指定はもちろん、郵便追跡サービスによる荷物の追跡も可能です。

最高30万円までの損害賠償制度も付帯しており、土曜日・日曜日・休日も含めて毎日配達を行っています。郵便局の窓口やコンビニエンスストア、取扱所への持ち込みに加え、集荷による発送も可能です。

料金

ゆうパックの料金はサイズや差出元のエリア、配達先のエリアによって大きく異なります。

例えば東京都内から東京都内で送る場合であれば料金は以下のとおりです。

【東京都内から東京都内へ発送した場合の送料】

サイズ
60
80
100
120
140
160
170
荷物の3辺の合計
60cm以下
80cm以下
100cm以下
120cm以下
140cm以下
160cm以下
170cm以下
送料
810円
1,030円
1,280円
1,530円
1,780円
2,010円
2,340円

郵便局やコンビニエンスストア、取扱書などに持ち込んだ場合は、荷物1個につき持込割引として120円が割引されます。詳細な運賃については日本郵便「ゆうパック」のページよりご確認ください。

書留

書留は、郵便物の引受けから配達までの過程を記録し、万が一郵便物などが届かなかったり壊れたりした場合に、原則として差出人からの申し出のあった損害要賠償学の範囲内で実損額が賠償されるというサービスです。

書留は土曜日・日曜日・休日も配達され、郵便物は配達員によって手渡しで受取人に渡されます。その際、受取人の受領印かサインが必要です。

書留は手紙やはがき、ゆうメールなどに利用でき、速達や配達日指定などのオプションサービスも利用できます。サービスの詳細は日本郵便「書留」のページをご確認ください。

料金

書留には「一般書留」と「現金書留」「簡易書留」の3種類があり、次のようにそれぞれに料金やサービスが異なります。

種類 サービス内容
料金
郵便物(手紙・はがき)
現金書留
現金の送付に特化した一般書留。万が一破損や紛失があった場合1万円までが補償される
基本料金に+435円。
さらに、5,000円ごとに+10円を加算することで、上限50万円までの補償が受けられる
一般書留
引受けから配達までの過程を記録し、万が一破損や紛失があった場合は実損額が補償される
基本料金+435円。
損害賠償額は10万円までだが、5万円ごとに+21円を加算することで上限500万円までの補償が受けられる
簡易書留
引受と配達のみを記録する。万が一破損や紛失があった場合は原則として5万円までの実損額が補償される
基本料金+320円。
損害賠償額は5万円まで
ゆうメール
一般書留
引受けから配達までの過程を記録し、万が一破損や紛失があった場合は実損額が補償される
基本料金+380円。
損害賠償額は10万円までだが、5万円ごとに+21円を加算することで上限500万円までの補償が受けられる
簡易書留
引受と配達のみを記録する。万が一破損や紛失があった場合は原則として5万円までの実損額が補償される
基本料金+320円。
損害賠償額は5万円まで

書留は配達員による手渡しのため、確実に受取人に郵便物を届けることができます。内容物が5万円以内のものを送るのであれば、もっとも基本料金の安い簡易書留がおすすめです。

追跡可能な郵便で安いのは送るものによる

追跡可能な郵送方法には様々なものがありますが、できるだけ料金を抑えながら発送したい場合は、送るものによって利用するサービスを変えることをおすすめします。

以下ではその一例を紹介します。

定形郵便の場合

定形郵便のサイズや送料は次のとおりで、小さく軽いものを送るのに向いています。

サイズ

送料

最大
最小
25g以内
50g以内
23.5cm×12cm×1cm
14cm×9cm
84円
94円

特定記録郵便を付けた場合は160円が加算されるため、定形外の場合の送料は以下のいずれかです。

  • 25g以内の場合…244円
  • 50g以内の場合…254円

ただし、特定記録郵便の場合、万が一郵便物の破損や紛失があった場合に補償を受けることができません。もっとも料金が安く補償が受けられる簡易書留の場合の料金は320円なので、送料は以下のいずれかです。

  • 25g以内の場合…404円
  • 50g以内の場合…414円

つまり、定形郵便のサイズ・重さの範囲内で荷物の追跡のみをしたい場合は特定記録郵便を、補償もつけたい場合は簡易書留がもっとも安い方法です。

定形外郵便(規格内)

定形外郵便(規格内)の重さ、最大サイズ、最小サイズは次のとおりになり、料金は重さによって異なります。それぞれの重さ別の料金に、補償のない特定記録郵便、補償がありもっとも安い簡易書留の料金を加算すると次のようになります。

サイズ 重さ
送料
特定記録郵便を利用した場合
簡易書留を利用した場合
最大
最小
50g以内
120円
280円
440円
34 cm×25 cm×3cm
14cm×9cmまでのもの
100g以内
140円
300円
460円
150g以内
210円
370円
530円
250g以内
250円
410円
570円
500g以内
390円
550円
710円
1kg以内
580円
740円
900円

郵便物の重さが150g以上で、なおかつ追跡のみを希望するのであれば、クリックポストの185円がもっとも安く利用できることになります。小さいものであっても封筒の大きさを最小サイズ以上にすれば利用が可能です。

また、定形郵便のサイズの範囲内であれば、重さが250gを超えるのであれば、ゆうパケット(厚み1cm以内:250円、厚み2cm以内310円、厚み3cm以内360円)も定形郵便より安く送れます。

重さが4kgまでであればレターパックプラスは520円で、重さが4kg以内かつ厚みが3cm以内であればレターパックプラスライトも370円と定形郵便よりも安く送ることが可能です。

ただ、これらは補償を希望しない場合のため、補償を希望するのであれ簡易書留や一般書留、ゆうパックの利用をおすすめします。

定形外郵便(規格外)

続いて。定形外郵便(規格外)の重さ、最大サイズ、最小サイズは次のとおりになり、こちらも料金は重さによって異なります。それぞれの重さ別の料金に、補償のない特定記録郵便、補償がありもっとも安価な簡易書留の料金を加算すると次のようになります。

サイズ
重さ
送料
特定記録郵便を利用した場合
簡易書留を利用した場合
最大
最小
50g以内
200円
360円
520円
3辺の合計が90cm以内かつ、もっとも長い辺が60cm以内
3cm×14cmまでの円筒形かこれに似たもの、あるいは14cm×9cmまでのもの
100g以内
220円
380円
540円
150g以内
300円
460円
620円
250g以内
350円
510円
670円
500g以内
510円
670円
830円
1kg以内
710円
870円
1,030円
2kg以内
1,040円
1,200円
1,360円
4kg以内
1,350円
1,510円
1,710円

重さが1kg以内かつサイズが34cm以内×25cm以内×3cm以内で、追跡のみを希望するのであれば、クリックポストの185円がもっとも安く利用できるでしょう。

また、重さが1kg以内で、3辺の長さの合計が60cm以内、長辺の長さが34cm以内、厚さが3cm以内、かつ重さが1kg以内であれば、ゆうパケット(厚み1cm以内:250円、厚み2cm以内310円、厚み3cm以内360円)も定形外郵便(規格外)より安く送れます。

さらに、重さが4kgまでで、縦横のサイズが34cm×24.8cmかつ合計のサイズが90cm以内であればレターパックプラスが520円と定形外郵便(規格外)より安く送れます。重さが4kg以内かつ厚みが3cm以内であればレターパックプラスライトも370円と定形外郵便(規格外)よりも安く送ることが可能です。

ただし、こちらもすべて補償を希望しない場合の方法です。補償を希望するのであれば、簡易書留や一般書留、ゆうパックを利用しましょう。

郵便追跡サービスを利用したほうがいいもの

ここまで郵便追跡サービスの違いや料金について解説してきましたが、「料金もかかかるし、本当に追跡サービスは必要かな?」と感じた人もいるのではないでしょうか。

郵便追跡サービスは確実に受取人に郵便物が届いたことを確認できる便利なサービスですが、基本的に郵便追跡サービスを利用しなくても受取人に郵便物が届くことがほとんどです。

郵便追跡サービスを利用した方がよいケースとしては次のようなケースが挙げられます。

  • 会社に重要書類を送付する
  • 高価なもの、紛失や破損のリスクが高いものを送付する
  • トラブルを避けたい相手に送付する

紛失してしまった場合の損害が大きくなる場合や、トラブルが起こりやすい状況にある場合には郵便追跡サービスを利用した方が安心です。また、例えばクリックポストの方が定形外郵便で送るよりも安いなど、料金が安くなるうえに郵便追跡サービスが利用できるのであれば、郵便追跡サービスを利用できる方法を選んだほうがよいでしょう。

まとめ

郵便追跡サービスは、確実に受取人に郵便物が届いたことを確認できるサービスです。しかし、選び方によっては同じ郵便追跡サービスを受けられるのに料金が高くついてしまったり、万が一の際に保証が受けられない可能性もあります。

郵便追跡サービスをより安く利用するポイントは荷物のサイズと重さです。無駄のない梱包をしながら、必要に応じて郵便追跡サービスを利用しましょう。

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